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『(はあぁぁぁ?!何故どうして攻略対象がここに…?!)』
ほとけ「どうしたの?顔色悪いよ、もしかして熱でもあるの…?」
そう言うとほとけは鞄を下ろし、凛とおでこをくっつける。お互いの顔の距離は数センチで、鼻と鼻がくっ付くくらいには近い。
『えちょま、大丈夫ですって!熱なんかありませんよ、それじゃっ!!』
鞄を抱きかかえ、咄嗟に走り出す。この時の僕の表情はとんでもないものだっただろう。
ほとけ「…。」
???「あれ、いむくんじゃん。まだ行ってなかったの?」
ほとけが立ち尽くしていると、向こう側から初兎がやってきた。ほとけはそれに気づくと、ゆっくりと振り向き呟いた。
ほとけ「ねえ、しょうちゃん。
めっちゃ可愛い子見つけちゃった…!」
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