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13 - 9話、創造神ウカイハ

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2025年03月01日

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2章:生と死。

9話:創造神ウカイハ

朝日秀蘭あさひしゅら

→痛覚 創造を具現化する能力

導奇秋みちびきシュウ

→視覚 生死を導く能力

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「わぁ…!」

私たちはルードレン院で子供達と朝食を食べたあと、サキムラ寺院に来た。

「ほんと、寺院って感じの建物ね」

さほど大きなものではないのだが、丁寧に手入れされていて神秘的だった。それは思わず感嘆の声が漏れるほどに。

「ここに創造神ウカイハが…。」

そのときだった


「う”まぶしい⁉︎なに⁉︎」

突然、シュウの左手の甲と、私の右頬が光り出した。

「…!シュウ!感情の印かんじょうのしるし!」

「え⁉︎」

シュウと私はそれぞれつけている手袋とテープを取った。すると寺院のある一点に光が集中し、中から女性が出て来た。


「う〜ん。はぁ。目覚めるのは実に二四〇〇年前か…はぁ〜あ…」

っとわけの分からないことを言ったかと思えばパチッと目が合う。

「其方たちか?我を目覚めさせた生け贄は」

目にプラスとマイナスの模様を宿し、胸元が大きく空いた派手な服を来ているその女性は、なんの疑いもなく聞いて来た。

「え?は?」

「えっと…貴方は…?」

そうすると彼女は笑いながら言う

「あーっはっは‼︎‼︎‼︎我は創造神ウカイハ。古代魔法を使う五神の一人であるぞ。」

え、神様なんで?

「どうして?」

「ん?我は感生の子かんじょうのこが三人揃うと出てくるのじゃ。いつもは生け贄として我を目覚めさせるのだが、今回は自らか?」

「ちょ、ちょっと待って下さい!僕たちは確かに感生の子です!ですが二人しかいませんよ!」

ウカイハは黙る。


「…確かにー!!え?なんで我出てこれたの⁉︎ちょーウケる!www」

ぎゃ、ギャル⁉︎

「ふはっ!んっう”う”ん。すまぬ。確かにそうじゃな。まぁ、其方たちの近くにもう一人いるということじゃろ!」

「そ、そんな適当でいいんですか?」

「ま、まぁ神様だし。大丈夫だよ!」

「…それより、感生の子が揃うということは、其方たち、もしやファイルナを探しておるな?」

「え?なんで分かったんですか?」


ウカイハは物語を語るように話す。

ファイルナ…。そう、我ら古代魔法を使う五神の中で、最も強いと呼ばれている神。五感を一人に集めた刻、その姿を表す。その五感とは人の生の子を意図する。感生の子が揃っている。すなわちファイルナ。それくらいは想像できるつわてわけじゃ」

すっご… 初めて聞いた情報もあれは、私たちの目的までずばり言い当てた。

「ウカイハ…様?はファイルナについて何か知らないのですか!俺、ずっと見てみたくて!少しでいい!だから!」

「落ち着け若いの。…ファイルナは我の弟子みたいなもんじゃ。じゃが、今はどこで何をしているのかは知らぬ。五六〇〇年前、人間に敗れかけたときから姿を現しておらん。…あ、でも奴らなら…」


「仁男様!また夏希が!!」

「なんだと…⁉︎夏希!なつき!」

なにやら孤児院の方が騒がしかった。

「秀蘭、行ってみよう!」

「うん。」

「まて、」

行きかけたとき、さっきとは真逆の威厳のあるウカイハに止められる。

「…。ファイルナのことならマーサル神社にいる双子神、シサイ・テサイを訪れるといい。我らの中で1番の秀才じゃ。なにか知っているかもしれぬ。カフリーア大陸マーサル神社じゃぞ?分かったら行け。」

「…あ、ありがとうございます!また来ます絶対!」

「ありがとうございました。」



(…。面白い子供達じゃ…。にしてもあの少女。どこかファイルナにそっくりじゃった。

なぁファイルナよ。其方は今、どこで何を企んであるのじゃ…?)


優しく力強い瞳は秀蘭たちの背中を見つめていた。

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