🔺BL 短編集

🎻🛵が女体化してるので苦手な方は🔙…

続きは気が向いたら書きます（多分）

「。………、？。、？…、。、……？。。…」

…

なんだこの胸の膨らみ。

朝起きて一番、発した言葉はそれだ。いつもより重心が傾いて歩きにくい気がしていたけど寝惚けていたから鏡を見るまで気づかなかった。もちろん僕は大困惑状態。さっきの言葉を吐き出した後は無言でただ鏡に映る自分を見ているだけ、何も出来ずにいる。

「……と、とりあえず朝ご飯…」

冷静になって朝ご飯を作ったら戻ってるかもしれないし、まず僕の幻覚なのかもしれないし。そういえば最近何連勤もしすぎているから疲れが溜まっているのかもしれない、きっとそうだ。

「い〜におい…とじろ、ぉはょ…、」

ぐっすり眠っていた晴君が目を覚まして後ろから抱きついてくる、“危ないよ”と言っても寝惚けているのか将又計算してなのか一向に離れようとしない。

「もうすぐ出来るから顔洗っておいで」

目が覚めるだろうし、抱きつかれながらお味噌汁を注ぐのは難しいしね、なんて笑えばすぐに晴君は動き洗面台へ向かっていく。背中のぬくもりが消えたことに冷えと寂しさを感じては後でたくさん抱きしめてもらおう、なんていつもよりちょっぴりかわいい思考が浮かんでくる。

「洗ってきた…って……え」

「？なに、朝ご飯出来たよ」

「…？え、？いや…とうじろ…、え、？」

「？」

僕の体をまじまじと見ては困惑している晴君、…あ、そっか、僕今体変だった、

「……………………ちいさい」

「は？」

「いやっ！！いや、身長が！！！」

「ああ、だよね、よかった。違う意味だったらボコしてた。」

「可愛いのに怖いこと言うね弦チャン…？！」

可愛いは一言余計、っていつもなら言うがまぁ今は特別、こんなこと滅多にないし今だけ言わせてやろう。

「とりあえずご飯食べな、冷めちゃうよ」

「なんでそんな冷静なの…？？」

…

「くぁ…、」

二人で映画鑑賞、なんて洒落たものはしないで布団でごろごろしている。僕はスマホ、晴君は読書。あの後特に何かあるわけでもなく普通にいつも通り過ごしていた。もう少し何か反応してもいいのに。

「……やっぱちいさいよな…」

「ぅわっ、？！」

と思えば急に抱きしめられる。いつの間にか本は読み終えていたみたいでもう机の上に在った。

「身長も小さいし足も背中も華奢だし…髪もちょっと長くない？」

自分じゃ気付けないことをぽんぽん言われて少し戸惑う、変わったのは胸だけだと思っていたがどうやら全体的に女の子になってしまったらしい、なら調べないと。

「僕文献とかないか探してみるよ、」

「え、まってもったいない。ちょっと楽しませて」

「んひゃっ！♡」

突然服の上から胸を触られて声が出る、さっきまでそんな素振り見せなかったのに、なんで急に、

「ちょ、まっ、♡、ふ、さわんな、♡」

「やらか……、ここ触ったらどうなんだろうね？」

抵抗するけど男の人の力に勝てるわけなくてされるがままになる。大まかに胸を揉まれてうっすら乳首に触られるからずっと気持ちいのがじわじわ溜まっていって焦らされてるみたいでへんなかんじ、と思えばきもちいところをつままれてびくん、と腰が跳ねる、ぁ、ちからぬけちゃう♡

「やっ゛♡あぅ♡♡っ〜〜〜、！！゛♡♡♡」

「ぇ、嘘もうイったの？」

腰が抜けちゃって床にへたり込む、立ってられない、なんだこれ、こんなのはじめて、知らない、ずっと余韻がある、ずっと気持ちい…♡

「お顔とろとろだね？」

なんて言われてはまた胸を触られる、今度は焦らさず、しかも服の中から。まってまって、そんな直接触られたらまたすぐイっちゃう♡

「きゃぅ！♡♡ぁん♡♡さわんな、゛♡♡♡」

家の中だし、なんて言って下を履かずゆるゆるの服を着ていた僕が馬鹿だった。そうだ、この家には獣より怖いケモノがいるんだから、

「は〜…これ、下どうなってんの？♡」

なんて言われてダボダボだった下着をずらされ秘部を触られる、ぁれ、なにこれ

「んきゅぅぅうう゛゛♡♡♡♡♡やめ、むぃ、♡♡♡♡」

こんな感覚しらない、女の子になるとこんなにきもちいの？頭が馬鹿になって、眼の前の男のことしか考えられなくなって、これ、だめになっちゃいそう。

「ぐっちゃぐちゃ…さっきの、そんなに気持ちよかった？」

自分でもわかる、さっき虐められたので愛液がとろとろ垂れていると。でも仕方ないじゃん、こんなに感じる様にしたのは晴君だもん、晴君が感度良くして、晴君が僕の気持ちいところを見つけて虐めたから。

「藤士郎、知ってる？女の子にも前立腺と同じ気持ちよくなれる場所があるんだよ」

「まっぇ、゛♡♡ゃ、こわれちゃ、♡♡♡」

「ふふ、いっぱい気持ちよくなってね、藤士郎？」