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ルカス:「さぁ。着いたよ。 」
ルカス、ミヤジ共にふたりとも喋らず少年を気遣いゆっくりと階段を登り。
少年:「いろんなものがあるんですね」
ルカス:「そうだね。結構グロバナー家への支給してくださったものが多いけれどね…」
少年:「へぇ…なるほど。」
静かに少年は頷く。
そこにミヤジは言葉をはさむ。
ミヤジ:「さぁ。もうすぐ寝る時間になっていく。早く済ませてしまおう。」
ルカス:「そうだね。ミヤジ。」
少年:「私の事情など気にしないでください。ゆっくりで大丈夫ですよ。」
ミヤジ:「お気遣いありがとう。主様。無理しない程度にやるよ。」
ミヤジが少年に微笑めば、ルカスは診察をする場へと誘導し丸椅子へと座らせる。
ルカス:「一旦熱測ってみましょうか」
少年:「分かりました。確認ですがこれを脇に挟むんでしたよね?」
ルカス:「そうですよ。もしかして…」
少年:「いえ、ありがとうございます。」
少年は言葉を遮るように指示に従う。
ルカスは少々何かを悩みながらも体温を測り終わる時間を待つ。
少年:「これでいいでしょうか。」
出せば書いてある文字へと目を移せば表情を動かす様子はなく。
疑問に持ったミヤジは少年へ聞く。
ミヤジ:「その体温計。貸してくれるかい?」
少年:「えぇ。勿論。」
ミヤジが受け取りサッと見れば少年へ問う。
ミヤジ:「どこか具合悪いところはないかい?」
少年:「えぇ。全く。」
その話にルカスは気になって。
ルカス:「私だけおいていかないでよ。私が来た意味後なくなってしまうだろう?さて、いくつだったのかな?」
ミヤジから受け取ると少し顔を歪めた。
ルカス:「無理はなされていませんか?」
少年:「していないですよ。何故ですかさっきから。私、アレの読み方がよくわかってないので…教えていただけますか?」
ミヤジ:「…少しだけ熱があるんだよ。きっと今日のことが思い切り疲れが来たようだね。ルカス、早く終わらせて眠らせるぞ。」
ルカス:「わかったよ。ミヤジ。主様。また明日も体温を測らせてください。」
少年:「勿論です。貴方方の力になれるのならば嬉しいです。」
ルカス:「ありがとう。診察ごとは少ないからすぐ終わらそう。」
すぐ終わらせてくれれば治療室で眠るといいと言われ、治療室の治療場から離れた所で眠る。ミヤジはきつくない匂いのアロマを傍に置いていってしまった。
意識が遠のいてゆく中、小さい声で会話が続いている。
ミヤジ:「さて…一通りは終わったな。」
ルカス:「ねぇ。ミヤジ。なんで治療室で寝かせたのかな?しかも離れた所。別に私は主様の部屋でもいいと思うんだけど。それに状態が分かりにくい。」
ミヤジ:「一応は女性が住んでいた部屋だ。彼は治療室へ入ってくるとき一瞬顔をしかめていた。治療室は薬品などが多い。きっと主様は嗅覚に優れているのではないかと思っただけだ。だから女性の匂いがするだけでも眠れなかったりしたら困る。だから傍にラベンダーのアロマを置いた。」
ルカス:「なるほどね…そこまで見ていたなんて流石だね。ミヤジ。」
ミヤジ:「…別に。主様について一足先色んなリスクを考えることは大事だろう。」
ルカス:「…そうか。」
ミヤジ:「それじゃあ。私は大切な仲間がいるからね。見に行かなければ。」
ルカス:「うん。おやすみ。」
ミヤジ:「…」
ルカス:「相変わらずだね…」
〚ちょいと謝罪〛
本当に投稿遅くなりごめんなさいっ…
言い訳ではありますがリアル多忙でして…
主実はまだ義務教育を受けている時期なんです。
この頃は色々と忙しく…
でも投稿は頑張りたいのでいいね等おして静かに応援してください…((
それじゃあこれからもよろしくです!!