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9 - 嫉妬 【 リクエスト 】

♥

667

2023年06月24日

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⚠ ちゅーい ⚠







ら →→ ← ぺ ←← し







1部 しにぺん











pn side









最近、らっだぁの態度が凄く冷たい 。







それも、俺に全く興味が無いような態度で 、







分かりやすく表すと、お湯が氷になるレベル







とにかく冷たくて、素っ気ない 。







話していると、心の何処かが痛く、涙が出てきてしまいそうになる 。







それくらい、ダメージが大きい程、冷たかった 。







最近、仲を戻そうかと外に行こうと誘おうとするが、毎回毎回怖くて何も言えなくなってしまう 。








『 らっだ、? 』







「 何??なんか用?? 」








と、いつも通り素っ気ない反応が帰ってくる 。







その冷たい声と、冷たい反応を取られると、話したくなくなってきてしまう 。








『 …ごめん、やっぱなんでもない、 』







「 あっそ、なら話しかけて来ないで、 」







『 ぁ… っ、 うん…ごめ… っん、 』








もうらっだぁは、冷めてしまったのだろうか?






好きなのは俺だけなのだろうか?







もう、何も考えたくないなと思いながら、俺は自分の部屋に戻った 。







部屋に戻ると、俺はうずくまり、涙を流した 。








色々なことを考えた 。








出ていった方がいいのだろうか、別れることが正解なのだろうか、







縁を切るのが1番いいのか、そのままで居た方がいいのか、等







色々と考えていると、スマホから通知が鳴った 。







通知の相手は友人のしにがみからだった 。








《 ぺいんとさぁ〜ん!!!!! 》








文字からも伝わる元気っぷり、







しにがみと話していると、不思議と元気を貰えるような気がした 。










『 どーしたー!!!!! 』








俺もそれに対抗するように、元気に返す 。








《 昨日暇で暇で仕方がなくって、ぺいんとさんの家行っても良いですか!!! 》








今日のことを振り返り、特に何も無いことを確認し、







らっだぁとのことも誰か相談したく、 俺はしにがみを家に招いた 。







招いたのはいいが、らっだぁにはどう説明しよう 。







素っ気ないから、もしかしたら話すら聞いてくれない 。








嫌がらせてダメと阻止するかもしれない 。







色んな考えが出てきたが、行動したければ何も始まらないってことで 俺はらっだぁの元に行った 。








『 …ら、らっだぁ、? 』







「 何??? 」








恐る恐るらっだぁに声を掛ける 。







らっだぁは相変わらず冷たい声で返事は返って来る 。







凄く心が痛く 、 息が詰まる 。









『 あ、あのさ!家…というか、俺の部屋にさ、し、しにがみ招いても大丈夫…かな、? 』








リビングに上げるのは少し、何故か気が引ける 。








だから、俺の部屋に招いた 。








「 ……いいよ 。 」








何がダメだったのか分からないが、少し間が空く 。







そして、何故からっだぁは警戒しているような顔をしていた 。







ひとまず、許可は降りたことを安心し、俺は駆け足で自分の部屋に戻った 。










___ 数分後











インターホンが鳴り響く、







大きい足音を鳴らしながら、玄関へと向かう 。








『 しにがみ〜っ!!! 』







《 うおっ、ぺいんとさん!今日和!! 》








しにがみは、うるさと言いそうな顔で俺に元気よく挨拶をする 。







俺はしにがみの手を握りしめ、手を引っ張りながら自分の部屋へと足を運んだ 。








《 おー、意外に綺麗ですね… 》








部屋に入って早々第一声が失礼だな 。







そう思った俺は、しにがみの鼻を握り、左右に揺らした 。





その後のしにがみの顔がとっても面白く 、俺は思わずくすっと笑ってしまった 。








《 はぁ…んで、何します? 》







『 あ〜…、その前にさ、相談したいことがあってね、 』








しにがみは不思議そうに首を傾げる 。







少し心配したような表情で真剣に俺の話を聞いてくれた 。







話が終わる頃には、俺は大粒の雫を流している 。







上手に呼吸が出来ない 。








視界が見にくい 。







でもしにがみはそんな俺を優しく抱いてくれた 。







優しい声で優しい言葉を掛けてくれた 。







呼吸に集中していて、何を言っているのかはよくわからなかったけど、凄く嬉しかった 。







抱きついて、落ち着かされていると部屋のドアが開いた 。








「 …何してんの? 」








聞き覚えの声が聞こえる 。







やばい、誤解される、でも泣いているところは見られたくない 。








《 風流の事故ですよ、wすぐ離れますよ 。 》








しにがみが上手く流してくれた 。







何処まで優しいのだろうかと思いながら、しにがみの抱いている手を力強くした 。








「 …あっそ、なら、早く離れてよね 。 」








そう言い残し、らっだぁは部屋を出ていく 。







溜息を付き、力が抜けた俺をしにがみはそっと撫でてくれる 。







ありがとうとお礼の言葉を言うと、しにがみはそっと微笑んだ 。








《 取り敢えず、難しいことは気にせず、なにかしましょーよ!!! 》








しにがみは勢い良く立ち上がり優しい笑顔で問いかける 。







何しましょうかと言いながらぐるりと回った瞬間、しにがみは後ろにグラッと倒れた 。







このまま行けば、しにがみは机の角に頭をぶつけ、大怪我をしてしまう 。







俺は直ぐにしにがみの腕を前に引っ張り俺の方へ寄せる 。







その瞬間、俺は体制を崩し 、俺としにがみは共に倒れた 。








『 っへ…/// は???/// 』







《 え、あ、!?ごめんなさい…!?// 》








互いに顔はちょー真っ赤 、 それも当たり前だ 。







しにがみは俺を押し倒している体勢になってしまった 。 それも腕を抑え 、







まずいと思い、離すように指示をしようとした瞬間、ドアを開きながら、








「 言い忘れたんだけど 、 」








と言いながら入室する彼の姿が見えた 。







本当に終わった、嫌われてしまった、








彼は目を疑ったような顔をしていた 。







鋭い目付きで此方を睨んでいた 。







愈々別れるのかと覚悟を決めた俺は、目をぎゅっとつぶった 。








「 …早く離れなよ 。 」







《 え、あ、すいません 。 》








しにがみはそう言うと咄嗟に離れる 。







こられから何を言われるのだろう、何をされるのだろうと考えると凄く怖かった 。







彼は部屋のドアを開け、しにがみの方を向き、出入り口を指さした 。








「 …帰って 」








怒ったような声で言うと、しにがみは咄嗟に部屋を出て、此方を振り向いた 。







しにがみは心配そうな顔をしていたが、直ぐにドアを閉められてしまった 。







びくびくと震えていると、彼は俺の腕を握り、眉を寄せ、怒りながら俺に問い詰めた 。









「 …ねぇ、あれ何? 」








怖かった、口を開くのさえ、余計なことを言ったら怒鳴られちゃうんじゃないか、







別れを告げられちゃうんじゃないかって 。







どうすればいいのか分からず、俺は目をつぶり、怯えることしか出来なかった 。








「 ねぇ、なに、浮気??もう俺のこと、好きじゃないの???? 」








段々、俺の腕を握る彼の手は力を増してきた 。







痛い、折れてしまいそう、凄く怖い 、 涙が出てしまいそう 、








『 …もう好きじゃないのは、そっちだろ!!! 』








流石に反抗しなければまずいと思った俺は、咄嗟に出てきた言葉で反抗をしてしまった 。







彼は吃驚とした顔をしていた 。








『 最近ずっと、素っ気な反応ばっか取って!!! 』







「 は、ちょ、ぺいんと、 」







『 もういいよ!!!俺の事好きじゃないんだろ!!! ほら、早く別れようって言えよ!!! 』







気付くと、俺の目からは大量の涙が零れ落ちていた 。







きっと、顔を涙でぐちゃぐちゃなんだろう 。







やってしまったと後悔をしてきたら、彼は俺の腕から手を離し、そっと優しく抱き締めて来た 。








『 …最後まで、優しくすんなよ…、 』








遂に別れを告げられるんだ、もう一緒に居られないんだと俺は後悔をした 。







逃げ出しとけばよかった、あんなこと言わなければ良かったと後悔をする 。









「 ねぇ、ぺいんとは俺とことどう思ってる ? 」







『 …出会わなければ良かった 、 』








嘘だ、そんなこと全く思っていない 、







楽しかった、出会えて嬉しかった 。








「 …そっか、じゃあ、もう俺のこと嫌い? 」







『 … 』








なんて言えばいいのか分からなかった 。







らっだぁはもう俺の事好きじゃない、







あんなこと言っといて、好きだなんて、面倒臭い奴って思われ、完全に嫌われてしまう 。







だからと言って、嫌いとは言いたくない 。







今も大好き、愛してる、ずっと一緒にいたい 、







だから俺は、その質問に答えることは出来なかった 。








「 俺は好きだよ ? 凄い好き、例えぺいんとが俺のこと嫌いでも、俺はずっと愛し続けるよ 。 」








その言葉を聞いて、俺はらっだぁを強く抱きしめた 。







嬉しかった、まだ好きでいてくれた 。







まだずっと一緒に居てもいいんだ、 そう確信した 。








『 俺も大好き、めっちゃ愛してる、 』








涙を流しながら言った、そのせいで上手く話しにくい 。







らっだぁは微笑みかけて何かを言った、







けど、呼吸するのに夢中で何を言ったのか分からなかった 。








「 …良かった、これからもずっと一緒に居てくれる? 」








心配そうな顔で問いかけてくる 。








『 うん、勿論、ずっと一緒、 』








俺は優しく微笑んだ 、







微笑んだあと、彼も真似をするかのように俺に微笑みかけた 。







そっと優しく、暖かい手で撫でてくれた 。








「 …でも、俺さっきの距離の近さ、案外嫉妬したんだよ ?? 」









そう言うと、彼は俺を押し倒してくる 。








『 …へ、??? 』







「 だから、お仕置ね … ♡ 」








そう言うと、彼は俺の服の下に手を入れてくる 。







これは俺が悪かったと思い、俺は彼に身を捧げだ 。















おまけ









rd side ( 後日 )







スマホの上にあるスマホがバイブを鳴らす 。







なんだと思い、俺はスマホを覗いた 。







そこには、昨日ぺいんとと誤解を生んだ紫色の彼からのメッセージだった 。








メッセージ内容を見ると、たったの1文だけだった 。








《 次ぺいんとさんを泣かせたり、悲しませるようなことしたら、僕がぺいんとさんのこと貰うので 。 》








俺は素っ気ない反応をした後、スマホを閉じて、すぐ隣に居る彼を見た 。







彼はそれに気付いたのか、此方を見て、微笑んだ 。







とても可愛く、とても美しい、そう思いながら俺も微笑み返した 。







ぺいんとは誰にも渡しはしない 。







しにがみくんにも、日常組にも、誰にも 、







だってぺいんとは、







俺だけのものだから … ♡















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ヤンデレっていいっすよね!!!!!


ね?いいよね!!!!!


ってことで、リクエストありがとうございました!!


これでよかったのかわかんないけど…


投稿も遅れちゃって申し訳ない、

この作品はいかがでしたか?

667

コメント

2

ユーザー

初コメです、!あのもし良ければ監禁系リクエストしていいですか!?私の頭ではいい考えが浮かばないのですが、rdさんがpnさんに色々お仕置するって言うのだけお願いします!無理だったら全然いいです💦

ユーザー

最 & 高✨

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