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優亜s a i d o
最近、紗寧ちゃんが話を聞いてくれなくなった
声を掛けたら敵視される
…どうして?私なにか悪いことしちゃった?
前、泣いていたのを慰めなかったから?
ずっとその事が離れず、私はもっとミスが多くなり
更には眠れなくなり、寝不足になっていた
私の事嫌いになっちゃったのかな?
もしそうだったら…
分からせてあげなきゃ、私のだよって
紗寧s a i d o
ゾワッ
え、今の何?
其れに、後ろに誰か居る
凄く視線を感じるその視線を
簡単に例えたら社長の敵視する時の
圧迫感、威圧感半端ない鋭い視線だろうか
後ろにいる人は誰か、怖い視線を出しているのは誰か
確認をする為に振り向いたら
紗寧「太宰…さん?」
え、なんか太宰さん居るんだが
其れにポートマフィアにいた時の怖い目
私は少し声を震わせながら
紗寧「どうしたんですか?」
待って、太宰さんからだったの?この怖い視線は
てか何も喋らないし
紗寧「あn」
太宰「一寸来て」
そう云い私の手首を力強く握り、知らない人気の無い川へついた
結構深いなでも何で此処に?
痛い…どんどん力が強くなってる
紗寧「太宰さん…痛い、です」
太宰「…」
黙ったまま力を緩くした
沈黙が続いている
何これ超気まずい
太宰「あのさ、」
紗寧「なんですか?」
太宰「君邪魔なんだよ」
紗寧「ぇ…?」
太宰「だから!邪魔って言ってるじゃん!」
そう云い太宰さんは私に怒鳴った
なんで?どうして?
紗寧「どうしてですか?」
私は涙を堪えながら聞いた
太宰「何時も、何時も優亜を取ってきたりしてさ!何なの?」
紗寧「…太宰さん聞いてもいいですか?」
太宰「あ”ぁ?」
紗寧「太宰さんは、優亜さんのことが好きなんですか?」
太宰「そうだけど?」
あぁ、その言葉聞きたくなかったな
いや聞いた自分が悪いんだけどさ
太宰「兎に角、お前は邪魔!はぁ…なんで此奴なんだよ」
其れは此方もそうだよ、なんで優亜なの?なんで私じゃないの?
太宰「兎に角お前、消えろよ」
紗寧「え?なんで?如何してですか!?」
太宰「大丈夫証拠は消しとくよ」
そう云い私のお腹あたりを押した
あ、落ちる
もう駄目だってわかってるけど
それでも落ちる前に、云いたい
紗寧「太宰さん、大好きだったよ髪褒めてくれてありがとう。」
太宰「……」
太宰さんは冷たい目で私を見ていた
はぁ…私死ぬのか、凄い周りがスローモーションに見える
アニメだけかなって思ってたけどそうでも無いんだなぁ
…ずっと片思いだったな
絶対嫌われてたよな、それでも私は君が好き
優亜のことが好きってのは正直分かってた、
太宰さんと再開した時も、太宰さんは私の方ではなく
優亜の方へ行っていた其の時の目は、とてもとてもキラキラ光っていた
大切な人を見るような目だった、それでも私は期待をしていた
何時か私も繋がれるんじゃないかなって
そんな私が馬鹿だった
けど、太宰さんと出逢えた事だけでも嬉しかったな
今まで本当にありがとう大好き
そう音を立て私は深い川へ落ちていった
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そろそろ終わりです