テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
😊
※モブ出てきます
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
勇斗が来店してから、1週間が経った。
同期から聞いたが、
勇斗は次の日にも来店し、仁ちゃんは??って、寂しがっていたらしい。
仁ちゃんは毎週水曜日に出勤している、と伝えたら、めちゃくちゃ感謝された
とのこと。
あぁ、本当にまた来てくれるんだね。
そう思ったら、今日も、来週も、再来週も頑張れる気がする。
身支度を終え、お店に向かった。
︰
ガチャ…
「おかえりなさいませ。ご主人様!」
勇斗だと分かった瞬間、声が高くなっちゃった笑
1週間ぶりだけど何も変わってなくて、少し安心した。
「…!!仁ちゃん!!」
「わ、なんですか…」
「今日もチェキ撮れますか??」
「ごめんね。今日は撮れないんです。 1ヶ月に2回しかやっていなくて。 あの日が今月で2回目でして……」
そう言ったら、勇斗は分かりやすくがっかりしていた。
俺だって同じ気持ちだよ。
勇斗と近くなれるのはチェキだけだもんね。
何枚だって撮りたい。 3枚だけじゃ全然足りない。
「そう、ですか…。 では、オムライス以外にも仁ちゃんおすすめのものがあれば食べたいです。」
「でしたら、プリンアラモードがおすすめですよ。あ、必ず美味しくなる呪文唱えてもらいますから!」
また嫌そうな顔してる…笑
断っても良いのに、なんて優しいのだろうか。
…はぁ…
俺が女の子だったら、付き合えたのかな。
いや、この仕事をしてなかったら会えてなかったもんね。
勇斗はどんな気持ちなんだろう、
いっつも不安になってる。馬鹿だなぁ。叶うはずがないのに。
︰
「お待たせしました。 ではご一緒に…」
「美味しくなーれ!萌え萌えきゅん!」
「え、あ、え、??」
「ごめんなさい…こんなに注目されてる中で出来なかったです。」
俺だけしか言ってなかったの、恥ずかしい…。
って、注目されてる…?
な、なんで!?
俺なんかしたかな…
「おい、俺の仁ちゃんと親しくなってんじゃねぇよ」
…ん?
この声、いつもの方だ。
…勇斗に暴力振るってんじゃねぇよ…。
まじで腹立つ…。
嫉妬はどうぞお好きにしてくださいなんだけどね…?
これは暴力に当たるから出禁対象。
で、何?俺の仁ちゃん?
あーきもいきもい笑
あんなおっさん誰が相手するかよ、笑
俺は勇斗一択ですよ〜笑
「あの、出禁になります。早く出てってください。」
「はぁ??どー考えてもこいつ(勇斗)が悪いだろ!!」
「他の客に迷惑です。ですよね?」
「そ、そうですね…少し…」
あーあ、あの勇斗が引いちゃってるじゃん。
まぁ暴力振るわれてたし、そりゃそうか。
こういう人苦手なんだね。もっと好きになっちゃった。
157
36
「チッ。もういい。二度と来るか、こんなとこ。」
うん、二度と来ないでね。
「すみません。」
「いえ、全然大丈夫ですよ。今日も一緒に食べませんか?」
「…笑 うん。」
「やっぱり笑ってる方が可愛いですね。」
「…あ、え、えっと…」
急な褒め言葉にびっくりした。
モテる人ってこういう言葉をサラッと言うんだな…。
勉強になります…。
「取り乱してすみません笑 これ、とても美味しいです!」
「美味いでしょ? また来てください、絶対に。」
「当たり前ですよ。笑」
︰
「あの、店長。 1ヶ月に2回のチェキ会、増やしませんか? それか、毎週水曜日にやるとか…」
「どうしたの、いきなり。 仁人が良いなら良いけど… またあんな事されたらどうするの?」
「されないように気をつけます…。」
「それなら良いけど… 何、誰かお気に入りの客できた?」
「へ!? あ、いや、まぁ、そんな感じ…?」
「笑笑 頑張ってね。 ただ、連絡先交換するのは禁止だから。」
「それ応援になってますか…?」
「初恋でしょ? でもここで働いている以上、ルールは守ってもらう事になってるから、そこは譲れないの。ごめんね。」
「…はい。」
連絡先交換したかったなぁ…。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
続きます♪