ーーザワザワ
女生徒1『え〜、なんで?』
女生徒2『どういうこと?』
女生徒3『こんなの初めてじゃん』
そんな言葉にまた講堂内がざわめく
横の子と顔を見合わせながら、
驚きに目を張ったり、
首を傾げる人もいる
そんな中、私はさっきから
一人で置いてかれてる
理事長『この3名に、防弾学園の
模範生として、エクセレントの
称号を写える』
理事長が声高らかに宣言すると、
この講堂が揺れるんじゃないかと
思うほどの拍手が沸き起こった
私も慌てて拍手をした
どうやら、すごい称号みたい、、?
司会の先生『次に総合2位として』
司会の先生『今年もローズが
1名選ばれました。』
途端に、水を打ったように
静かになる講堂
緊張感が伝わり、私まで
ドキドキしてきた
女生徒1『スア…いよいよだね』
近くでは、スアさんの隣に座る
女子がそう囁き、彼女は髪の毛を
整えるようにひと撫でした
、、、これか
絶対スアだよって言われてたのは
司会の先生『今年度のローズは、』
ーードキドキ
司会の先生『2年S組…』
スア『💭私ねㅋㅋ』
司会の先生『チェ・○○!』
、、、シーン、、、。
テヒョンくん達との発表の時とは
違い、拍手もなく違う意味で
水を打ったように静かになる
、、、っていうか
ん?
チェ・○○って聞こえた気が、?
私と同性同名の人がいるの、、?
司会の先生『2年S組、』
司会の先生『チェ・○○!!』
そう一度、名前が呼び上げられる
その時、担任の先生がバタバタと
音を立てながら近くまで
駆け寄ってきて
「行け!行け!」と、
私にジェスチャーを送る
え? 私?
いったいなんなの!?!?