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18 - 第18話 寝顔がかわいい!?先輩どこみてるんですか!?

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2025年02月06日

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「……おい、起きろ。」  


ふと、誰かの声が遠くで聞こえた。  


「んん……」  


まどろみの中でゆっくり目を開けると、目の前には広瀬先輩の顔があった。  


(え、近っ…!?)  


思わずびくっとして体を起こそうとすると、急にバランスを崩してしまい――  


「わっ……!」  


ドンッ。  


気づいたら、私は先輩の胸に倒れ込んでいた。  


(え、え、え、なにこれ!?)  


固まる私の頭の上で、先輩の心臓の音が聞こえる。  


ドクン、ドクン、ドクン。  


(先輩、もしかして緊張してる……?)  


「……悪い、降りるぞ。」  


先輩が静かに言いながら、私の肩に軽く手を添えた。  


「え、あ、うん…!」  


私は急いで体勢を整え、顔を真っ赤にしながら立ち上がる。  


(な、なんかめっちゃ気まずい……!)  


電車のドアが開くと、私たちは一緒に降りた。  


先輩は少し目をそらしながら、ポケットに手を突っ込んでいる。  


(なんか、いつもより落ち着いてないような……?)  


「あの、先輩?」  


「……なに。」  


「もしかして、照れてます?」  


そう言った瞬間、先輩はピタッと足を止めて、じっと私を見つめた。  


「……お前さ。」  


「は、はい…?」  


「そういうこと、気軽に聞くな。」  


そう言って、先輩は少し耳を赤くしながら、前を向いて歩き始めた。  


(ええええ!?絶対照れてる!!!)  


私は思わず口元を押さえながら、必死に笑いをこらえた。  


「……まぁ、寝てる顔は可愛かったけどな。」  


「!?!?」  


(いま、なんて言いました!?)  


驚いて先輩の顔を見ると、先輩はすでにスタスタと歩いて行ってしまっていた。  


(えええ、ずるいっ!!)  


慌てて先輩の後を追いかけながら、私は心臓のドキドキを抑えられないまま、先輩と帰路についたのだった。

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