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🇺🇸日帝!!
☀︎うっ…鼓膜が破れる…
俺が大声でそう呼ぶと、呼ばれた男は顔を顰め、俺を睨む。
🇺🇸だって暫く会ってなかったんだぞ?久しぶりに会えて嬉しかったんだから仕方ないだろ?
俺がそう言えば、日帝は『だからといって普通に話し掛けてくれれば良い』と、呆れたように腕を組んだ。
🇺🇸すまねぇな!
☀︎暑い!離れろ大男!
俺はそんな日帝が可愛く見えて、つい抱き締めた。
すると案の定、日帝は嫌がって俺の腕の中で踠いている。
あー…それすらも可愛らしい。
俺はハハッと笑った。
…ん?
突然、背中に何かが当たっている感覚があり、不思議に思って視線を下に落とせば、日帝が俺の背中に腕を回していた。
🇺🇸…日帝?
俺は少々理解が追い付いていない頭を他所に、日帝に声を掛ける。
こんな事普段からしない日帝が、何で、俺に腕を回しているのか不思議に思ったからだ。
☀︎…貴様だけではない、私だって久しぶりに会えた事には嬉しいと思っている…
すると数分の沈黙の後、日帝がポツリと答えた。
その時チラッと見えた日帝の顔は、赤く染まっていた。
🇺🇸んだよそれ!めっちゃ嬉しい!
その顔を見た瞬間、俺の中に疼くものがあったが、それをグッと堪えて日帝を強く抱き締めた。
☀︎だから暑いと言っているだろうが!
日帝がまた踠いていたが、俺はそんな事お構い無しに抱きしめる力を緩めたりしなかった。
🇺🇸あー…やっぱり俺、お前の事好きだな
☀︎…?何か言ったか?
日帝は顔を上げて首を傾げる。
どうやら聞こえていなかったらしい。
🇺🇸何でもねぇよ
俺は日帝の頭をくしゃっと撫でた。
今日は凄く、嬉しい日だ。
『終』