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宮舘先輩に見せたいものがある、と言われて連れて来られた先は、夏祭りをやっていた神社の境内裏。
『宮舘先輩、ここに何かあるんですか、?』
宮「うん、とっておきのものがね、笑」
宮「…あ、もうすぐ始まるよ、」
『始まる…?なにがですか、?』
私がそう呟いた瞬間、雲ひとつない夜空に大きな花火が打ち上がった。
『うわぁっ…!すごい綺麗!』
宮「この花火を○○ちゃんと見たかったんだ、」
宮「ここ、阿部も目黒も、俺以外誰も知らない花火スポットなんだよ、笑」
『へぇ…そんな場所を私に教えてくれたんですね、』
宮「…あと、○○ちゃんをここに連れて来た理由、もう一つあるんだ、」
『…もう一つ、?』
宮「花火見ながらで良いから聞いてて、?」
宮「…俺、○○ちゃんに初めて出会った時、運命かもって思ってたんだ、」
宮「笑顔が素敵でみんなに優しくて可愛い人だなぁって、…まぁ、一目惚れしちゃった、っていうか、笑」
『……えっ、!?ひ、一目惚れ!?////』
宮「ふふ、うん、笑」
宮「そこから、○○ちゃんが阿部とか目黒と仲良くしてるの見る度に、その笑顔を俺だけに向けてくれたらいいのに、とか考えちゃって…」
そこまで話すと宮舘先輩は私の方を向き、
宮「…だから、○○ちゃん、」
『は、はいっ、』
宮「良かったら、俺と付き合って貰えませんか?」
宮「○○ちゃんのこと、今まで以上に幸せにしてあげる、それくらい覚悟してます。」
宮「俺が、○○ちゃんの彼氏になったら、だめ?」
私は宮舘先輩の真っ直ぐな告白を受け、顔を真っ赤にしながら…
『わ、私も…宮舘先輩のこと、好きですっ、!///』
『私で良かったら、よろしくお願いしますっ///』
私の告白の返事を聞いた宮舘先輩が、
宮「っ…よっしゃ、!めちゃくちゃ嬉しい!」
そう言って私を力いっぱい抱き締めた。
『ひゃ、!っ…宮舘先輩っ、!?////』
宮「ごめん、めちゃくちゃ嬉しくて…笑」
宮「お願い、もうちょっとだけこのまま…」
そしてそのまま花火が終わるまで2人で抱き締め合ったまま時間を過ごした。
阿「…あ!ぎゅってしてる、!上手く行ったんだ!」
目「ちょっと阿部ちゃん、声大きいよ、笑」
阿「あ、ごめんごめん、笑」
…そんな姿を阿部ちゃんと目黒くんに見られているとも知らずに、笑
それから数ヶ月、私は宮舘先輩から涼太くん、と呼ぶように何度もお願いされ、涼太くん呼びに、笑
学校内では何故か「ロイヤルカップル」として広まっていて、私たちのファンだという女子が増えていた。
宮「ロイヤルカップル、だって、」
宮「なんか恥ずかしいね、笑」
『り、涼太くんっ、近いですっ、///』
宮「なんで、?良いじゃん、むしろ可愛い俺のお姫様ともっとくっつきたいんだけど、笑」
『お姫様なんてそんなっ…////』
阿「舘様っ、照れさせるのも程々にね、?笑」
宮「なに?反論は受け付けませんけど?笑」
阿「もう〜、舘様ったら、笑」
目「まぁ、良いじゃないっすか?笑」
目「宮舘先輩も○○ちゃんも幸せそうだし、笑」
宮「○○、大好きだよ、愛してる、」
『涼太くんっ…わ、わたしもだいすき、///』
宮「……」
『…?涼太くん、?』
宮「はぁー、無理、我慢できない、」
宮「阿部、俺ら早退するから先生に言っといて、」
『ふぇっ!?涼太くんっ、?///』
阿「えっ、!?ちょっと舘様ぁっ!」
宮「帰ったら、たくさん愛してあげる、笑」
宮「俺だけの、可愛いお姫様、」
〜Fin〜
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