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ライが赤くなった顔でこっちを向いて大きい声で恥ずかしそうに
「何するんだ!おまえ風情が」
私は顔が赤くなり横を向く
「体。楽になったと思います」
ライは体を確認して
「本当だすごく楽になってる。どこの病院でも完治しなかったと言うのに…まさかお前」
ライは何かを言おうとした瞬間に私は恥ずかしくなってお風呂場から素早く出て行こうとした時
「待て。お前と話したいことが… 」
私は目もくれずお風呂場から去った。ライは一人でボソボソと言っていた。
「あれはまさか聖女の力…いやそんなわけ…もうちょっと調べてみよう」
私はお客が泊まる時の寝室のベットでさっきのことを思い出して顔が赤くなりながらも眠った。
次の日ライは王のお父様にあいにお父様の仕事部屋に行った。ライは扉をあけお父様の前まで直行した。お父様は笑顔で
「ライどうだった?お前の次期花嫁は?お前にピッタリだろ」
「何やってるんだ父上!私は婚約者は要らないと言ったはずです!でも…」
「でも?」
ライは顔がちょっとだけ赤くなりながらも
「でも少しだけ知りたくなりました…なので少しだけアンナ嬢を調べてみます。それから考えます」
「そうかじゃあこの資料をお前にあげよう。これはアンナ嬢の色々なデータをまとめた資料だ。これを一様見ておきなさい」
「ありがとうございます父上」
ライは自分の部屋へ戻ってその資料を見ていた。
「アンナ・ロース。アンナにはひろった弟と妹がいる…。そして天才とも言える学力…それに世にも家族にも知られていない聖女の力…」
まって何で世にも家族にも知られてない聖女の力があることがわかるんだ?噂だとしても本当が分からないのに…なぜそう断言できるんだ。まあ良い。
「お姉様おかえり!」
ライトが屋敷の前で出迎えてくれた。やっぱりライトはかっこいいのに可愛いわね。と思ってクスって笑った。ライトは私の顔を覗き込んだ。
「なんか楽しいことでもあった?」
「ライトの笑顔が可愛かっただけよ」
ライトは少しだけ赤くなった。
「そ、そう言えば何であそこのやしきに泊まったの?僕お姉様が帰ってくるの待ってたのに昨日帰ってこなかったし、昨日満月だったから僕の悪魔の力出して良いのかって思ってたら、お姉様から手紙が届いたから良かったけど…」
「良かったわ」
ライトは私を抱きしめた。ライトは耳元で囁く。
「良くないよ。お姉様は僕が悪魔になってもいいの?」
「ダメだよ。だって貴方は私の大切な家族よ」
ライトはわたしの肩を掴んでライトが私の前に顔をやった。
「じゃあ証明して。僕がお姉様の大切な人だって言う証拠」
「証拠?良いわよ。何をすればいいの?」
「じゃあ僕に満月の夜みたいにキスをして。ここに」
ライトは唇に指を指す。私は顔を赤くしながら。
「わ、分かったわ」
私はライトの顔に自分の顔を近づけて唇と唇が重なり合った。その所をガラス越しで見ていたミーファは爪を噛んでいた。
『実はミーファはライトのことが好きだった。まあミーファがライトのことが好きなことは知っている。何故かって?いつもライトに恋愛行動をしてるから 』
ミーファは爪を噛みながら
「何でお姉様がライトとキスをしているの⁉︎そこは私の場所なのに!あ、そうだ。良いこと思いついた」
ミーファは爪を噛むのをやめて悪い顔をして笑っていた。
そのことを知らない私たちは屋敷の中に入った。
「ねえ、お姉様。今日久しぶりに一緒にお風呂に入らない?」
「え、良いわよ」
ライトは笑顔で目をキラキラさせながら
「じゃあ準備してくるね」
ライトはすぐに自分の部屋に行ってしまった。
背後から誰かが誰かに声をかけられた。
「おーねーえーさーま」
私はびっくりして後ろを振り向くと後ろにはミーファがいた。
「ねえ私も一緒にお風呂入りたいです」
ミーファはぶりっ子を発揮していた。 私は笑顔で
「良いわよ。兄弟みんなで入った方が楽しいじゃない」
ミーファは騙しの笑顔で
「ありがとうございます。お姉様」
ミーファとも別れてお風呂場へ行った。
私はタオルを巻いてお風呂のドアを開けた。するとライトは腰にタオルを巻きながら湯に浸かっていた。ライトは私に気づいたのか私の方を向いて上がってこっちに向かってきたと思ったら立ち止まった。ライトは笑顔で
「お姉様こっちきて」
私は急いでライトの方へ向かった。そしたらライトの前で滑ってしまい転けそうになった所をライトが助けてくれた。
「大丈夫?お姉様。怪我してない?」
「ええ大丈夫よ。ありがとうライト」
そんな話をしていたらミーファが入ってきた。
ミーファは小さいタオルをただ前の方だけを隠していただけだった。
突然こっちへ来て滑ったふりをした。やったーこれであそこの2人の間があくし、ミーファをお兄ちゃんが助けてくれるはず。これって私天才じゃない?ミーファはそのまま転んだ。ミーファは起き上がった。ミーファはぶりっ子を発揮しながら。
「えーん痛い擦りむいちゃったかもしれない誰か運んでくれない?」
ライトは怖い顔でミーファを見つめて
「は?聖女なら自分で治せるだろ」
ミーファは暗くなった。私は急いでこの空気をどうにかしようとした。
「ねえ速く入りましょ」
ライトは明るい笑顔でこっちを見た。
「そうだね。お姉様の言うとうりだ」
3人は一緒に間を空けながら湯に浸かった。
でもそれがライトは気に食わなかったのか私に声をかけた
「ねえ、お姉様何でそんな遠くにいるのこっち来なよ。それかお姉様の隣に行ってあげる」
ライトはわたしの方に近づいてきて隣に座った。と思ったら抱き上げられ
「な、何?」
ライトのももに座った。
私は一瞬戸惑いながらも顔を赤く染めた。そのままライトは私を後ろから抱きしめて、私は体がビクンとなった。ライトは笑顔で
「昔僕こんな感じでお姉様の上に乗って湯に浸かってたね」
と昔のことを話し始めた。私は恥ずかしすぎてその話は頭に入ってこなかった。
ミーファはそれが羨ましくなったのかこっちに近づいてきて、ぶりっ子で
「お兄様私も座られて〜」
ライトは嫌な顔で
「無理ここはお姉様だけ」
ミーファはぶりっ子のままライトの腕にミーファの腕をくぐらせて胸をくっるかせる。
ライトはそれでも何も変わらなくて嫌な顔をしながらミーファを振り払った。ミーファは嫌になって風呂場を後にした。
ライトは私の耳元で囁いた
「やっと2人だけになれたね」
私はその声に反応してしまっ た
「ひゃっ!」
私の顔はもっと赤くなった。
「私のぼせちゃったからもう出るね」
ライトの腕から抜けようとしたでも力が強すぎて抜けれなかった。
「何抜け出そうとしてるの?まだ始まったばっかだよ」
ライトは私の耳を甘噛みをした。
「ライトもうやめて…」
ライトはがっかりした顔で
「じゃあお姉様に選択肢をあげる。このまま続けるか、それともやめて湯から上がるか。どっちがいい?」
私は恥ずかしくなりながらも
「あがる…」
ライトは離してくれて私はお風呂場から出た。
あんなだったけ?ライトって。まあそれは置いとおきましょ。あのことを考えたら爆発しそうになるから…私は自分の部屋に戻って椅子で休んでいた。その時ライトが突然部屋に入ってきてドアの前で立ち止まって悲しそうな顔をしていた。
「どうしたの。ライト?」
「さっきはごめんね。僕のこと嫌いになった?」
「いいえ。今でも私はライトのことが好きよ」
ライトは元気を取り戻した。
「良かった」
「お姉様おやすみ」
ライトはそう言って部屋を出ていった。