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ゆみ❄️👑
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「みこ…ちゃん…?」
犬は不思議そうにこちらを見つめていたが、ついてきて欲しいとでも言うかのように鳴いた。俺は軽く荷物をまとめて、犬を追いかけて家を出た。
みこちゃん、大好きだよ
ほんまに?
嘘ついてどうするの
だって俺が告白したとき
すちくんは付き合えんって言った
………
ねぇすちくん
ん?どうかしたの?
俺って、誰やったっけ
俺って、何してたんやっけ
俺が好きなんって、誰やったっけ
みこちゃん
今更だけどね
「俺はみこちゃんのこと好きだよ」
目を開くと病室にいた。俺何してたっけ…。犬になって、すちくんに飼われとって、なっちゃんの家行ってすちくんが迎えにきてくれて、それで……
「みこちゃん!!!」
「みこと!!!」
「みことぉおおおお」
「みこと!!??」
賑やかな声にビクッと隣を見れば、見慣れた仲間がこちらにも詰め寄っていた。全員ひどい顔だ。泣いたような笑ったような寝不足のような安心したような。
「あれ…俺……」
自分でも驚いたことに声が出た。間抜けな顔をした俺にマニキが事情を教えてくれる。
俺はすちくんに告白した日に、帰宅した後どうやら何も持たずに家を出たようで。そのときに車に引かれそうになった犬を助けたとのことだ。
車の運転手が大慌てで警察と救急車読んでくれたはいいものの、俺の意識は戻らないわ犬はいなくなるわ俺の身元がわかるものがないわで、俺は身元不明患者だったようだ。多分犬の中に意識が飛んでて人間の体が動かなかったのだろう…いや怖いって!
「うぅ…ごめんみんな……」
4人から散々お叱りの言葉と心配したんだぞという温かい言葉をもらって、俺はふと気になってた事を言った。
「あの、すちくんは…」
「あーすっちゃんね」
「すちなら、お前を見つけたって行って俺らに電話かけてきて、俺らが到着したときには寝とっていま仮眠室」
安心して疲れが出たんだろう、とほかメンバーがいうので、無事そうならよかったと安心する。
「俺らもやっと安心して寝れるわ…」
「もう2度と行方不明になるなよな!次車に引かれるならスマホ持ってけよ!」
「いや車に引かれるなよ」
賑やかな彼らの声を聞きながら、自分も疲れていたのだろう。すちくんに会いたいなとかなんとか思いながらまた眠ってしまった。
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