もう…疲れた…
…これは嘘に振り回された私の物語
「あ~死にた…」私の名前は香蓮(かれん)中学1年生中学受験に失敗した
昔、そのことで病んでいた時SNSに病みツイートや投稿をしていたところ、昔仲違いした知り合いにその投稿の写真を撮らればら撒かれていたらしい
その事からもとから仲が悪かった人が多い私はほぼ完全にいじめられていた
そもそも私はあまり自分で言うのもなんだがメンタルが強くなくちょっとしたことで泣いてしまう そんな私にも唯一と言うほどの心の拠り所があった
家庭科部室前
その単語にどれだけ救われてきたことだろうか
私はその単語を見て少し安堵するのを感じながらゆっくりと扉を開いた…
「少し遅れましたー」と顧問の先生、部長に伝える…まぁ言っても言わなくても大して変わらないのだが
この学校の家庭科部は緩く基本何でもしていい故に小さなことなら最悪顧問の先生のせいにすればなにも言われない…と昔先輩から聞いた
まぁ自分はそこまで問題を起こすタイプでもないので大丈夫だろう…
いつも通りの定位置に着くとそこには高橋静が居たこいつは静という名前の割に静かではないなんなら冒頭で言った写真の件はこいつがすべて悪いのだ…そう思っている私をよそに高橋は「今日遅かったね」と理科のレポートをやりながら言ってきた
どうせこれっぽっちも思っていないだろうが家庭科部の中ではまだ話が通じる方である…無論大嫌いではあるが…
そうこうしていると真ん中の席からいつも通りうるさい声が聞こえてくる この声の主…岡部麻痺里(おかべまひり)とその取り巻き…青木まどかは昔私の事をグループラインから削除したことがある(ついでに高橋も消されていた)どうやら私の事が嫌いだから消したらしい…つくづく性格…頭がおかしい奴らである
さて、なんで私がこんな部活に入っているのかと思っただろうかこれには理由がある
その理由はこいつらに復讐をしてやりたかったからだ こいつらのせいで私は苦しく辛い学校生活を強いられた、なのにこいつらはのうのうと生活を続けている私はそれが許せないなぜ私がそんな目にあわなければいけないのだ
そう私は決めたのだ 彼奴等に復讐すると