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今回バリ長。何回かに分けて少しずつ読んでいくのがおすすめです。
紫「おはよー!みんな!」
青「おっはよー!」
桃「おはー」
黃「おはようございます!」
橙「おはようさん!」
紫「ねぇねぇ、朝ご飯食べに行かない?!✨️」
黃「いいですねっ!✨️ファミレスに行きたいです!」
紫「いいね!たまには行こうか!」
青「僕はバナナが食べれればなんでもいいかなー」
桃「俺肉食いてぇ」
橙「俺も俺も!!」
紫「えー朝からー?w」
橙「いいやんかっ!」
桃「おい、金。」
赤「あ、はい」
桃「うわすっくね。まぁいいわ。」
黃「早く行きましょう!僕お腹減りました!」
紫「そうだね!じゃあもう行こうか!」
桃「行くべ行くべ」
赤「…行ってらっしゃいませ。」
赤「ふぅー…つっかれたぁ。」
赤「結局朝ご飯食べてないし。視界にも多分入れてないでしょ。」
赤「あ”ぁ”〜…これから学校でもっと疲れるのか…」
赤「…ちょっとだけ🐿️🦟しちゃおっかな。」
赤「どこだ、カッター。」
赤「無い…包丁でやるか?いやでもなぁ…」
赤「…俺の横にあんじゃんw」
スーッ
赤「わぁ…やっぱ血きれい…✨️」
赤「もっと…」
桃「…は。おまえ、なに、やってんの、?」
赤「…え」
赤「なんで、ここに」
桃「…忘れ物。それより、お前何やってんの?」
赤「ぇ…っと…」
赤「…………」
桃「…💢 なんか言えよ!!!💢」
赤「うるさい!!!」
桃「…は」
赤「俺のことなんか見てなかったくせに!!」
赤「いつもそう…俺が何をしても、どんなに努力をしても!!!」
赤「誰も見てなんかくれなかった!!!!」
赤「せっかくあの家から逃げ出せたのに!!!!」
赤「これじゃあのクソみたいな家と一緒だ!!!!」
桃「あ…か…」ぽろっ((涙
赤「俺ももう限界なんだよ…ッッ」ぽろぽろっ
赤「もうやだッ…」ぽろぽろっ
紫「桃ちゃーん!遅いけどどうした…の…」
紫「な、なんで桃ちゃん泣いてんの?!?!」
青「どうしたのー?って!」
青「桃くん泣いてるじゃん!!」
黃「どうしたんですかー?って、なんで桃くん泣いて…」
橙「おーい!みんな遅いで〜!ってどうしたん桃ちゃん!」
橙「赤になにかされたんか?」
紫「おい赤!!!桃くんに何した。」ギロッ((睨
赤「…俺、なんもしてないよ?」にこっ
橙「嘘つくなや!!!」
黃「そうです!!桃くんが可哀想ですよ…!!」
青「桃くん、大丈夫?」さすさす((背
桃「ぐすっ 赤っ」ぽろぽろ
赤「は、はは」
赤「ずっとずっとずっと桃くん桃くん桃くんって…」
赤「うるっせぇなぁ…w」
赤「はぁー…もういいよ。」
紫「は?」
橙「何がいいんや!!」
赤「…ねぇみんな、俺のこと、嫌い?」
黃「もちろん嫌いです!!」
橙「嫌いや」
青「僕も」
紫「答えるまでもないよねw」
赤「…あははっ!」
紫「…なに笑ってるの?」
赤「あははははっ!!」ぽろぽろっ
赤「もう…疲れちゃったぁ…」ぽろぽろっ
赤「もう…笑顔でいる意味すらわかんないよ…」ぽろぽろっ
桃「ぁ、赤っ!」ぽろぽろっ
赤「…桃くんが初めてっ!俺の秘密知った人!」
赤「もう何年も隠してきたのにさ〜!」
赤「バレた記念に、俺の本音、みんなに聴かせてあげる。」
赤「まーずはー…紫ーくんかな?」
すたすたっ
紫「んだよ、近づくなよ。」
赤「…」
赤「紫ーくんが優しかったのは、最初だけだったね!」にこっ
赤「救われたって気持ちからドン底に落とされたよw」
赤「いつも俺以外の兄弟優先で、俺のことなんか気にもしてなかったでしょ?」
赤「そんな紫ーくんが、俺は大っ嫌い。」
違う、違う!!!こんなこと、ほんとは思ってない!!!
ほんとは…大好きだよ、紫ーくん…!
赤「ずっとずっと前から、大っ嫌いだったよ。」
紫「…ッ」
違うんだよ、紫ーくん。ずっとずっと前から、今もずーっと大好きだよ。
赤「次は〜…青ちゃんかなっ!」にぱっ
青「!」
赤「青ちゃんも最初だけだったね。優しかったのは。」
赤「最初はゲームに誘ってくれたりしてさ〜、嬉しかったな〜!」
赤「でも、もう今は奴隷みたいだねw」
赤「俺を奴隷扱いする青ちゃんなんて大嫌い。」
違う。大好き。青ちゃんは俺を奴隷扱いをする中でも、時折優しさを見せてくれた。
そんな優しさに俺はずっと救われてたんだよ。
赤「次は〜、桃くんかなぁ!」
桃「ぁ…」ぽろぽろ
赤「…はぁ…いつまで泣いてんの?」
赤「泣いたらなんでも許してくれると思ってるの?」
赤「いい加減泣き止んだらどう?」
赤「俺さ〜、もう、一周回って逆に泣けなくなってきちゃったかもしんない!w」
桃「あ、かッ、ごめッ」
赤「謝っただけで俺が許すわけ無いじゃん。」
赤「桃くんも、大っ嫌い。」
桃「ぁ…あ…」ぽろぽろっ
違うんだよ桃くん。大好きだよ!!
かっこよくてみんなの頼りになる桃くんを、俺が嫌いなわけ無いじゃんか!
赤「次〜!!黃ちゃん!!」
黃「ぁッ」びくっ
赤「黃ちゃんはさ、今は学生で、末っ子って立場でなんでも許してもらえてるけどさ?」
赤「社会はそんな甘くねぇから。いつまでも甘えてんじゃねぇよ。」
赤「あとー、漢字ぐらいわかるようにしな?w」
黃「…ッ」ぐっ…((手握
本当は、もっと黄ちゃんに甘えてほしいなって思ってたんだ。
黃ちゃんは本当に可愛くて、かっこいいから。大好きだよ。
赤「ラスト!!橙くんっ!」
赤「お前さ、自分のことおもろいって、本気で思ってんの?w」
赤「クッソおもんないから!w」
赤「下から2番目だからってあんま調子乗ってんじゃねぇぞ。」
違うよ、橙くん。いつも面白くて、バレないように笑ってたんだよ。
みんなの前で笑うと怒られちゃうから。バレないようにするのに必死で耐えてたんだよ。
そんな橙くんが、俺は大好き!!!
赤「まぁ、こんなもんでいっか!」
赤「もう間に合わないし、今日は学校サボっちゃおっかな〜…」
紫「…俺も休も…」
青「僕も…」
桃「ぐすっ…俺も…ッ」
黃「僕も休みます…」
橙「俺も…」
赤「あっそ。まぁ関わってこないならなんでもいいよ。」
赤「あと俺今週中に家出るから。」
紫「…ぇ…」
赤「は?文句あんの?」
紫「いや…」
赤「はぁ…今までお世話…してる側だったけど、じゃーね。」
バタンッ