お届け物

拝啓大切な人たちへ

梅雨が明け蒸し暑く陽炎が見え始めた今日この頃あなたは何をしているでしょう。

私は今、学園で友と一緒に勉学に打ち込んでいます。部活では研究をしています。そしてもう高校生です。早いもので大学受験が目の前まで迫っています。ここまで、私は幾度となく絶望し無理やり前を向いて歩いてきました。あなたに胸を張って「お久しぶり」というために。もう、あなたには会えませんが今でも大切に思っています。どれだけ時がたとうとも、私にとってかけがえのない幸せな時をくれた人だから。

もし、私があなたのそばにいたらなにかできたのかもしれない。ごめんなさい、上手く言うことができません。それでも覚えていて、いつまでも君を思い続ける。