テラーノベル
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えっちであります。
苦手な方はお戻り下さいm(_ _)m
「てるとくん、お仕事の依頼来たんだけど」
「え、本当ですか!」
「えっと…AVの撮影なんだけどやってみる?」
「………………え」
僕は普段は俳優の仕事をしている。たまたま街を歩いている時にスカウトを受けてこの業界に足を踏み入れた。当時はバイトしかしていなかったし、この際仕事が上手くいけば金銭的にも安定していくかなと軽い気持ちで。演技としての仕事は楽しいけれど、役を演じる、その作品のキャラクターになりきるのは僕に取って相当難しかった。演技のレッスンにも真面目に取り入れて自分磨きもしているのだが、なかなか仕事の依頼が取れずにいて現実の厳しさを日々感じていた。そんな時に、マネージャーからの久しぶりに依頼の話に喜んでいた矢先に頭上に??が浮かんだ。
AV…つまり、役を演じながら性行為する。それを見られなければならないということ、だよね?久しぶりの仕事がまさかの……
でるとは頭が真っ白になった。俳優として考えるんだったら良い経験値にもなるかもしれない…けれど、こういった下系関連が大の苦手な僕にとっては最大の難関だ。。
「ま、マジですか…」
「試しに、ね!てるとくんなら大丈夫だよ!」
「いや、僕、AVは…ちょっと…」
「てるとくんお願ーい!」
「むりむりむりむりむり」
そして、
「…………………来てしまった。」
マネージャーからの必死の説得に押し負けて仕事を引き受けてしまう。そして当日撮影現場に足を踏み入れると現場ではスタッフさん達が撮影準備に取り掛かっていた。撮影のセットを見るとホテルの様な綺麗な一室にキングサイズの程のベッドが中心として設置されていた。嗚呼、やっぱり無理かもしれないと途方に暮れていると僕のマネージャーが駆け寄ってきて撮影が始まるまで別室で休んで良いと言うのでお言葉に甘えさせてもらおうとした。
「おはようございまーす!」
元気な挨拶の声で現場に入ってきた人は、見た目は金髪。そして笑顔が爽やかな雰囲気の美男子だ。僕の身長が176センチだが、それ以上に背が高くておそらく180センチ超えの高身長だ。スタッフ一人ひとりに丁寧に挨拶を交わしているところを見る限り人は良さそうである。そして僕の存在にも気付き近づいてきた。
「初めまして、そうまです」
「あ…初めまして、てるとです」
「今日一日、よろしくお願いしますね」
にっこりと優しく笑った表情が本当にキラキラしていてカッコ良い。本当に顔が良い。それに、誰に対しても優しく接する態度。きっと普段から女の子からモテてる。…そして今日はこの彼が僕の相手役らしい。
初めて聞かされた時は驚愕で、勝手な僕の想像していたのはAV女優の誰かなのかと思っていたから、まさか相手が男だとは思っていなくて。そうまと名乗る彼は人気のイケメン男優らしくて相手役はほとんどが女優の人らしいのだが、時々男優の人との相手をすることもあるらしい。一方、僕はノンケですから?男と経験なんて、ある訳がない。相手が男だと承諾する前から話を聞いていれば、。
そこはマネージャーもあえてギリギリまで黙っていたのかもしれない。
これから僕は、どうなってしまうのか想像もしたくない。。が、これも仕事だ。と休憩室で1人悶々と考えていると、ドアの外からのノックの音が聞こえてきて返事をする。そろそろ本番ですというスタッフに呼ばれる。
深くため息を吐き、重い腰を上げて現場へとゆっくりと向かう。
そうまさんは僕より先に現場に居て監督の人と話をしていた。真剣な表情は完全に仕事モードが出ていて、彼が一生懸命に向き合っている仕事を嫌々ばかり言っているのも何だか申し訳ない気持ちになった。…僕も役者として、頑張りたい。
監督の指示でベッドに腰をかける。僕の方にカメラが向き捉えられる。周りの準備が整い撮影開始前のカウントが入る。やばい、やっぱり緊張しちゃう。いつもの役者の仕事とは違う雰囲気に萎縮してしまって体が縮こまる。撮影が始まるとすぐにそうまさんが歩いてきて僕の隣に腰をかけて僕に視線を向ける。
「…緊張してるよね。大丈夫」
僕の手の上に優しく手を添えて握って優しく語りかける。それでも体が硬直してしまっている様子を見て次は僕の頭の上に大きな手で撫でられる。まるで子どもをあやしているかの様に優しい。
「俺に全部任して良いから、ね?」
「んっ…」
頭を撫でていた手がそのまま頬へ添えられてそうまの顔が近づいてきて思わず目を瞑ると唇に優しい感触。ちゅっとリップ音を鳴らしてキスをする。すぐ離れたと思えばまたフレンチなキスをしてきて、顔を覗かれる。恥ずかしさで視線を逸らし顔が沸騰しているかのように熱くなる。
「…てるとの反応、すごく可愛い」
「かわいくなんか……あっ…んっ」
顎を摘んで視線を強制的に合わせられたと思ったらまたキスを重ねられる。今度はすぐには離れず角度を少しずつ変えられながらのキス。ゆっくりと味わうようなキスでそうまの柔らかいしっとりとした唇の感触が鮮明に感じ取れてしまう。その気持ちの良い感覚に耐えられず声が漏れる。
「んっ…あっ、っん、んっ…」
キスの合間に声が漏れる。その間いた口の中にぬるっと湿った舌が入れられて口内を撫でられる。てるとはどうして良いのかも分からずにただそれを受け入れる。力を抜く様にそうまがてるとの背中を摩って緊張を和らげようとしてくれている。
「ちから、ぬいて」
「っ…ん、う、」
てるとは言われた通りに強張った体を緩めていく。口内を優しく撫でてきて舌を絡め取って舐められる。水音のいやらしい音を立てお互いのキスが段々と深くなっていった。
「ンッ…はっ、んっ…」
キスを続ける中そうまの手が服越しからてるとの胸部分を撫で始めきた。円を描くように触れられ中心の飾り部分を指で押してきてまるで自分が女の子にでもなった様な気分に陥る。やめてと否定の声はキスで塞がれているため叶わない。
「ここ、固くなってきたよ?」
「ぁ…んっ、んっ、あっ…んんっ…」
「見ていい?」
シャツのボタンを外されていき上服を床に落とされる。直接胸周りを触れられて服越しとはまた別の感覚に体が震えた。
「かわいいぴんく」
「ううっ…あの、恥ずかしい、んだけど、」
「でも本当のことだよ?」
「っ…おんなのこでも、ないのに、」
「…てるとは凄く魅力的だよ。きれい。」
物凄く口説かれているような、演技なのに、不覚にもドキドキしてしまっている。行為だけではなく役の演じ方も相当上手い。とてるとは内心関心していると、そっとベッドに倒されて仰向け態勢になる。上からそうまが覆い被さりそっとキスを落とす。キスからそのまま顎、首、と下へ下がり、胸の飾りに唇がそっと触れる。
「っ…!、ンっ…あっ…」
そうまの舌によって飾り部分を集中して舐められる。舌を上下に動かして触れられる。胸の周りを伝って舌を滑らせて焦らされたと思ったら不意に中心を舐めてきて、強く感じてしまい声が止まらない。
こんなに気持ち良いなんて、僕の体はおかしいのだろうか。
「ひゃっ…ああっん…っ、あっ、ん」
反対側も同じ様に攻められて、解放された胸はそうまの指によってまた弄られてしまう。こんな両方触られたら、だめなのに、感じてしまう。
「だっ…め…、っあっ…んんぅ」
「てると気持ちよさそう…ちゅっ…」
「ひゃ…っあっ、」
「…当たってるよ…?そんなに触ってほしい?」
そうまの手が下に下がり盛り上がっている部分を撫でてきててるとの体が強く跳ねる。
うそ…僕、勃ってる…?
嘘だと思って見ても服越しから膨れているのは誤魔化しが効かない。恥ずかしくて死にそうだという感情を抱いている僕を無視して下の服に手をかけられる。
「えっ…えっ、あっ…」
「はははっ笑めっちゃ動揺してるじゃん!…ほんといちいち可愛いんだから」
あっという間に全て脱がされてしまった。初めて会った男の人の前で裸になったことも今までない。全てが初めて過ぎて対応しきれない。
そうまも自分の衣服を脱ぎ捨てて普段鍛えているのか少し筋肉質だ。完璧すぎかよとてるとは目の前の男に心の中で言ってやった。
「俺で感じてくれて嬉しいよ…」
「ああっ…ッんあっ、やっ、」
勃っている逸物を大きな手によって撫でられて包まれる。上下の動きをされると下中心に熱が集まり堪らず声を上げる。
「あっ、あ、ああっ…んあっ、あっ」
「そうそう、可愛い喘ぎ声もっと聞かせて?」
「ああっ…!あっ…んっ、うっ…んっ!」
先端から我慢汁が垂れてきてしまいそれを舐め取られる。上下の動きが早くなる一方そのままぺろぺろと先端中心を舌で攻められててるとは我慢が効かなくなってきた。
「あっ…!の、これ、もうっ…!」
「いいよ。出して」
「ふッあっ、ああっ…」
てるとの体が大きく跳ねて体を震わせながら射精をしてしまった。出した後もぴくぴく震えて余韻に浸っているとそうまが口で痙攣している逸物を咥えた。その強い快感の波がてるとを襲う。
「ああぁっ…!っん、だめ、です、っ…あっ」
垂れ流された精液もあっという間に舐め取られてじゅくじゅくと厭らしい音をわざと立てながらまるで捕食しているかの様に咥え込まれる。
「あっ…あっ、あふっ…んっ…」
気持ちの良いところばかり擦れてその快感が休む間もなく襲ってきててるとはその刺激に堪えられずに二回目の射精をそうまの口に出してしまう。それをそうまのがちゅうと吸い舐め取らめとりながら口をゆっくり離していく。
てるとは荒くなった呼吸を整えていると上体を起こされてその場で座らせる形にさせててるとの手を掴む。
「ごめん、俺のも、いい?」
「えっ…えっと…」
「掴んでみて?」
てるとは恐る恐るそうまの逸物を握る。その上からそうまが手を添えて動きのやり方を伝えてくる。恥ずかしいと顔を紅潮させながらもそうまの言われた通りに動かしてみる。そうそう、上手だねと褒めててるとの頭を優しく撫でる。ふと、そうまの顔を見上げると笑っているが、額には汗が滲んでいて少し余裕がなさそうな表情にも見える。
何故かそれが少し嬉しくて、てるとは手の動きを少し早くしてみる。そうまは射精はしないものの所々で微かに喘ぎ声が出ていて感じてくれていたみたいだとてるとはホッとする。
「てると…」
そうまは先程の甘い優しい様な表情から目はギラついていて真剣な顔つきをしていて不意にドキッとしてしまう。そうまはてるとを四つん這いにさせてから、ある物を取り出してその液体を手に出しててるとの肛門部分に当てる。冷たくてぬるぬるした感触に驚いて体が大きく跳ねる。それを見てそうまが大丈夫だよ、痛くないからねと優しく語りかける。液体をたっぷり塗り込まれてそのまま穴の中に指が侵入してきてゆっくり解される。
「っ…んっ、っ、あっ、」
「少し入ったよ…?」
「あっ、これ、変っ…」
「ごめんね。でも良くなるから」
「あっ…あっ…」
それから時間をかけて入念に中を解す様に指の出し入れを繰り返されていた。最初よりも穴の中もすんなり受け入れるようになってきて気づけば3本の指が侵入されていた。中を愛撫しながら指を出し入れるとぐちゅぐちゅ音が鳴りてるとは気がおかしくなりそうになっていて声をあげていた。
「ああっ…!アッんっ、!っあっ…やっ…」
「喘ぎ声可愛い…やっとここまで解れてきたね」
「あっ…んっもう、抜いてぇっ‥」
「えー?こんなに俺の指にめっちゃ吸い付いてくるのに?」
「あっ…んんっ…」
「やめちゃうの?」
普段の優しい彼が楽しそうに悪戯に煽ってくる声とぐちゅぐちゅ鳴る水音で頭がおかしくなりそうで、てるとは感じっぱなしだった。
奥の弱い所を攻められると駆け抜ける快感によって背筋が反りかえる。そこを集中して弄られてしまいもう、快感が強過ぎて、何も考えられない。
すぽんと指を急に抜かれて刺激が収まるとまた頭を撫でられる。
「…ごめんね、つい可愛くて意地悪しちゃった…大丈夫?」
「っ…大丈夫じゃ、ない、かも…」
「最後、挿れるね?」
「えっ…」
そうだ。ここで終わりな訳ないよね。と安心していたのも束の間腰を掴まれてそうまの陰茎が押し入ってきて強い圧迫感と刺激にてるとは目を見開いた。
「んアあっ…!!アッ…あっ…」
「はぁ…入ってるの、わかる?」
「んあああ、あっあっ、あっ…!」
てるとの中で長くて太いものが前後に動いて中が擦れる度に喘ぎ声が止まらない。
「気持ち良いね…てると…」
「んんっ、あっ、あっ…ぅ」
奥を深く突かれると前立腺が当たってそれが想像以上に気持ち良くて、もっと、擦ってほしい、と思ってしまう。自分でも情け無いと思うほどそうまとの行為に溺れてしまっていた。
カメラで撮られていることも意識していたし自分たち以外から見られていることへの羞恥心もあった。でも今はそんなことを考える余裕もないくらいに強い快楽で侵食されてしまっている。
あまりの気持ち良さに態勢を崩してしまいそうまがそのままてるとを仰向けにひっくり返し、再び中に侵入し奥へ突き入れる。顔を見合わせての行為にお互い興奮してしまいそうまの揺らす腰が段々と強くなる。
「んあっあっ、んんっあ!」
「っ…すご、中、とろとろ、」
「んあっやっ、言わ、ない、れぇっ…!!」
「だって、てるとの中…めっちゃ気持ちいいんだもん…腰止まんないよ」
「あっん…ああっ…んあ、あっ」
腰を強く打ちつけられて奥がキュンと刺激が何度もがやってきて理性が保てそうにない。そうまが腰を揺らしながらてるとの唇に吸い付く様なキスを落とす。開いた口にお互いの舌が絡め合いてるとの甘い声が漏れる。
「んふっ…っんあっ…あっン…ふっ、んっ」
てるとの開いた足の膝に手を添えて腰を揺らされる。そのさらに強い刺激に思わず叫んでしまうくらい声が高くなる。その刺激から逃れるはずもなく、そうまに容赦なく腰を打たれてしまう。射精していないのにてるとはびゅっびゅっとそれはまるで女の子のようで透明な液体が出ている。その光景にそうまも興奮状態でてるとの中を味わいながら律動を繰り返す。
「ひやっんっ…あっんっ…あっアっアアッ…!」
「っ…てると…」
「ああっ…!もう、だめっ…なん、か…っくる、、きちゃ……うぅっ…んあっ!」
「一緒に…イこうね、、」
「アあっ…あああっあっーー…!」
「っ…」
そうまに強く抱擁されて中に温かい白濁が流れ込んできてその感覚と余韻に痙攣し震える。そうまがじゅぽっと抜くと抜かれた穴から溢れ出してくるシーンにカメラは逃さず捉えていた。
数秒後にカット!という声が入り、周りがお疲れ様でしたと出演者の2人に水を差し出した。てるとは受け取ろうとしたが身体が思うように動けずにいてそれを見たそうまは2人分のペットボトルを受け取りてるとを支えた。
「大丈夫?」
「あっ…はい…すみません、」
「…てるとさんと共演できて良かったよ」
「…ほ、ほんと?」
「うん。またてるとさんと撮りたい」
「えっ」
「というかヤりたい」
「っ…えっ…??」
「ぜひ、また」
戸惑う僕を他所にいつもの爽やかな笑顔で笑いかけられてスタッフさんの方へ話に行ってしまった。何かものすごいことを言われたような気がしたが…とりあえず一本無事(?)撮り終えることができたのとやっと終わったことに心から安堵していた。
というか、僕は役者としての演技は出来ていたのだろうか…演技というより、ほとんど素の状態で挑んでしまっていた様な……でも、途中で中断もなかったし……
不安そうに考えていると監督さんが満面の笑みでこちらに寄ってきて何故かめちゃくちゃ褒められて、さらに今後もよろしくお願いしますと次回の話まで進めようとしていて…
ちょっと待って、もう僕、これ以上は無理なんですけど、あの、
…次回なんて、聞いてねーよーー!!
てると初のAV男優デビューとなったのであった。
コメント
2件
最高ですぁ!!!! てるとくんにはこんな声で♡♡♡欲しいですねぇ…ぐ腐腐☆(?)