テラーノベル
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続きです
演習場γの空気は、物理的な冷気が消えた後も、まるで呪縛のように重く沈んでいた。
白く凍りつき、分子レベルで粉砕された模擬標的の残骸。
それらは、かつて「同じ高校一年生」という枠組みの中にいたはずの少女が、
次元の違う高みへと跳ね上がった事実を無慈悲に突きつけていた。
永久 「相澤ぁ、、、帰る。」
相澤 「待て待て待て待て!あの威力の技を出せるとは俺もさすがに思わなかったし、
お前が、生徒が出せる威力の範囲を大きく上回っt」
永久 「煩い、約束でしょ、今週の座学はもう来ませーん」
永久は、滴る鼻血を乱暴に袖で拭い、誰とも視線を合わせることなく、演習場を後にした。
彼女の背中が見えなくなった瞬間、張り詰めていた空気が一気に解け、
代わりに澱のような「負」の感情が波のように押し寄せた。
緑谷 「あんなの、、ただの個性の出力向上じゃない。気象、光学、熱力学、
すべてを完璧にシミュレートして、一瞬で最適解を導き出してる、
今の僕の『個性』じゃ、あの絶対零度の空間に入った瞬間に動きを止められる。
追いつかなきゃいけないのに、距離が、縮まるどころか、、、広がってく、、」
麗日 「すごい、本当にすごかった。でもなんだろう。見てて、胸が苦しくなるよ。
あんなもの見せられたら、『私も頑張らなきゃ』って言葉が、すごく薄っぺらく感じちゃう。
私、あんな風に戦えるようになるのかな、、」
飯田 「委員長として誇るべきクラスメイトの成長だとそう思うべきなのは分かっている!
だが、、、足が震えるんだ。彼女の技は、救助ではなく、ただ純粋な『終焉』だった。
あれを隣で見ていて、自分も同じヒーローになれると、今の僕は胸を張って言えるのか、、?」
上鳴 「、、、俺の電気もあんな風に使えるかな。永久は俺の個性と似たよううなものを使って
あんな奇跡みたいな技を作った。なのに、俺は、、ただ放電してバカになるだけ。
置いていかれるなんてレベルじゃない。俺、あいつと同じステージに立ってるって思っていいのかよ、、?」
耳郎 「、、、音が消えた、、あの『絶対零度』の時。心音も、空気の震えも、全部。
あんなの、勝てるわけないじゃん。尊敬っていうか、もう、、、、怖いよ。
努力でどうにかなる距離じゃない気がして、、」
切島 「、、、クソッ! 漢らしいとか、そんな言葉じゃ追いつけねぇよ、、、!
あいつは一人で、あんな高みまで行っちまったのかよ!
見放されたような気分だ、、、隣を走ってるつもりだったのに、気づいたら背中すら見えねぇ、、!!」
轟 「、、、熱力学の制御。俺の氷結は、ただ放つだけの力だ。
だが、、永久は、空間そのものを支配した。同じ『氷』を扱う者として、明確な敗北感がある。
俺は、今まで何を研鑽してきたんだ、、、」
そんな沈黙と停滞が支配する演習場の影で、爆豪勝己だけは、
永久が去っていった出口を険しい目で見つめ続けていた。
彼は、周囲の生徒たちが抱く「恐怖」や「劣等感」を、鼻で笑うように吐き捨てた。
爆豪 「、、ハッ、ガタガタ抜かしてんじゃねぇよ、
雑魚共が。あいつが今、鼻血、吐血で済ませてんのが、どれだけの重みか分かってんのか、
あいつはな、ガキんころからずっと、自分の個性が持つ『呪い』と戦ってんだよ」
爆豪の声は低く、だが鋼のような硬さを持って響いた。
爆豪 「代償がデカいなんて、あいつが一番分かってんだ。
放てば自分が壊れる。強い技を出すたびに死線が見える。
そんなクソゲーみたいな身体を、あいつはとことん使い倒して、
無理やりアップデートし続けてきたんだよ。ガキんころから、、
お前らが遊んでる間も、あいつはたった一人で、自分の演算回路を焼き切るような訓練を、
血反吐吐きながら続けてきたんだ。才能の一言で片付けてんじゃねぇぞ」
爆豪は一歩、強く地面を踏みしめる。その足元から、彼の激しい闘争心が爆炎となって揺らめいた。
爆豪 「、、置いていかれる?当たり前だ。あいつは、止まってねぇ。だがな、
あいつの隣に立つのは、俺だ」
爆豪は、右手の掌を強く握り込み、自分自身に、そして世界に宣戦布告するように呟いた。
爆豪 「誰にも譲らねぇ。あいつがどれだけ遠くへ行こうが、どれだけバケモノになろうが。
その背中を追い越して、隣で笑うのは、俺以外にいねぇんだよ。
追いつくなんて生温けぇ。俺があいつを、さらにその先へ引きずり上げてやる」
爆豪の瞳に宿る炎は、永久の「絶対零度」さえも焼き尽くすほどの熱量を帯びていた。
圧倒的な格差。絶望的なまでの実力の解離。
それでも、爆豪勝己だけは、彼女という「神の領域」に手を伸ばすことを、一秒たりとも諦めてはいなかった。
緑谷 「かっちゃん、、、僕だって、永久ちゃんの横n」
爆豪 「、、、黙れ。俺だけで十分なんだよ、クソデク。」
爆豪も永久と同様、出口の方へと歩き出した。
一方、寮に戻った永久は、制服も脱がず、ベッドに倒れ込んでいた。
脳はまだ熱を持ち、耳の奥では演算の残響が鳴り響いている。
永久 「、、、ぁーー、、貧血ぅ、、、」
彼女は独り言のように呟き、意識の電源を切った。
明日、目が覚めたとき、またあの「爆音」が隣で聞こえることを、微かな安らぎとして感じながら。
だが、彼女だけが成長していくのではない。
それは仲間もそうだが、、
敵もそうだ。
はい、どうでしたか!
自分行きたくもない塾に行かされてるんすよね、
んで、皆さんに聞きたいんですけど、
携帯の制限時間ってあったりします?
自分は、1日1時間しかできなくて、
1時間使い切ったらもう使えないみたいな感じです。
しかも、LINEなんか、1日10分しか使えないんですよ!?
あーマジ不自由。
2477文字!終わります。
コメント
7件
面白かったです♪ 爆豪もう告白なのでは!?つまり両思い!続き楽しみです! 自分は時間制限とかはないですけどテストの点数が悪かったら没収されます。来週くらいにテストがあるのでスマホ全然みてなくて遅れました…
制限あるけど、パスワードを頑張って当てて、破ってる☆ 相澤先生の待て待て待てがおもしろいっちゃけど🤣 続き待っとる!
今回も良かったよ!続き楽しみにしとるねー! うちは最初の頃はあったけど中学生になってからは無くなったよー! 小6の頃携帯買ったんじゃけどその時は制限付いとった! けどそのパスワード知っとったけんかくれて解除しては触ってたら中学生になってからは無くなったw LINE1日10分!?うちそれ絶対無理だわ〜