テラーノベル
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それから私は小南さんと必死に修行した。
何年も何年も時々心が折れそうだった。でも
飛段や暁のみんなが励ましてくれたから私は頑張れた。
ようやく私は自分自身が華になって移動する術を使えるようになった。
小南さんにはたくさん褒めてもらった。
小南「凄いじゃない!今までよく頑張ったわね。」
飛段「凄いじゃねぇか!やればできる子ってやつだな!!」
デイダラ「本当によく頑張ったと思うぞ。うん」
サソリ「あぁ。デイダラの言う通りだ」
はな「ありがとうございます!本当にありがとう!」
ペイン「よくやった。」
はな「はい!!」
ふとはなは小南の方を見た。小南はどこか苦しそうな表情だった。
はな「こ、小南さ」
飛段「何してんだぁ?鬼鮫が呼んでるぞ?」
はな「あ、うん!今行く!!」
はなはアジトの中に戻った。
ペイン「あの子そろそろ記憶を取り戻すぞ。どうするつもりだ」
小南「えぇ。そんなこと分かってるわ。」
ペイン「ならもう話してやったらどうだ?」
小南「それはまだあの子には残酷よ。」
ペイン「いつかは話してやるんだぞ。」
小南「分かってるわ。心配ありがとう。」
小南とペインはアジトの中に戻った。
白ゼツ「小南とはなは何かありそうだね」
トビ「そうっすね!調べてみます?」
黒ゼツ「やめておけ。」
トビ「えーなんでっすか?」
黒ゼツ「なんでもだ。」
はなは部屋に戻り、小南のあの表情について考えていた。
はな「小南さん一体どうしたんだろう」
するとはなは疲れてしまったのか寝てしまった。
ふと、何処かから声が聞こえてきた。
はなは当たりを見回した。
はな「お兄様!!やっと逢えた。私ずっと寂しかった。」
お兄様「今まで頑張ったな。はな。」
はなはお兄様に抱きついた。
お兄様「大きくなったなぁ。はな」
はな「当たり前よ!あれから何年経ったと思うの。もう五年も経ったのよ。私ももう十五歳だし!」
お兄様「本当に大きくなったな。」
お兄様は優しく微笑んでくれた。
しかし、はなはそこで夢が覚めてしまった。
枕が濡れていた。知らないうちに泣いてしまっていたのだろうか。
ペイン「起きたのか。任務内容とそのメンバーを言いたいから着いてきてくれ。」
はな「はい!」
ペインとはなは歩き出した。
はなの心の中「どこに行くんだろう。もう一度眠ってお兄様に逢いたいな。」
ペインとはなはいつもの集会場に来た。
ペイン「今日集まってもらったのは今回の任務内容とメンバーの発表だ。」
飛段「って言ってもよぉ。ここにいるのは俺とはなと小南とゼツだけじゃねぇか。」
ペイン「ほかのメンバーは任務に行っている。」
飛段「はぁ?角都もか?」
ペイン「あぁ。」
飛段「んだよそれ!!俺は誰と組むんだよ!!」
ペイン「今回の任務は飛段とはなで行ってもらう。任務内容は簡単だこの男を殺すことだ。」
ペインは髭の生えた中年の男の写真を見せた。
はな「分かりました。」
飛段「しょーがねぇな。行ってやるよ」
ペイン「頼んだぞ。」
飛段とはなは早速その男の元に向かうことにした。
過去編11に続く
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