いいねたくさんありがとうございます。
コメントしてくれる人もいて泣きそうです>_<
⚠️
エセ関西弁
原作軸なんですが、いつかははっきり決まってないです
保科さんが1人でシてます
それでもいいという方はどうぞ
ー 保科視点 ー
あの日から眠れない夜が続く
運良くあれからは第一に用事がなくて会うこともなかったが、ことあるごとに思い出してしまう
リビングのソファに身を沈め、雲に隠れた月をぼんやりと見上げる。あの夜は、もっと輝いていたような気がするのに。
甘い匂い
蒸気した頬
シュッ、コシュ
目尻に溜まった涙
僕が触れるたびにびくつく体
ずりゅ、ゴシュ
僕にしがみついてくる手
僕を求めて鳴く声
ごしゅごしゅずちゅ
「んっ」
どぴゅ
自分の手についたどろっとした白いものを眺める
「最低だ、、、」
ー 鳴海視点 ー
あれから保科に会っていない
というか避けられてる
この前第一に来たらしいが、長谷川に資料だけ渡して帰ったそうだ
まぁそれゃそうだよな
こんなやつの顔も見たくないよな
こんこん
長谷川か?
「入れ」
「失礼します」
「えっ、なんで、、、」
「資料にサインもらいに来ました。お願いします」
沈黙が続く
あれ、いつもはすぐに喋れたのに、、、
目も合わない
っていうかこいつそもそも目なんて開けてたっけ
「サイン、そこです」
びくっ
すっと資料を指す手に思わず体がこわばる
やばい、絶対感じ悪かった、、、
「あ、すみません」
「サインありがとうございます。失礼します」
まって、まだいて
そう言えたらどんなに良かっただろうか
違う。そんなんじゃない。
こんなこと考えちゃいけない
喉の奥がきゅっと締まって目頭が熱くなる
だめだ、泣きそう、、、
ー 保科視点 ー
(第三に戻ってます)
なんも喋れんかった。
僕が好きなあの目も重い前髪で見えなかった。
怖がってたよな僕のこと、、、
「はぁ。」
「どうした保科。ため息なんて珍しいな」
「えっ、亜白隊長。いつからいたんですか?」
「最初からいたが?」
「すみません。」
「いや、それより大丈夫か最近?少しやつれたように見えるぞ。ちゃんと食べてるのか?」
なんでこの人こんなに鋭いんやろ。
ここ最近眠れてないし、食も喉を通らない。
仕事で気を紛らわそうとしてもふとした瞬間に思い出してしまう
「大丈夫ですよ。ありがとうございます。」
「そうか、、、何かあったら遠慮せずに言え。」
「ありがとうございます。」
あかん。
もっと気をつけんと。本当は僕、自分の感情隠すの上手いはずやねんけどな、、、
ー 鳴海視点 ー
「鳴海、入るぞ」
これは長谷川だな
「なんだ?」
「最近の怪獣出没と9号についての書類だ。目を通してくれ。」
「はぁ。なんか多くないか?」
「まぁそうだろうと思った。せめて半分はやっといてくれよ」
「いい、全部やる」
「え?鳴海が仕事を?」
「そんなに驚くな💢ボクだって仕事ぐらいできる。とっとと出ていけ!」
「分かった。じゃあこれで。」
ぱたん
これくらいしないと忘れられないんだよ。ゲームも集中できないしランク下がったらやだしな、、、
ー 夜 ー
布団周りを少し片付けていたら知らない上着が出てきた。
(おい、今ボクが片付けなんてしないと思ったやつ出てこい!ボクだって片付けぐらいできる)
えっこれってもしかして、、、
顔を少し近づけるとふわっといい匂いがした。
これ保科のだ。
あの時慌てて置いてったのかな
ズキン
「はぁ、、、」じわ(涙
やになる
こんなにあいつのかとばっか考えて、、、
長谷川が持ってきた仕事もやっちゃったし、、、
もう寝よう
なぜかは分からない、保科の上着を待ったまま布団に入る。
いい匂いがするから?安心するから?
そんなことを考えながらボクはあいつの上着に顔をうずめたまま眠ってしまった。
ここま読んでくださりありがとうございます。
次回でくっつけようと思います。
(くっついた後も続けます!)
♡&💬喜びますm(_ _)m
コメント
1件
ウァァァァァァァァ!!マッジ最高です😭次回が楽しみです‼️👍応援してます‼️頑張ってください💪😭