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#ミステリー
さつまいも
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学生のある帰り道;
「ねぇねぇ、
君は自分が”普通”だと思う?」
「普通..?」
「そう、普通。」
「”普通”…か。
“普通”ってそもそもなんなんだろう。」
「そうだね。
当たり前のように使う言葉なのに。」
「特に変わったところがなく、世間一般にごくありふれていること…。
“普通”なんて馬鹿らしいよ。」
「馬鹿だよ。意味分からないよ。
“普通”は一般的、そんな線。ほとんどの人々を“普通”と呼ぶ。
でも、少しでも違所があると“普通”から外れてしまう。
じゃあ、一般って呼べるの?」
「…謎だね。
“普通”。私たちが自ら作ったもの。」
「私たちは何も分からない。
世界なんて分からない。」
「それはそうだよ。
不明ばっか。」
「はぁ…
やっぱり分からない。
難しいよ、人生は。」
「ふふっ。そうだよね。
全部が嘘みたい。」
「嘘…。
嘘もなんなんだろう?
どこまでが嘘なの?
…こう色々考えると、キリがない。」
「中々終わらないよね。
私たちにはずっと考えることができる。
深く考えることができる。
どんどん深く考えて、もう、ごちゃごちゃ。」
「本当、ごちゃごちゃ。
怖いよ、考えることって。
怖い。」
…うん。
コメント
1件
わあ、第1話からすごく深い会話ですね…! 「普通ってなんだろう」って、普段何気なく使ってる言葉なのに、こうして突き詰めると正体が掴めなくなる感じ、すごくよくわかりました。 二人の距離感が近くて、学校帰りのゆるい空気がそのまま哲学みたいになってるのが素敵です。 暗くなっていく夕方みたいな、じわじわ染みる不安も感じました。 これからどう広がっていくのか、続きがとても気になります🌷