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二次創作です。
ご本人様には関係ありません。
某実況者様のお名前をお借りしています。
誤字脱字等あるかもしれませんが、
温かい目で見守ってくだされば幸いです。
尚、ご指摘等は程々に宜しくお願いします。
らだおくんだけが見当たらず、連れ去られたと考えてセキュリティルームへ走る。
長い間席を空けていたにも関わらず、 セキュリティルームの最高責任者が座る席には、みどりいろのプレートが掛けられていた。
何だか不思議な気持ちになりながら席に座りPCを起動する。
無機質なカタカタというタイピング音が心地よく感じると同時に懐かしく思えた。
らだおくんのインカムから情報を抜き出し、現在地を特定する。
時折小さく位置が動く事から、まだインカムの存在がバレていないと分かった。
らだおくんのいる場所は、南西に位置する樹海の奥部にある古代の遺跡の地下。
位置情報を小型端末に転送して、セキュリティルームを後にした。
廊下に出ると、運営のみんなが笑ってこちらを見ていた。
「エ?ケ、ケガハ…?」
「もう治ったっつの…どりみ、 人外舐めたらあかんで?」
きょーさんはにやっと笑った。
「デ、デモ…」
「みどりくんのおかげで元気いっぱいだから、大丈夫だよ!!」
レウさんはにっこりと笑った。
「…ホントニ?」
「ホントだよ〜もうへっちゃら!みっどぉがいてくれたおかげだね!!」
コンちゃんは優しく笑った。
「さてみっどぉ、らっだぁの居場所は?」
「南西ノ樹海。遺跡ノ中ニイル」
「お迎えにあがるとすっかぁー!!」
「途中まではガストに乗って行こうか」
「イクゾッ!!」
こうして運営による救出作戦が始まった。
「作戦名は…そうやなぁ……」
「猛進でいこう!!」
「猪突は?いいの?」
「イラナイデショ」
どうも、チェシャで御座います。
短いですが今日はあと数話あげるつもりですのでご容赦下さいませ。
ここで1つ裏話。
【ガストの使役】
レウさんの使役するガストはネザー産。
移動速度が速い子、力持ちな子、攻撃力が高い子…などなど、一括りにガストと言っても一体一体に個性があります。
レウさんは時と場合に応じて最適な子を選び行動するのですが、これは簡単なことではありません。
数多くのガストの中から特定の個体のみを1つの空間から探し出し、召喚する。
これはなかなか難しいことで、歴代の黒ガストの中でもこれを出来る者は片手で数える程しかいません。
しかし、レウさんはその技を物心つく前から出来ていたと言います。
本人曰く、
「おいでーって言ったらきてくれるよ?」
「べつに難しい事じゃないと思うけど…?」
との事で、すごい事をしている自覚は特にないもよう。
今回はここまで。
第17話でお会い致しましょう。それでは。