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私は3大貴族の中の貴族の長女アンナ・ロース。髪は金髪で目は海が透き通ったような感じ。そんな私はこの差別な世界を変えたいと思っている。そのために知識を高め、剣術もやって魔法も極めていった。そこから私は急成長を成し遂げていった。
それから、私は5歳の頃に未来の予知能力が私に芽生えた。でもその事を親には言わなかた。その予知で私が25歳になった頃。“この国が今の王子によって普通の市民にいろんな被害が及ぶ”これはヤバいと思った私は7歳になるまで色々考え考察し訓練も勉強も欠かさず毎日やった。そして良い考えが思いついた。そして私は街に出ることにした。
「街に出るときはこんな派手なドレスを着て行ったら、貴族と分っちゃってお父様に叱られるわ!」私は自分のクローゼット見てみた黒いローブがクローゼットの奥にあった。
「私のクローゼットの奥にこんなローブがあったかしら?あ!そういえば昔このローブ一生使わないだろうと思ってクローゼットの奥にしまってたのすっかり忘れてたわ!これを着ていきましょう」
黒いローブを着てこっそり窓から外に出て街へ行く。私は久しぶりに来た街に見惚れていたが、街に来た理由を思い出し暗い路地にローブのフードを被って行った。
そこには白い髪で私より小さい体の男の子が大人に虐待を受けていた。それを私は驚いて
「何これ!裏ではこんな虐待が行われているなんて…」
と声を出してしまった。大人たちが気付いたのか私に近づいて来た。
「やばい…」これは逃げなきゃ。と思ったが私は怖くなって足が動かなくなった。
大人たちは怖く言った
「見たな…」
大人たちは私を殴ろうとした瞬間に私は大声で
「誰か助けてー!」
殴られていた男の子が庇ってくれた。その男の子は倒れ大人たちはどこかに行った。男の子に声をかけた。でも男の子はもう息をしていなかった…
私は涙を流した
「なんで私じゃなくてこの子が…神様。私がどうなっても良いですだからこの子をお助けください1!」
と心の底から祈った。そしたら私の体から光が出て男の子の傷も無くなり息も引き返した。
「これは何?男の子の怪我がなくなって息もしてるまさかこれは…聖女の力!まあ確かに何故か私には予知能力がある。でも聖女の力と言えど予知能力が出来るはずかないじゃあどうして…」
私がブツブツ言っていると男の子が目を覚まし自分の体を見た。
「僕はどうして生きてるんだ。そして傷ひとつ無いし」
「あら起きたのね」
「君が僕を足し助けてくれたの?」
「え、えそうよ」
男のは泣き崩れて私にしがみついた。
「ありがとう!ありがとう!」
私は涙を堪えながら立ち
「お礼はいいわ」
「じゃ、じゃあ。僕にお願いない?僕が出来る限りお姉ちゃんの願いを協力させて欲しい」
私はお姉ちゃんという言葉にピンと来た
「じゃあ貴方がここから出たいと言うのなら私は手を差し伸べてここから連れ出してあげる。それが嫌なら…」
「僕はお姉ちゃんの手を取りたい。ここに居るとまた暴力が振るわれるから…」
私はフードの中からにっこりと笑い。
「じゃあこれからは私の屋敷で働いてもらうけどいい?」
男の子は笑顔で首を縦に振る。
「良かったわ。じゃあ私に付いてきて」
男の子は私と手を繋いで暗い路地を抜けた。男の子は小さい声で
「僕はお姉ちゃんの家で何をすれば良いの?」
私は男の子を見ながら
「貴方は私の弟になってもらうわ」
男の子は嬉しそうに
「お姉ちゃんの弟」
と呟きながら屋敷についた。そして男の子はびっくりしながら
「これがお姉ちゃんの家!僕本当にここに住んでいいの?」
私はフードを取る。髪を風に靡かせながら
「ええ良いわよ。今日から貴方の家はここ自由に使って構わないわ」
男の子は私にも惚れていた。
「そう言えば名乗って無かったわね。私はアンナ・ロース7歳ここはロース家。3大貴族のその一つよ。君の名前は?」
一瞬男の子は顔が赤くなって恥ずかしげに言った。
「ぼ、僕はライト…6歳」
「ライトねじゃあ今日からライト・ロースよ。これからよろしくね。じゃあ中に行きましょ」
2人は屋敷の中へ入ったすると1人のメイドが立っていて。
「お嬢様またどこに行ってらしたのですか?お父様が心配なさっていましたよ」
メイドが怒りながら言うと私は笑顔で
「この子を拾ってきたの。」
メイドがライトの前でしゃがむと
「あらこの子のこ汚いわねすぐに洗わないと」
ライトは私のローブの裾を掴んで隠れてしまった。
「大丈夫よライトこのメイドはよく私の世話をしてくれるからそんなに怖がらなくて大丈夫よ」
ライトは安心したのかメイドの前に行った。
ライトはそのままメイドにお風呂まで抱っこされながら行った。その後お父様が泣きながら私の方に向かってきて、かたを掴んだ。そして泣きながらお父様は私の事を見てハグをして
「怪我はないか?急にいなくなったからびっくりしたよ〜」
「くっつかないでもらえますかお父様。あともう私は子供じゃありません!それに私はお父様に話したい事があるので話してください!」
お父様はハグをやめて離れた
「まさか好きな人が出来たのか⁉︎」
私は呆れながらお父様の仕事部屋に移動した。少し待つとライトが中へ入ってきた。
「ライト来たのね!メタクチャ綺麗になってるじゃん!すごくかっこいい」
ライトは顔を赤くした。メイドを見て
「カナエすごいねライトがすごく輝いて見えるよ」
メイド(カナエ)得意気に
「ええ子のこすごく汚れていたのでメイド心がすごく燃えました!」
お父様がその光景を見ているとお父様が近づいて来て真剣な表情で
「アンナ子のこは誰だ」
私は冷静にお父様にこたえた
「この子は私が拾って来ました。そしてこの子いえライトを私の弟にしたいのです。そしてその許可を貰いに来たのです」
お父様はライトに手を近づける。やばい僕ここでまた追い出されちゃうの嫌だ!と思いながら目を閉じた。そしたら頭に『ポン』と手を置かれた。お父様は明るく
「全然良いよ!すごく嬉しいもん家族が増えるなんて!後これからまた子供ができるし!すごく嬉しいよ」
お父様はライトの頭を撫でながら
「私は今日から君のお父さんだよ。全然甘えて良いからね。欲しいのなんでもあげるよ!」
私は毎回お父様に呆れながら
「お父様もうこれくらいにしてあげて下さい。ライトがちょっとだけ怖がっていますよ」
お父様はやめて立つ
「そうだなすまなかった。じゃあこれから部屋を準備させよう。他の部屋はアンナに案内してもらいなさい」
私たちを部屋から出そうとした時
「お父様一つお願いがあります。このライトと契約しても良いですか?」
お父様の顔が真剣になり
「内容を話してもらおう」
「ライトが20歳になるまでこの屋敷で何不自由ない生活を送らせてあげる事です」
お父様は考え込んだ
「本当にそれで良いんだな。契約の代償で自分が死んだとしても良いんだな」
「はい」
お父様はまた表情が軽くなり
「良いだろう娘の願いだしな。まあ無茶はしないことだけを約束できるな」
私は笑顔で
「はい。ありがとうお父様。じゃあ今ここでするね」
私はライト手を繋ぎ炎症を唱える。炎症が終わったあと2人の指に指輪がついていた。
「良かったー。契約は成功したみたい」
ライトは疑問気になった
「僕が知ってる契約の指輪じゃない。普通宝石は付いてないのに」
私が丁寧に答えた
「その指輪は3大貴族だけの契約の指輪なのその宝石は特殊でどっちかに危険が及んだ場合に知られてくれるの。今の宝石の色は水色それが赤に光って知らせてくれるのよ」
ライトはその指輪を眺めながら嬉しくなった
「その指輪は20歳まで取れないわ。だから無くしたりはしないわ」
ライトは笑顔で
「ありがとう。お姉様!」
私はお姉様という言葉に感動してライトに抱き付いて泣いた。
「お姉様大丈夫?」
私は立ち直って、涙を拭き
「大丈夫よ。ごめんなさいね急に泣いて。さあこの屋敷を案内するわ。ついて来て」
私たちは廊下に出ていろんな場所に行った。まずは図書室に行った。ライトはこの部屋の大きさに驚いていた。
「驚くのも無理はないわ。だってこの図書室はこの国で2番目に大きいもの。ここは自由に出入りしていいし、何でも持ってて読んでいいわ。 」
また移動する。次はどこが良いかしら。考えているとメイドがこちらに来て私の耳元で囁く。
「弟くんの部屋が完成いたしましたので報告に参りました」
「わかったわ。ありがとうねフィリア」
ライトの部屋へ直行した。 それをメイドは頭を下げて見送る。
扉の前についた。
「さあここが貴方の部屋よ」
行き良いよく扉を開ける。するとすごく広くて大きいベットや机や椅子。その奥にはバルコニーもあった。
「ここが僕の部屋…すごく広いし大きいベットもある」
ライトには涙が溢れてきた。私はその涙に焦った。
「ライトなんかダメなところでもあった?」
ライトは首を横に振った。ライトはわらって私に抱き付いた。
「ありがとうお姉様。すっごく嬉しい!」
「そうだ貴方に専属メイドを付けましょう。何かあったらそのメイドに言いなさい。そうだ大事なこと忘れた。ちょっと待ってて」
私は廊下を走って厨房に向かった。
「はーはー。あのガムサさんちょっと頼みがあるんですけど」
料理長のガムサが厨房の奥から出てきた。
「何だい?お嬢様」
私は息を切らしながらも言った。
「ライトのご飯を多くして下さい!」
「まあ全然良いけど何でだい?」
「ライト私よりすごく小さいのに6歳。それはあまりご飯を食べれなかったからだと思います。だから今日から多く食べさせてあげたくて…」
ガムサは笑顔で
「全然いいぞ。子供にいっぱい食わせてあげるのが。俺たち料理にんだろ」
私はニコニコしながら頭を下げる。
私はライトのところに戻る。寝てるのね。寝てる所すごく可愛いわね。ライトのおでこにキスをする。私は静かに。
「おやすみライト」
私は外に出た。ライトは起きていた。顔が赤くなって布団の中に潜った。
次の日
私とライトは朝ごはんを食べいつもと変わらない毎日を送ろうとする。
「お姉様どこ行くの?」
「今日は剣術を学んでから図書室にこもって勉強するの」
「着いてっていい?邪魔はしないから」
私は笑顔で
「良いわよ。一緒に剣術習う?」
「うん。強くなってお姉様を守る!」
「頑張ってね」
ライトは私と同じことをしていた日々。そんな日々をしていた。でも楽しい日々はそんな続かなかった。ミーファという妹が生まれ私の邪魔ばかりしてきてもううんざりしているのにお父様やお母様はそんな妹 を可愛がるばかり。
そんな感じで私は15歳、ライトは14歳、ミーファは8歳になった。ライトは昔とはすごく変わった。何が変わったといえは私より背が高くなり筋肉質ですごく強くなったし昔より一段とカッコ良くなったと思う。
ミーファはいつもだらけてばっかり。でも何故かミーファも治癒魔法が使える。そうミーファも聖女。今だにライト以外私が聖女という事を知らない。まあ私は神殿に行きたくないから言ってないっていうのもあるんだけど…まあね。
あ、あと2人の秘密はライトが10歳になった頃から満月の夜になると目が赤くなり悪魔の力が出る。だからいつも聖女の力で毎回1分キスしないと悪魔の力が戻らなくなる。だからいつも満月の日は誰にもバレずにライトが私の部屋に来て一緒に過ごす。それが今だに慣れてなくてすごく恥ずかしい。まあでも治すためだから仕方ないんだけど…
まあそんな日々を過ごしていたある日。王子殿下から手紙が届いた。私はその手紙を開けてみた。手紙の内容はこうだった。
“初めましてアンナ・ロース
私は貴方との結婚のために手紙を出しました。
実は私は君が聖女の力を持っているっ事を知っている君は聖女の力をばらされたくないようだから。だから取引をしようこの結婚に了承すれば、聖女の力をバラさないであげるし支援をしてあげる。でもこの結婚に反対するなら…分かってるね。じゃあそうゆう事だから良い返事が返ってくることを期待してるよ!
第2王子 ライ・ファインより"
「何で私が聖女の力がある事を知ってるの!?」
どうしようこのまま私が聖女だとバレされるとやばいことになる。でも第二王子と結婚するのも何だか…それに予知のこともあるし…まずは行ってみましょ。
私は王子殿下の屋敷に行くために準備をしていた。そのときにライトが部屋に入ってきた。
「お姉様何してるの?どこか行くの?」
「これから王子殿下の屋敷に行くの」
「何で行くの?ここが嫌になった?」
私は支度を終えてから答えた
「実は第二王子から手紙が来たのその内容が結婚してほしいさもなくば聖女の力があることを公表するって」まあちょっとだけ違うけど。まあ大体おんなじでしょ!
ライトは表情が暗くなり
「第二王子大嫌い!おねえさまをもて遊ぶなんて!許せない!」
「そこまで言わなくても良いんじゃない?」
「だってお姉様は僕のだもん」
私はライトにハグをして優しく
「そうだね私はライトのよ」
ライトも優しく抱きつく
「でもこれは行かないといけないの。第二王子に相談してこないと行けないから家で待ってて」
ライトは悲しそうに嫉妬を我慢しながら
「分かった。王子様に誑かされて落ちないように気をつけてね」
「分かったわ。夕方には返ってくるから安心してね」
私は玄関まで行って
「すごく可愛いよ。その赤いドレス似合ってる」
「ありがとう。行ってきます」
「行ってらっしゃい」
私は玄関の前に用意されていた馬車に乗り屋敷へ向かった。その道中すごく眠くなって寝てしまう。それから屋敷に着こうとした時に目が覚めた。私は外を見た。
「こんな大きい屋敷初めてみたわ」
馬車のドアが開いた。私は馬車から降りた。
風が吹いて髪が靡いた。
「すごく綺麗なお城だわー」
私が見惚れていた時ドアの前で立っている男の人がいた。あの人が執事さんかしら?
「初めまして。私は第二王子の専属執事をしております。ロルクと申します。さあこちらへどうぞ」
執事が扉を開けた。屋敷の中が輝いていた。私は執事が案内されるがままに知らない部屋についた。執事がドアを叩いて。
「ライ様お客様がお見えです」
「入れ」
部屋の中から低い男の人の声がした。執事が扉を開けると体が大きい男の人がソファーに座っていた。私が座ってる男の人がすぐにライだと分かり、ドレスの裾を持ってお辞儀をした。
「初めまして。第二王子殿下」
ライは顔を片手で覆った
「またお父様が勝手に」
私は疑問気になったがすぐに察した。多分あの手紙は王が書いたんだ。じゃあなんで私が聖女の力を持ってることを知ってるの?まあいいわここで悪い 印象をうみつけておかないと。?なんかすごく機嫌が悪そう。何だかこの感じ知ってる気がする。何だったけ?まあ後で思い出しましょう。今はこっちに集中よ。
「私との結婚を望まないなら帰ってくれ」
あらもう帰っていいの?でもこの嫌な感じどうしてもスッキリしたい。
「あの」
怒った感じに
「あ?なんだ。他にようでもあるのか?」
「今日はこの屋敷に泊まらせて下さい」
ライは呆れて大声で
「もう好きにしろ!」
ライは部屋を出て自分の部屋に戻った。
その夜お風呂に入っていた時も考えていた。そういえば今日、満月か…
ライトが悪魔の力が出る日。まあ大丈夫か1日だけ遅らせる薬はまだあるし。悪魔…あ!思い出した。あの辛そうな感じ悪魔の力が出る前兆!速くライを癒してあげないと。と思った時ライがお風呂に入ってきた。2人で3秒間見つめあって2人とも顔が赤くなった。ライは顔を逸らした。
「お前はまだ入っていろ。今日の疲れを癒せ」
ライがお風呂場から出ようとする。私はライの手を引っ張り。
「待って。貴方最近体に異常なだるさとか無い?」
「なぜお前に言う必要がある」
私はタオルを上まで上げながらキッパリ言った
「私は貴方を救いたいの!」
「でもこの病気はどこの医者に見せても治らないと言われたのにお前に治せるわけがない!聖女でもある前し」
私はライの腕を引っ張りライの顔を私の顔まで引っ張り私は…ライの頬にキスをした。
3話目も楽しみにしててね(* ‘ᵕ’ )☆