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藍「まず、思い当たるところから探して行こう」
時雨「まず1つ目は… 」
藍「楓人ー!!!楓人ー!!いるなら返事してよー!!」
時雨「紅雨くーん!!紅雨くーん!!」
美樹「楓人ー!!!!…クソ、おらんな」
藍「次行くよ、次っ!」
─1ヶ月後─
藍「楓人ー!!」
─5ヶ月後─
時雨「紅雨くーん!!」
そして、1年が過ぎた。
諦めずに、楓人を探した。必死に探した。休む暇もなく。しかし、見つかることは無かった。
藍「なんで….いないの…?」
時雨「これだけ探してもいないなら、やっぱり…」
諦めかけていた、その時だった
美樹「あっ!待てや!!!あれって….!」
藍「!!楓人だ!!楓人だ!」
楓人の姿が見えた。楓人のはずなのに….
他人のようにも見えて、話し掛けるのが怖くなった。
藍「あっあの!!」
聞こえてないのか。それとも聞こえないふりをしているのか。そう思った瞬間、その人急に立ち止まって、こう言った。
楓人「…くるなって、言ったのに。」
そう言って立ち去っていった。
藍「え…?」
時雨「どっどうしよう…? 」
美樹「とにかく、あとを追うで!」
藍「うん!」