コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そして「次の本も読む?」と問いかけるのです...。少女(少年)は恐る恐る本を受け取ってページをめくります...。
【マッチ売りの少女】
大晦日の晩に貧しい女の子が雪の降る中、マッチを売っていましたが途中で靴が脱げてしまいます。裸足で震えながら一日中歩いてもマッチは売れませんでした。全て売らないとお父さんに打たれてしまうので帰れません。すごく寒かった女の子はマッチを1つ使ってしまいました。するとなんてことでしょう!暖炉が目の前に出てきました。でも女の子が手をかざすと消えてしまいます。そして2本目、三本目と擦るとごちそうやクリスマスツリーが出てきました。次から次へと擦って行くと女の子を可愛がってくれたおばあさんが出てきました。そしておばあさんが消えないようにマッチを全て擦りました。が、消えてしまいました。そして女の子は諦めて家に帰ります。当然売り物を使ってしまった女の子はお父さんに打たれてしまいました。女の子は今も寒い中裸足で歩いてマッチを売っています。そして売れなかった日は必ずお父さんに打たれてしまうのです。
司書が言いました。「女の子が死ななくて良かったわでもこっちの結末の方が可哀想で面白いわ!」そして「次の本も読む?」と言うのです。