あぁ苦しい。
日向のその綺麗な憎たらしい瞳に俺以外の奴が映るだけで苦しいんだ。
可愛らしい笑顔も俺だけじゃなくて、他の奴にも見せる。
明るくパって照らすその笑顔は、俺の心を癒してくれる、凄いものだと思ってた。
尊敬してた。
愛おしく思ってた。
でも次第に、日向が他の男にその笑顔を散らしてるのを見て、前まで愛おしかったその存在が、どす黒く劈くんだよ。
俺は日向だけのものなのに、
なんで日向は俺だけのものになってくれないの?
そんなの不平等だろ。
何度言っても日向が他の男と一緒にいるなら、俺はその目玉すらくり抜いてしまおうかとも考えた。
そうすれば、日向の傍にいれるのは俺で、日向はほかの男の姿を目に移すことすら不可能になる。
素敵だと思わない?
でも日向に苦しい思いはして欲しくないんだ。
だからさ
「……ひっ…あか…あしさん」
ねぇ日向。俺は優しいからさ日向に選ばせてあげるよ。
「日向。今なら俺から離れることを許してあげる。この腕の中から逃げな?でも逃げなかったその時は………」
このまま日向を喰らい尽くして、俺の中に一生閉じ込めてあげるから。
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ふぅ!最&高⭐️