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「え、ここって…」
「え、ど、どどどどどういう…」
「あぁ言ってなかったっけ?昼に出発しても怪異の中に入ってしまえば関係ないぞ!」
不思議だなぁ
どういうことだろ
いずれ解明できるようになんのかな
「ま、大丈夫大丈夫。死にはしないし。もうつくしね」
「これって帰れるんですか?電車もっかい来るとか?」
「帰れるさ!1回来たことあるけど普通に電車きたぞ!」
「ちょっと安心?」
「うぅ…怖い…」
「お、止まった」
特に駅に変なところは無いけど…
異様に暗い。それだけ
別にお化けがいるとかでもないし…
ほっといても問題なくないか?
「さーて調査始めますか!とりあえず駅全部歩く!はい!行くよ!」
「はーい」
「大丈夫だよね?なんも居ないよね…?」
「大丈夫大丈夫。慣れる慣れる」
「えー、報告されてるのは放送が鳴るのと、不自然な掲示板…不自然な掲示板ってなんだろうね」
「チラシが不自然ってことですかね…」
「変形してるとかですか…?」
「うーん、見ない限り分かんないんだよなぁ。これが」
放送ってどんなのだろ
間もなく電車が参ります的な?
録音しといてもいいかな
ホラー好きの友達に聞かせてあげたい
「因みに撮影、録音、録画は禁止!これは決まってるから破ると結構な勢いで怒られから気をつけな!」
「了解です」
「わ、わかりました…」
ちょっと残念
まぁいっか
怒られたくないし
「あ、ここだ」
普通の掲示板だけどなぁ
パッと見特に不自然な所はないけど
化粧品の広告と掃除バイトの広告か
現実の地下鉄にもありそうな感じだけど…
「うわあああああ!!」
「え、なになに?!どした?!」
「目、目が…」
「目?」
「うーん、あ、動いてるね」
「うそ」
「ほんと。よく見てみな」
「んー…たしかに?」
「えーっと、不自然な掲示板、確認っと」
「確認だけでいいんですか?」
「うん。特に危害ないしね」
「…今スピーカーから音がなりませんでしたか…?」
「えぇ?拓哉ビビりすぎじゃない?」
「どんな音?」
「ノイズ音…みたいな?」
「うーん…」
気にしすぎて敏感になってるだけ?
それとも普通に俺の耳が悪い?
『駅内のお客様にご連絡致します』
「ほら…!」
『東口階段下におられる安達様』
「お?」
『白上様』
「名前まで…」
『葉崎様』
「うぅ…」
『至急、西口対応窓口までお越しください』
『繰り返します』
「この場合って行きます?」
「ま、行っても行かなくてもって感じだけど報告されてるから一応言っとくか」
「に、西口ってどこですか…?」
「地図があったんだけど…あ、あれだ」
「東口…現在地がここで、ん?無くない?」
「いやいやんなわけ…無くね?」
「いや、いくらなんでもそれは…!無いね…」
「んじゃー放送確認っと」
「よし!帰るぞ!」
「え、もう?!」
「まぁ簡単な任務だからね。電車が来るまでの間でぱぱっと報告書書き上げるぞ!」
「は、はい…」
「はーい」
「報告書のこの名前の欄にまず学年とリーダー表記お願いね」
「こうですか?」
「あ、そうそう。葉崎くんはそのままで」
「はい…」
「んで、任務内容の記入」
「えー、と?掲示板と放送の確認、でいいですか?」
「うん。で、その下に備考。今回は特になしって書いといて!」
「はい」
「あ、そうそう。これ」
「特になし…と」
「おっけー、あとは書いとくね」
「あ、電車きました」
「よし、じゃあ帰ろう!」