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※この作品に戦争賛美、または政治的意図はありません





───



目が覚めると、そこは……








































































白い空間でした。


いや何処




──




「は…」



むくりと起き上がって真っ先に目にしたのは、白いかべ。


そして周りを見渡しても白い壁、いやもはや壁なのか分からない。



輪郭がぼんやりとしており、辺りには、光のようなものがある。


果たしてここが、密室空間なのかも分からない


そんな意味不明な場所に、目が覚めたらいました。



「ここ…どこだよ」



記憶を遡っても、このような場所があるところを俺は知らない。考えられるのは”明晰夢”ぐらいだ。幻覚と言ったら規模が大きすぎるし、異世界といったら現実からかけ離れすぎている



だから…多分、夢を自由自在に操れる明晰夢を見ている可能性が高い



《あ〜! やっと起きましたか!》



突然。頭上から声が聞こえてくる。驚いて目を剥けながら上を向いてみると、そこには天使がつけているような黄色の光る輪っか。そして翼、ローブを身につけた誰かが浮いていた



「え…は」



突然の出来事に固まっていると、その天使のような何かは地面に降りてくる



《どうもこんにちは!    貴方は、私が誰だか分かりますか?》



にこにこと話しかけてくる彼は、いくら記憶を巡っても見覚えがない



「いや、あ、天使…とか?」



冗談交じりにそう答えると、彼は《正解です〜!》と言いながら拍手をした


…正解だったのか




…いや、え?




「せ、正解?」


《はい!あれ、分かってて言ったんじゃないんですか?》



確かに、その 容姿からして天使だと思うだろうが、俺は本気でそうとは考えてなかった



「いや…冗談で言った…というか」



苦笑いでそう答えると、彼は納得したようで話を続けた



《そーですか!  まぁでも”半分”正解ですからね!》



彼は、してやったり。とでもいうような顔をする。半分。とはどういうことなのか

天使のいうことはよく分からない


「…半分とは?」


何も返さずにいると、何故だが寂しいそうな顔をするのでいやいや聞く


《確かに今、私は天使です。でも今から神になります》




…何を言ってるんだ此奴

聞いたの間違いだったかな



《まぁ、神様ほど偉くはないですかね〜》



《それでも! 私は神様だって思いますがね!》と胸を張って言う


何やら俺が理解してるかのように話をしているが、全く理解出来ていない。

何が起きてるのさえ分からないのに、そこに天使と思ったら神になるとかいい出す輩が現れれば頭がパンクするどころの話じゃない



「何を言ってるんだ…さっきから」



もう訳が分からないのでそう聞くと、彼は不思議そうな顔をした後



《っあ…説明してませんでしたね》



と謝ってきた。なんだ説明してると思ってたのか。天使ってのは神の使いだから勝手に頭が良いイメージがあったが、違うのかもしれないな…



《今から、貴方にはゲームの世界に行ってもらいます》



先程とは打って変わって、キリッとした表情で彼は喋りだした



「ゲームの世界って…」


《そのまんまの意味です。貴方はその世界でプレイヤー兼主人公になり目標を達成してもらいます。ちなみにその世界を作ったのは私なので実質私が神様という意味ですね!!》




けれど、真剣な顔は一瞬で崩れた。言っている内容は、表情とはあべこべで、流せるようなものではないが。


(実質私が神様とかいう部分は知らん)



ただ、彼があまりにもなんとでもないようにいうので、ついこちらも背筋がだらしなくなってしまう




《あー…一応言っときますけど、これ夢じゃないので》




一言で再び背筋が伸びる




「夢じゃない…?」


訝りながら、彼のいった言葉を復誦する



《はい。貴方は夢だと思っているようですが、此処は正真正銘”現実世界”ですので。信じれなかったら頬でもつねってみては?…まぁそんなところですので、因みに目標を達成できなかったら一生ここから出ることはできません 》




現実だと言われ戸惑ったが、そんなことあるはずない、そう思いながら頬をつねる


けれど、痛い。引っ叩いても痛い。それでも夢の中でも痛みを感じる人はいるし…



《というか、夢じゃないって誰かが言っている時点で現実だと私は思いますけどね。それに貴方、この光景を異常がっているぽいですし。それでも信じられないなら昨日何したか、とか思い出してみては? 》



確かに、夢というのは幾ら現実じゃありえないことが起こっていてもいつかは慣れ、これが普通だと思ってしまう。



対して俺は目が”覚めた”ところから既にこの光景に違和感を覚えたし、天使(神)が降臨した時は、普通なら”ありえない”ことだから驚き固まった。



夢だと疑いもした…そう考えると現実なのだろうかと思いはするが



《これ以上時間取られるのは嫌ですし、ササッと行きましょう。夢だと思うならそれでいいと思いますよ》



今までの時間が全て無駄だと言うように彼は俺の手を引いて白い空間へと入った。


その様子を目の当たりにしながら



(おい、だったら今の時間なんだったんだよ…)



そう心の中で愚痴をはく。と、同時に世界の景色が変わる






今の一瞬で何があった…?











現代ではそうそう目にしなくなった屋敷。障子が開けられ日の光がよく当たる部屋に、俺と天使とやらが立っていた



「ここは…?」



身に覚えがあるような、ないような風景に疑問を持っていると彼は、《取り敢えず、まぁ座って座って》と、家主のような態度をとった。


反抗しても何にもないので、大人しく言葉通りに座る



《ここの場所についての説明は、御免だけど後回しにするね 》




あの空間にいた時とは違い、彼は敬語を外して喋り出す



《今から君にやってもらうのは、さっき言った通り。でも、流石にあれだけの説明じゃ”目標”も分からないし、これから詳しく話すね!》



「は、はぁ。なる、ほど…?」



わけも分からず、曖昧に返事をすると、何処から出したのか真っさらな板と筆を持って説明を始めた



…この容姿なのに屋敷と筆って、似合わないな



《まず目標っていうのは、君が対象者から”嫌われる”ことだ》




…は?




「…嫌われるって」



おそらく、今の俺は目をかっ開いて、よく見なくても分かるほどに動揺しているだろう。 そりゃあそうだ。だって、 よく分からない所で目が覚めたと思えば、素性の知らない奴に『ゲーム』だがなんだか言われて、挙句の果てに”嫌われろ”だと?


これで混乱しない奴がどこにいる。よっぽど肝の座ってるやつじゃない限り無理だぞ



その対象者とやらが誰だが分からないが、馬鹿げている



《うーん。そうだよねぇ。意味が分からないもんね〜、けど安心して! 初めのうちは信じられないほどに愛が強いから! メンタルが折れる心配は、しばらくしなくても大丈夫だよ》


的はずれなことを言ってるコイツは、本当に天使とか神とか、人智を超えた存在なのだろう


《ほんでもって、君が気になってるのは対象者についてだろう? 多分君も知ってるよ、なんたって身内なんだから》




…は?




本日何回目か分からない意味不明な発言。と、混乱。おいおいおいまて、俺は身内から嫌われるように努力しないといけないのか?態々自害するようなことを自分から…?


「ちょ、ちょっと待ってくれ! それって身内に疎まれなきゃいけないのか?」



そんなことになれば、幾ら何でも俺の心は折れるぞ…



《そゆこと。でも安心して、さっき言った通り初めはめちゃくちゃ愛されるから》


なんて後味の悪いことを


溜息をつく。全く、面倒なことに巻き込まれたと思えばこんなことになるなんてな人生楽あり苦ありとよく言うが、自ら苦に足を突っ込むなんてそんなこと、なんで俺がしなきゃいけないんだ


「そういう問題じゃない…」


《そう? ま、いいでしょ。それじゃ、流石に対象者身内って情報だけじゃ分からないと思うから…》


ドドンッ、とお馴染みの効果音と共に使う様子のなかった板が、文字が書かれた状態で前に突き出される


《ここに書いてあんのが、今回の対象者》


そう言われ書かれている文字を見ると…




一 日本


二 にゃぽん


三 海


四 空


五 パラオ


六 ナチス


七 イタリア王国


八 アメリカ


九 ソ連


十 イギリス






「…多くないか?」



人選よりも、先に思い浮かんだのはその疑問だった。対象者10人って…無理だろ。まずどうやって愛が重い状態から嫌われるのさえ分からないのに…俺初心者なんだぞ。初っ端から難易度ハードとか鬼畜かよ…



《えー、そう? でも頑張って。多分いけるから》



なんとも投げやりな返事、こんなことになったのはお前のせいなんだが…!! 1ミリでもいいから協力的な姿勢を見せてくれないか…??



《この中には元敵だった人もいるんでしょ? なら其奴から忌避されればおーけっしょ。一応この世界にも、”‘君とヤツらが過去敵だった”っていう事実はあるんだし》


「簡単に言ってくれるがな…嫌われるって難しいことが分からないのか?

なんとも思われてない奴から避けられるのならまだしも…愛が重いんだろ?」



問題なのは、対象者から重い感情を向けられているという点だった。軽く好かれている程度ならまだしも、こんなんじゃ嫌われようにもできない



《まぁ…そうだね。下手したら悪化する可能性もあるけど…そんなぐだくだ悩んでても仕方なく無い? とりま最初出来ることやっと居たら後々成功に繋がるかもでしょ》



そんなことないと思うが、でも今のところ出来るのはそれくらいだもんな。苦だがやるしかない



《うん。納得したようだね。好感度については、常に対象者の頭の上に表示されてるからそれを見て。スタートは明日から、なにかあったらいつでも呼んでね。一応私と君は脳内会話できるからさ》



原理が謎だが…それは今更だろう。成功する可能性が低くとも、巻き込まれてしまったからには、やるしない




なんで俺が…なんて考えは取っ払って




《それじゃ〜これから頑張ってねー☆》


ニコニコとした顔で手を振ったかと思えば、瞬時にその場から消えた。やっぱ投げやり感が否めない




……あれ、そういえばここの場所に着いての説明……されてなくないか?
















────あとがき






ちょっとね、はい。多分更新されません。


だってムズいんだもの、嫌われるのを目標とか、何それ。愛が重くなる可能性もあるのよ…にってーくんには悪いけど君には失敗してもらおうかしら………




とりあえずそれは考えないことにして…0話目です!!! 次回から一話です。この物語の説明みたいなもんだったんでね。日帝と神もどきしか登場してないし

ちなみにゲームとか言ってるけどその要素皆無です。アハハ


見ている人がいるかどうかは置いといて、期待値はどん底にしていただけると…




文字数4000越え、私にしてはよくやった…か。完成度を高くしながらも文字数も多くしたいですね。更新されるかどうかは置いといて




それでは、見ていただいてありがとうございます






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