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_「…みっ!!」
ん…誰…
「君!!!大丈夫か?!…こんなにアザだらけで…」
優しい言葉を誰かにかけられてる?…ううん夢だよね。
アザ…お母さんが殴ってきた跡が酷く私の身体に痛々しい程付いている…
「お願いだ、目を開けてくれ…」
…パチッ
「 やっと目を覚ましてくれた。君があまりにも目を覚まさないから救急車を呼ぼうと考えていたんだ。」
「え、っと…」
「あ、自己紹介がまだだったね。僕の名前はカウル。
仕事終わりにこの道を通ってたらこんな寒いのに寝ている君の姿があったから起こそうと思ったんだ。カイロとかもあるからあげるよ。」
「ありがとう、ございます。」カウルといったその男性は自分も寒いのにカイロをくれた。私はいつの間に眠っていたのだろう_もしこのまま寝ていたら私は死んでたのかな…なんてそんな事を考える
「とりあえず暖かい飲み物を出すから僕の家においで。…何も怖がらなくていいよ。君訳ありっぽそうだし、」
「ありがとうございます。私ステラです」
「そうか、ステラか。よしステラ僕の家においで」
うんと縦に首を振りカウルと暗い道を歩いた。