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飛段とはなはアジトに出た。
はな「飛段が黙ってるなんて珍しいね」
飛段「そうかぁ?」
はな「だっていつもうるさいじゃない笑」
飛段「んだよそれ!!」
はなと飛段は談笑しながら目的地に向かった。
目的地につき、辺りを見渡しているとはなはターゲットらしい人を見つけた。
はなは小さい声で飛段に知らせた。
はな「飛段!あれじゃない?」
飛段「お!あれじゃねぇか」
飛段「俺が殺る!」
はな「分かった。気をつけてね」
飛段「おう!!」
飛段は無事にターゲットを殺った。
はな「さっすがお見事でした。」
飛段「だろぉ?笑」
飛段は得意げになった。
はなはそんな飛段を可愛なぁと思いながら見つめていた。
飛段「そろそろ戻るとすっか!」
はな「そうだね。」
はなと飛段はアジトに向かって歩き出した。
途中まで一言も発言しなかった飛段が急に発言した。
飛段「なぁ」
はな「うわっ!びっくりした」
飛段「なんで驚いてんだよ!」
はな「だって急に出てきたもん!しょうがないじゃん。」
飛段「まぁそんなことは置いといてさ」
はな「そんなことってなによ!」
飛段「お前ってさ好きなやつとかいんとかぁ?」
はな「え、、?急にどしたの」
飛段「いや特に意味はねぇんだけどよ」
はな「いるよ。」
飛段「ほんとか?!どんなやつだぁ?」
はな「えーちょっとだけね。優しくて私が泣いていたらすぐに駆けつけて励ましてくれる人かな!」
飛段「おいそれってもしかして俺かぁ?」
飛段は少し照れながら冗談交じりで聞いてみた。
はな「…だよ。」
飛段「え?」
はな「だからそうだって言ってんの!!」
はなは照れて顔を隠した。
飛段「本当か?!嬉しすぎるなぁ。」
飛段は照れて頭をかいた。
飛段「俺ははなが好きだ。付き合ってくれ。」
はな「えぇ。喜んで」
飛段ははなに抱きついた。
はなはそっと抱きしめ返した。
飛段とはなは改めてアジトに向かって歩き出した。
後ろ姿の二人には雲ひとつない青空がすごく似合っていた。
飛段とはなは二人で微笑みあっている。
過去編12に続く