コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
短い上に駄文ですー!!れ!!!!!!
ゆるちて🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺
「俺だけ見て、」
…
「俺だけ、他のやつなんて見ないで、ずっと、ずっと俺だけ、」
弱々しく、少しでも藤士郎が俺に情が湧く様に語りかける、
これは俺が本や女から学んだものではない、全て藤士郎から学んだ。全部全部お前から学んだんだ、俺の悪い知識はお前のせい、子供の様にお前に縋るのだってお前が悪いんだよ、お前が外の世界を教えてくれなかったから、ずっと愛でてくれたから。
「っぇ、な、どうしたの…?体調でも悪い…?」
艶のある髪を揺らしてたどたどしく顔を覗き込まれる。変な所で鈍感なんだよな藤士郎は、これは計算済みなのか、将又彼の天然の何かなのか、
「そうやってまた誤魔化して、」
いつもそうはぐらかされるから、これは計算済みのものなのだろう。彼が俺の顔を覗くたび胸が高まっているのを彼は知っている。
「…だって、景君には素敵な人と一緒になってほしいから」
…嗚呼、やっと、やっとだ。
その理由を聞くのに幾ら掛かった事か。素敵な人?笑わせるな、眼の前に誰よりも素敵な人がいるじゃないか。人に気を遣えて誰にでも別け隔てなく接して、俺のこと特別扱いしてくれて愛してくれている。
「…あと、景君からしたら僕親みたいなものでしょ?多分それ勘違いだよ、」
勘違いなんかじゃない、親とも思っていない。親に持つものは素直な愛、感謝、お前に持っているものは歪んでいて、それでもって黒い愛、依存心。自分でも変なのはわかってる、わかってるけど
「お前も、俺に依存してくれよ、」
「え、?…ぅぁ、」
… SideChange …
「景君、景君、♡」
僕の手を離さない様に、僕を優しく愛でる様に抱きしめる景君に僕も応える。嗚呼、もう世界のことなんてどうでもいい、僕には景君がいればそれで、
「景君、僕だけみて、僕だけ、ずっとずぅっと」
何処かで聞いたことがある気がするがまぁ気の所為だろう。