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案なんて湧かないよね、 みんなそうだね、てことは漫画のパロディ作るね
※注意
漫画の人物を変えただけとなっております
bl小説(漫画パロディ)となっております
cpが地雷などの方は回れ右へ
文章間違えなど多少有り得る可能性があります
その他は自己責任でお願いいたします
お名前伏せいたしません
漫画名【オマエアレルギー】完結済み
是非読んでみてください
加納 紘人→伊波 ライ「」
大城 啓 →叢雲 カゲツ『』
その他 →〈〉
1.俺に近づくな
伊波ライ視点
『伊波!』
ビクっ バッ(鞄を頭に乗せる)
『おは⋯ あれ?』
「触るな⋯って何回言えば分かるんだ叢雲!!」
『?』
『でも肩掴むくらいただの挨拶やん』
「近寄るなって⋯ 」
〈はよ叢雲〉
「おはよ 」
『⋯』
〈カゲツおはよ〉
『おはよ』
〈はよ!なあ昨日の⋯〉わいわい
ささっ
「ほっ 」
叢雲カゲツ、初対面から馴れ馴れしくて1番苦手なタイプだ、大概のやつは冷たく接していれば離れていく⋯
⋯の、だが
『ねえ、伊波の誕生日っていつ?』
『あ 待った当てる!』
『うーん冬っぽい?』
『いや意外と夏かも⋯』
「おい」
『?』
先生〈叢雲!廊下に立っていろ!今日で何度目だ💢〉
『えっ廊下はイヤ!』
先生〈なら前を向いて授業を受けなさい〉
『けどまだ誕生日⋯当ててない』
先生〈休み時間にやれ!!〉
早く席替えしたい⋯
『髪に何かついてる、糸くず?』すっ
ふわ ぞわ
「ヒッ」
ガタッ(椅子を立つ)
『え?』
ダッガラ(教室を出る)
『⋯え?』
触られた⋯
「ぜぇッぜえっ」
気持ち悪っ⋯苦しっ⋯
「はっ⋯」
なんなんだあの男は⋯
俺は子どもの頃男に襲われそうになったトラウマから男アレルギーになってしまった。こんなこと周りには知られたくないからなるべく男には関わらないようにしてきた。それなのに叢雲のせいで⋯!
キーンコーンカーンコーン
『 いーなみ!』
『帰り僕たちと遊んでいかない?』
「行くわけないだろ」
ばっ(鞄を持つ)
『来ないんか?』
『あっじゃあ俺と2人で⋯』
〈カゲツ!〉
〈早く行こーぜ!〉
〈みんな待ってるぞ〉
ビクっガタ(歩む)
『あっ伊波!』
『待って!』
ガシっ(腕を掴む)
「!?」
ばっ
「触るな!!」
「はっはぁ…〜〜っ」
『伊波⋯?』
だっ(教室からでる)
『あっ』
〈何だ今の、伊波だっけ?〉
〈かんじわりーな〉
〈カゲツ行こうぜ〉
「はっはぁ…」
⋯呼吸は落ち着いたが、こっち(蕁麻疹)は治まってないか
「はぁーー⋯」
やばかった…あいつは何か俺に恨みでもあるのか…?
「帰ろ」ぼそっ
ガラッ
暗い…さすがにもう誰も残っていないだろうな
「⋯!?」
叢雲!?
『伊波!』
「何でっ⋯」じりっ
『あ⋯やっぱり腕赤くなってる』
ギク
『ごめん!僕が腕を強く掴んだせいだよな 』
「⋯は?」ぽかん
何言っているんだこいつ
『僕どうしても伊波と遊びたくて必死になってつい…』
『伊波ってすぐどっか行っちゃうから…』
避けられてるって気づけ!この鈍感…
「なあ叢雲⋯」
『だからさ』
『これからはもっと伊波のそばにいようと思って!!』
!?
『今も一緒に帰ろうと思って待ってたんだー』
「いや叢雲⋯」
『そうや!せっかくやからどっか寄ってく?』
「人の話を聞け!」
そして次の日から叢雲の宣言通り……
昼も
『一緒に食ーべよ』
「どっか行け」
登下校も
「ついてくるなって」
『いーやん一緒に帰ろうや』
それ以外でも⋯
『伊波』
『伊波?』
『伊波!』
とにかく今まで以上に鬱陶しくなってしまった⋯
『はい次!伊波書いて!』
『書き終わったら一緒に職員室に出しに行こう』
「いや俺が出しておくから、先帰れよ」
『ううん、日直の仕事だから一緒にやろうや、な!』
なんでそうなるんだ…イミがわからない…
「はぁ⋯」
『⋯⋯⋯』 スっ(手を頭にやる)
バッ
「なんだよ、この手は」
「また何か髪についているなら口でいえば…」
『いや、頭撫でようと思って』
『元気なさそうやったから』
「男にすることじゃないだろ」
『え、そうか?』
『伊波みてると触りたくなるんよな、髪サラサラやし』
「っ⋯⋯」
『あのさ僕⋯』
ガタッ(椅子を立つ)
「叢雲、本当にもう俺に構うのは辞めてくれ」
『え…』
「俺なんかじゃなくてもお前なら、他にいくらでも友達が⋯」
『違うんや!』
『友達になりたいんやない』
『好きなんや!ライのこと!』
!?
「すきって…」
こいつ今告白したのか!?男の俺に!?しかも名前呼び…
「⋯⋯何言ってんだ、冗談はやめろよ、」
「日誌は俺が出しておくから」
『冗談なんかやない』
『本気だよ、俺は⋯⋯』
(ぎゅ 抱
ガクっバタン
『!?、ライ!?』
『気失ってる!?ってなんやこれ、蕁麻疹すご…』
『ライぃぃ〜〜!!死ぬなぁ〜!』
『!、大丈夫!?』
「っ〜〜近い!!、離れろ!」
『すまん…倒れるまでライの体調不良に気づかなかった…』
「!」
アレルギーはバレてない…?
「いや、もういいから」
「頼むからもう俺に近づくな」
『それは嫌や!』
『言ったやろ?好きやって、諦めないからライのこと』
保健室の先生〈あのぉ〜⋯〉
" 〈もう下校時間過ぎているんだけど⋯〉
「!?」
『あ、ホンマや』
保健室の先生〈大事な話してたのにごめんね〉
「ちっ違います、そんなんじゃなくてむしろ迷惑してて…」
『えっ⋯』
『迷惑は酷いやんか〜!』
「うわっ触るなって…!」
こんな調子でまたいきなり抱き着かれたら…早くこいつをなんとかしないと絶対死ぬ⋯!!
あの、これで1話なんですね…疲れますね…パロって簡単なんじゃないんですか…