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未来といえばこの子はある不思議なことを言っていたことを思い出す色々なことを話していた記憶等も重なりあっていた。

瑠璃の口からある言葉が出てきたそれは、実はねあのね私ね断片的に記憶を失ってるのいつの日か忘れたけど頭をうっちゃって転んでさ。なんと言いうか、なんと言っても分からなかったがやはりそうだったのかと言うような気がしてきた。だから実は秘密にしてたんだけど、本当は言ってはいけないんだけどさ我慢出来なくて短冊のこととか、運命の人のこととか、便箋のこととかあれも偶然じゃなくて必然的な事だったのだから。何が言いたいかって言うと、私なんでか分からないけど遥先の未来からきた隼人の婚約者なの。

指輪を浜辺で渡されてその時に、あの便箋を何年後か見せようと思ってたんだけどたまたま来ちゃったからさ。行きたくないとも言えないし。なんかこれを言っちゃったら未来が変わっちゃうような気がして言えなかったの今まで言えなくてごめんなさい。どういうカラクリかは分からないけれど私と隼人は結婚する予定というか結婚するの。と階段から駆け落ちるようにいきなりそんなことを言われた僕は信用出来なかったけどなぜか少し受け入れられるところもあった。

一緒に帰る約束をした幼なじみが、実は…未来から来た婚約者だった』

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