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私にはもったいないほど素敵な家族がいる。その人たちはいつも私のことを大切にしてくれる。苦しいことだって、悲しいことだって乗り越えてこれた。でも、ある日それは崩れた。
「あんたなんか、いなくなっちゃえばいいのに!」
大好きだった母から言われてしまった言葉。これが後に傷ートラウマとなって、私の心を蝕んでいく。苦しめていく。存在を否定されてしまった人間はどうなるのか。否定されないように必死に言うことを聞くようになってしまう。それはとても悲しいことだ。だが、そうも言ってられないのが現状だ。助けて欲しい、なんて言葉で救いを求められるならとっくにやっている。どうしてこうなったのか。全ては、あの日から始まった。いや、始まってしまったのだ。愛する母ではなく、理想の家族を現実にも投影してしまうほどに苦しかった日々が。
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「ねぇ、おかあさん!くれは のことすき?」
「好きよ。私の大切な女の子だもの。愛してるわ。」
「じゃあ、あかちゃんがうまれても、あたらしくおとうさんができてもすきでいてくれる?」
「もちろんよ!!」
幼少期の頃は母と仲が良かった。
いつからだろう、
私と母の溝が深まったのは。
10♡超えたらまた書きます。
作ってるモチーフとかは元々僕が経験したことからフィクションを織り交ぜて作っております。
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