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莉奈「いいよ、そこに行けば良いわけだね」
チアキ「ありがとうっしょ」
ジン「何の話してるんだ?」
チアキ「諸事情っしょ、妖怪ヒーローなの?」
莉奈「うん、そうだよ?」
チアキ「いつから?」
莉奈「大分前からかな?」
チアキ「何かあったの?話せる?」
ジン「そう言えばこの前宇宙人の話をしてたとき凄く怖かったって聞いたけど」
莉奈「宇宙人なんて嫌いだ。ぼくの人生をめちゃくちゃにされた。幸せも友達も家族もすべて宇宙人のせいで失った。僕のせいで、僕は自分が嫌いだ。なにも出来なかった、巻き込んで挙げ句はてには失った。未熟の自分が嫌いだ。僕はなにもされなかったけど、強くなってみんなを守りたいんだそれだけだよ」
チアキ「ぼくもだよ、宇宙人に蛇の遺伝子入れられた。そのせいで」
莉奈「チアキくんも?ごめんね、今まで気づいてあげられなくて、ぼくも気持ちは分かるよ」
おまけ喧嘩したチアキと莉奈
チアキ「莉奈にぼくの何が分かるのさ」
がーんと効果音が着きそうなぐらいの顔をして
莉奈「僕もチアキくんも同じことを経験した。だから分かってると思ってた。でもつもりだったんだね、結局僕は、なにも変わってなかったんだなぁ、何が気持ちがわかるだよ!なにも分かってないじゃん!ごめんね、愛を止めてぼくから逃げて、否定して良いよ全部全部、このままだとチアキくんを壊す良いの?いいの?二度と振り返らないでうまく幸せになってね、こんなぼくが愛してごめん。もう自由だよ」
チアキ「ま、待ってそんなこと言いたい訳じゃないのに、もう失いたくないのに」
莉奈「ねえ?やっぱり僕は大切な人を作らない方がいいのかもしれない」