蘭春で『君がいてくれればそれでいい』ご覧下さい
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蘭(俺が春千代の事恋愛的に好き…………か)
アプローチしなよw
蘭『ブワ/////』
思い出しただけで顔が暑く真っ赤に染まってしまう
その時
プルルルルルルルル
蘭『!!』
蘭『誰だ??』
ピッ
鶴蝶『あ、蘭か?』
蘭『あぁ…鶴蝶かどうした?』
鶴蝶『いや、春千代が目覚めたから蘭にも連絡をと思ってな』
蘭『……ありかと!』
・・・・・・・・・
蘭『三途〜!』
春千代『ん?あぁ蘭かどうした?』
蘭『……………………………』
蘭『は???』
春千代『?』
驚くのにも無理はない、何故なら蘭の前には仕事をしている春千代の姿があったからだ
蘭『なんで仕事してるの?』
春千代『は?…だって仕事が溜まっていたからやらねぇとなと思って』
蘭『…………?』
蘭『俺それは部下に任せたはずなんだけど?』
春千代『…………………え?』
蘭『……………ちょっと待ってて』
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蘭『ねえ?』
部下『…………………』
蘭『俺さぁ?仕事任せたよね??』
部下『そ、それは!いつもより仕事が多くて!』
蘭『いつも春千代が頑張って仕事をしていたから君らの仕事が少ないだけでこれが普通だからね?』
部下『………………………』
蘭『今春千代は仕事のし過ぎで倒れたばっかりなんだよ、自分の仕事は自分でしろ』
部下『申し訳ございませんでした……』
蘭『それは春千代に言うんだな』
部下『はい…』
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蘭『ねぇ〜、三途〜?』
春千代『ん、どうした』
蘭『ねぇ首領から三途の長期休暇貰ってきたからさぁ』
春千代『…………………ぇ?』
春千代『な、なんで?』
蘭『春千代さぁ倒れたばっかなんだよ?なのに働かせるわけないじゃん』
春千代『俺まだ働ける…………いや……』
春千代『働いて返さなきゃ、恩返えすことが出来ない…』
蘭『恩?』
春千代『ボスが俺にくれた大切な居場所だから…それを返すには仕事しかない…………』
春千代『だからさ、働かせてよ』
蘭『ダメ』
蘭『ボスもそんなこと望んでないと思うよ?』
春千代『本当にそうとは限らないだろ…』
蘭『じゃあ、聞いてきてあげる』
春千代『………ぇ』
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蘭『……………首領』
マイキー『………なんだ』
蘭『春千代についてなのですが…』
マイキー『…話せ』
蘭『無礼を承知で聞きます』
蘭『貴方は春千代のことを仕事の効率を上げる ”道具”だと思っていますか?それともたった一人の梵天幹部のNo.2でありとても優しい人間だと思っていますか?』
マイキー『……………………』
マイキー『分からない』
蘭『分からないというのは?』
マイキー『自分がどう思っているのか自分が今何をしたいのかも分からない…』
蘭『……』
マイキー『ただ、春千代にはたった一人の人間として幸せになって欲しいとはおもっている』
マイキー『だから灰谷蘭お前が三途を支えてやれ』
蘭『!』
蘭『御意』
何故か蘭の目にはマイキーが笑っているようにも見えた
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その頃春千代は
春千代『……………………蘭……』
春千代『なんであいつは俺に…俺なんかに…気ずかってくれるんだ?』
竜胆『それはお前のに好意を寄せているからだよ』
春千代『………竜胆?どういうことだ?』
俺なんかが愛されるわけないじゃん
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楽しんでいただけましたでしょうか。
楽しんで頂けたのならば嬉しいです。
次の話もお楽しみにしていてください。
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