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「好きだよ」
彼からの急な言葉に驚いた。
目の前を見ると、彼が立っていた
微笑みながら彼は言った
「お返事は?」
私は未だに驚きを隠せずに言った
「私も…好きです…」
彼は無邪気な笑顔でこう言った
「なんで敬語? 」
私は彼の笑顔が1番好きだった
彼の笑顔を見ると私も自然と微笑みが溢れる
少し間があった後
彼が私の隣に座った
「なんか、気まずくなっちゃったね」
少し笑いながら言う彼を私はずっと見ていた
目が合うと彼が言った
「そんな見ないでよ、恥ずかし…」
頬を赤く染めながら言う彼は
すごく愛おしかった。
私は、(こんな日々がずっと続いて欲しい)
と心の底から願った。
私は地面を向いた。
「なぁに?考え事ですか?」
私は自然と涙が溢れ出した
「ええっ…?」
彼の困った声が聞こえる。
「泣かないで…」
あぁ…私、彼の目の前で泣くなんて、
すっごく久しぶりだな…
彼が困ってる。
でもごめん。
今は、涙を抑えれなくて。
彼の笑った顔、困った顔。
全て愛おしい。
一生一緒に居られたら良かったのにね。
彼女がよく座っていたベンチを見ながら言う
「好きだよ」
あぁ…会いたい。
返事が聞こえないのが、辛くて
「お返事は?」
なんて、言っちゃって、
馬鹿馬鹿しくて笑う。
彼女はよく、僕に敬語を使っていた。
「なんで敬語?」
なんて言って、2人で笑ってたな…
僕は彼女の笑顔が1番好きだ。
あぁ、また見たいよ…
僕は泣きそうになった。
それを必死に抑えて、ベンチに座った
「なんか、気まずくなっちゃったね」
僕がこう言うと彼女は毎回僕の方を見つめる
それが可愛くて、ずっと見てたなぁ…
隣を見ても、彼女はいない
彼女は僕の方をよく見てた、それが恥ずかしくて、
「そんな見ないでよ、恥ずかし…」
って、顔が火傷のように熱くなって言ってた
僕が恥ずかしくなると、彼女はいつも
下を向いてしょんぼりした顔をするから、
「なぁに?考え事ですか?」
と言う
あぁ…1人でこんな事してても。
彼女は居ないんだから。
僕は、涙が溢れた。
「ええっ…?」
やばいと思って思わず声が出た。
「泣かないでよ…」
泣いちゃダメだ。
僕が泣くと彼女も泣いちゃうから。
僕は泣きそうになって困ってた。
あぁ…。
彼女が恋しくて。
一生一緒に居られたら良かったんだけどな…