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ヴァンパイアイズム

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ヴァンパイアイズム

1 - ヴァンパイアイズム

♥

349

2023年01月20日

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皆さんは「ヴァンパイアイズム」というのをご存知でしょうか。

ヴァンパイアイズムとは吸血することに性的感情、興奮すること

俺はそんな症状をもっている、、、

























「はぁ、はぁ、」

ある夏の暑い日、いろんな高校が集まり、合宿をしている

俺はその中の梟谷のバレー部のセッター赤葦京治、今は烏野と試合中だ、

体育館に響く靴の擦れる音、上がったボールを打つ重い音、さまざまな音が響いている

先生たちの指導を終え各自が自主練に励む中、俺は先輩のスパイカー木兎さんについて第三体育館で音駒の主将黒尾さんと練習中

とはいえ、こんな数人ではなかなか試合が成り立たない

そんな時に烏野の一年、月島蛍君の姿が見えた

それをめざとく黒尾さんは見つけ、誘いに行くのがわかった

実際は嬉しくもあった烏野がいた時に少し気になっていたから、話せるチャンスだと思った

まぁ、そんな自主練やるタイプじゃないと思いこっちには来ないだろうと思っていたが、黒尾さんが上手く乗らせたようで、月島がイラついた様子でこちらに近寄ってくる

俺の方に近づいてきて、一言挨拶を交わした、やっぱり身長が高い、一年で190近く、羨ましいことこの上ない

と、まぁそんなことは置いといて

初めて見た時も思ったけど、綺麗な顔立ちをしている、色素の薄い、髪色、目、高い身長を相まってかなりのイケメンである

内心羨ましい、いや、それより、俺の感情をくすぐる肌、白くて細くて噛みやすそうだと思った

こんなこと言ったら引かれてしまいそうだが、特に首が綺麗だ

肌荒れなんてない、とっても綺麗な状態でその首に流れる汗がまた食欲をそそる

でも、他校の後輩でなんの余地もなく首に噛み付いてしまうのも失礼だし、第一相手がよく思わない

そんなことを考えながら木兎さんにトスをあげたり、

そんなことをしているうちに、夕食の時間が来た、後片付けは後輩に任せて、先輩たちはさっさと食堂に行ってしまった

その時、月島と2人で体育館倉庫の中で2人きりになった

これをチャンスと捉えるべきか、まずは月島に聞いてみようかな、

でも、そもそも俺がヴァンパイアイズムと言う症状のことを話してちゃんと理解してくれるのか

いろいろ疑問に思ったが、見た目も性格も俺好みのため俺が変な症状を持っていることを言おうと思う

「あの、月島、、、」

「痛っ」

声をかけた瞬間に月島の痛いという声が聞こえてきた

どうしたのか様子を見てみると何かに引っかかったのか指が少し切れていた

そこからは真っ赤な血が出てきていた、鉄の匂い、その時ふと、一度だけ謝って人を襲いかけた時、症状を抑えるために大量の血を摂取した時がある

口の中に溢れるさらさらの血、喉に直接温かいのが流れてくる、口いっぱいに含んだ血のことを思い出した

それを一瞬で思い出した後、欲を抑え込もうと必死だったが、もう遅かった、気づけば月島の肩を持ち、首に噛みついた

ガブリと噛んだところからは血の味がした、そこから血を吸い上げる、月島はびっくりして、痛さと恐怖に悶えていた

噛んでいる間に感じるガタガタと震える肩

じゅ、と吸っている血の音が聞こえる

噛まれた傷から血が吸い上げれる感覚は背筋から力が抜け、体が自然とビクビクしている

血が吸われるとともに体から力が抜け体育館倉庫の床にへたり込んでしまった

体が震えているのか吸われる気持ちよさに体が勝手に動いてしまうのか、定かではないが

今はなんともいえない気持ちを互いに感じでいる

ある程度血を吸い終わって満足したころか首を噛むのをやめた、傷跡から垂れる血が背中に伝う、一滴も逃したくないから、背中に垂れる血も全て舐めた

気づいた時には俺のお腹と口は満足していた

月島は床にへたり込んでしまっている、俺は罪悪感に覆われていた

なんの説明もせずになんの躊躇もなく首、すなわちうなじを深く、濃く、噛んでしまった

俺は思わず月島の名前を読んでしまう

振り返った月島は恐怖で怯えた顔をしていた、無理もない、急に噛まれ、血を吸われてしまったのだから

お互いにそこから動くこともできず月島は噛まれた跡を抑えている、もう血は出ていない

すると月島から

「あ、赤葦さん、、、あの、、、えっと、、、ど、どういうことでしょうか、、、」

軽く震えている声は本当に申し訳ないと思わさる

それでも俺のことを気にかけているのか震えながらも俺について知ろうとしてくれた

俺はバンパイアイズムのことを詳しく話した

もちろん月島がタイプで好きだということも諸々話した流石に嫌われてしまったと思い謝罪をしてその場から立ち去ろうとした、しかし、月島に止められた

なぜ止められたかはよくわからないが、急に

「僕もです、、、!」

何に対しての返事か一瞬わからなかった、だがすぐに理解した、さっきの俺の告白に対してだと

完全に引かれたと思った俺の告白は成功した

実は月島も俺のことが好きだとそう言ってくれて嬉しかった

その後俺は月島に抱きついた

今日はいろいろあったが嬉しい日になっている

そのあとも俺たちは順調に関係をすすめ、月島が倒れないラインで俺は月島の血を吸い続けている

なんだかんだ、今までの血で1番美味いのは月島の血だ

俺は本当に月島と出会えて付き合えてよかったと思う






































































俺たちは成人した

もちろん2人で同棲している、俺はいつまで経っても血を吸うことに我慢ができず、、、



「はぁ、ただいま」

俺は仕事から帰って月島に、ただいま、というのが日課である、俺は帰ってすぐ本当に疲れている日はすぐに月島の手にしゃぶりつく

手首を軽く噛んで吸っている、よく活発で血管の見えやすい手首は噛み方によれば注射と同じくあまり痛くない

「赤葦さん、お疲れですね」

頭上から優しい声が聞こえた、いつも通り慰めてくれている

俺はこの時間が1番好き

仕事から解放されてゆっくり月島の手を噛みながら寝る

まぁ、たまに、抑えられない時があるけど、、、

「ちゅ」

俺は月島にキスをした、唇を軽く噛み、血が出たことを確認し、そのまま深いキスをする

舌に絡ませた血と月島の口の中の唾液と混ざり合って、俺の1番好きな血の楽しみ方

この方法だと月島と味が共有できる、月島の方は抵抗はあまりしない、されるがままで俺のいうことをよく聞く

本当に可愛いと心から思う

そして小さな喘ぎ声と舌と舌が触れ合う音、吐息、全てがよく、鮮明に聞こえる

もし明日が平日でなく休日なら、もうこのままベットに押し倒していることだろう

今では月島の首は噛み跡だらけ、今は冬だからつけ放題で、俺は冬が大好きだ

特に見えやすいところにつけるのがいいと俺は思う、もちろん見えずらい俺しか見えない太ももや背中につけるのも俺は好き

そんなこんなで俺らは幸せに暮らしている

この作品はいかがでしたか?

349

コメント

3

ユーザー

本当に良かった〜 でも見た後に前に親いて焦った〜腐女子じゃない人本当に可哀想。こんなにいい物語が見れないなんて笑

ユーザー

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ユーザー

もう最高やばい。性癖にぶっ刺さりましたわ

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