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またまた新しいお話です!
GTAの切り抜きをしてくれている動画を見てるとすごく作りたくなってしまって…
本当にぺんさんとvtuderの方々との絡みが大好きでお話書きたいなと思って、
vtuderの方とのBL短編集です!!
今回はふわっち×ぺんさんで行こうと思います!
ふわっちとぺんさんは純愛みたいな青春みたいな感じだと思うんですよね~
ではどうぞ!
〈不破湊視点〉
恋愛なんて、慣れているはずだった。
告白されることも多いし、その気になれば誰かと付き合うこともできる。
けれど、どれも長続きしなかった。
(……なんでだろうな)
そう思っていた時期に出会ったのが、ぺんちゃんだった。
最初はただのコラボ相手。
明るくて、無邪気で、距離感がバグってる男。
「ふわっち〜、今日の企画めっちゃ楽しみ!」
笑顔で駆け寄ってくるその姿に、不破湊は胸の奥が、妙にざわつくのを感じた。
恋愛経験は多いはずなのに、“好き”という感情だけは、どう扱えばいいのか分からない。
距離が近いと嬉しい。笑ってくれると安心する。他の人と仲良くしてると、胸が痛い。
(これが……好き?いや、でも俺、こういうの知らないし)
不破湊は、自分の感情に名前をつけられずにいた。
〈ぺいんと視点〉
ぺいんとは恋愛経験が少ない。
告白されたこともあるけど、なんか違う気がするで終わってきた。
だから、自分が誰かを好きになる感覚が分からない。
でも、不破湊といると――
「ふわっち、今日なんか疲れてる?ほら、これ飲みなよ」
自然と気づいてしまう。自然と世話を焼いてしまう。ふわっちが笑うと嬉しいし、ふわっちが落ち込んでると胸がざわつく。
(……これって、なんなんだろ)
でも、ぺいんとは自分の気持ちに名前をつけるのが苦手だった。
ただ、ひとつだけ分かるのは――
不破湊のことを考える時間が、最近やたらと増えたということ。
撮影の合間、ぺいんとが何気なく言った。
「ふわっちってさ、モテるよね。この前もスタッフさんに連絡先聞かれてたし」
不破は一瞬、表情を曇らせた。
「……ああ、あれね。別に興味ないよ」
「え、なんで?ふわっちなら誰でも落とせると思うけど…」
「誰でもいいわけじゃないよ」
「へえ、珍しいね。好きな人でもできた?」
不破は言葉を失った。
(……できたよ。目の前にいるよ。でも、気づかないんだよな)
「……まあ、そんなとこ」
「え、誰? 知ってる人?」
「……ぺいんと」
「え、俺?俺が知ってる人ってこと?」
「……そういう意味じゃない」
「じゃあどういう意味?」
不破は深く息を吐いた。
恋愛経験は多いのに、本気の恋だけは知らなかった男は、初めて知る“苦しさ”に戸惑っていた。
好きなのに、伝えられない。伝えたら壊れそうで怖い。
そして何より――
ぺいんとが自分の気持ちに無自覚すぎて、どう距離を詰めればいいのか分からない。
(……どうしたらいいんだろ、これ)
不破湊は、初めての恋に迷っていた。
〈ぺいんと視点〉
「なんでこんなに苦しいんだろう」
初めての痛みは、理由のない嫉妬だった。
ふわっちと次の企画の打ち合わせをしていたとき、女性が笑顔でふわっちに話しかけてきた。
「不破さん、この前の配信すごく良かったです!またぜひコラボしてください!」
不破はいつもの柔らかい笑顔で返す。
「ありがとう、機会があればぜひ!」
そのやり取りを見ていたぺいんとは、胸の奥がきゅっと締めつけられた。
(……え、なにこれ)
痛い。
理由が分からないのに、痛い。
ふわっちが誰かに笑いかけるのはいつものことなのに、今日はなぜか、見ていられなかった。
「ぺんちゃん、大丈夫?」
不破が心配そうに覗き込んでくる。
その距離の近さに、また胸が跳ねた。
「え、あ、うん。なんでもないよ」
なんでもなくない。
でも、なんでもないと言うしかなかった。
撮影が終わり、雑談をしていたところ不破はいつも通り話しかけてくる。
「今日さ、ぺんちゃん元気なかったよね。なんかあった?」
「……別に」
「また“別に”って言ってる」
不破は笑う。
その笑顔が、胸に刺さる。
(なんで……なんでこんなに苦しいんだろ)
ぺいんとは歩きながら、今日の胸の痛みの理由を必死に探した。
不破が誰かと話してるのを見て苦しくなった。不破が笑ってるのを見て、嬉しくなった。
不破が自分を心配してくれると、安心した。
(……これって)
胸がまた痛む。でも、今度は痛みの正体が、うっすらと形を持ち始めていた。
信号待ちのとき、不破がふいにぺいんとのフードを直してくれた。
「ほら、曲がってる。こういうの気になるでしょ?」
優しい声。
近い距離。
触れられた場所が熱くなる。
その瞬間――
胸の痛みが、はっきりと名前を持った。
(……俺、ふわっちのこと……好きなんだ)
気づいた瞬間、世界が一瞬だけ止まったように感じた。不破は何も知らずに笑っている。
「よし、帰ろっか」
「……うん」
声が震えた。
隠すのに必死だった。
(どうしよう……俺、ふわっちのこと……好きなんだ)
初めての“好き”は、こんなにも苦しくて、こんなにも温かかった。
〈ぺいんと視点〉
昨日、胸が痛んだ理由に気づいてしまった。
“好き”だと分かってしまった。
そのせいで、今日はふわっちの顔を見るだけで心臓が忙しい。
(やばい……ふわっちの顔、まともに見れない……)
不破がいつものように隣に座ってくる。
「おはよ、ぺんちゃん!」
「お、おはよ……」
声が裏返った。
不破が眉をひそめる。
「……どうしたの?」
「え、いや、なんでも……」
(なんでもあるよ!!好きって気づいたんだよ俺!!)
でも言えるわけがない。
ぺいんとは視線をそらし、不破の顔を見ないように距離を取った。
その瞬間――
不破の表情が、ほんの少しだけ曇った。
〈不破湊視点〉
(……なんだ、これ)
ぺんちゃんが、明らかに変だ。
いつもなら自然に隣に寄ってくるのに、今日は距離を取る。目も合わせない。声もぎこちない。
(俺、なんかした?いや……違う。これは“避けてる”)
恋愛経験が多い不破には分かる。
これは“意識してる人に対する態度”だ。
でも、ぺんちゃんが自分を意識する理由なんて――
(……まさか)
胸がざわつく。
不破は我慢できず、ぺいんとを壁際に追い詰めた。
「ぺんちゃん」
「ひっ……な、なに?」
「今日さ。俺のこと避けてるよね」
「そ、そんなこと……」
「目も合わせないし、距離も取るし。声も変だった」
ぺいんとは焦って視線を泳がせる。
(やばい……バレてる……)
不破は一歩近づく。逃げ道を塞ぐように。
「何かあった?俺、何かした?」
「ち、違うよ!ふわっちは悪くない!」
「じゃあなんで避けるの?」
「避けてないし!」
「嘘。俺のこと見れてないじゃん」
図星だった。
ぺいんとは言葉を失う。
不破はさらに近づき、ぺいんとの顔を覗き込む。
「……ねえ、ぺんちゃん。本当に何もないの?」
その声は優しいのに、逃げられない。
胸がまた痛む。
昨日気づいた“好き”が暴れ出す。
(言えない……言ったら、壊れるかもしれない……)
でも、不破の目は真剣だった。
「俺に隠し事するの、やめてよ」
その一言で、ぺいんとの心が大きく揺れた。
「……ふわっちが悪いんだよ」
「え?」
「ふわっちが優しいから……近いから……俺、変になって……」
不破の目が大きく開く。
「変って、どういう――」
「言えない!!」
ぺいんとは顔を真っ赤にして叫んだ。
「言ったら……ふわっちに嫌われるかもしれないから……!」
不破は息を呑む。
(嫌うわけないよ……むしろ――)
でも、不破は言葉を飲み込んだ。ただ、そっとぺいんとの肩に手を置く。
「……嫌わないよ。何があっても」
その声は震えていた。
不破自身も、初めての“本気の恋”に戸惑っていたから。
〈ぺいんと視点〉
(言えないのに、言いたくなる)
壁際で追い詰められたまま、ぺいんとは胸が苦しくて、息が浅くなる。
「……ぺんちゃん。本当に何もないの?」
不破の声は優しいのに、逃げ道を塞ぐ。
その優しさが、今は一番つらい。
(言えない……でも、言わないと苦しい……)
ぺいんとは唇を噛んで、震える声をなんとか押し出した。
「ふわっちが……悪いんだよ……」
「俺が?」
「ふわっちが……優しいから……俺、変になって……どうしたらいいか分かんなくて……」
声が震える。目の奥が熱くなる。
「変って……どういう意味?」
「言えない……言ったら……嫌われる……」
その瞬間、涙がこぼれそうになって、ぺいんとは慌てて顔をそらした。
「……嫌わないよ」
不破の声が、少しだけ掠れていた。
「ぺんちゃんが何を言っても、俺は嫌わない」
その言葉が、胸に刺さる。
優しすぎて、余計に苦しい。
「……ふわっちが誰かと話してるの見ると……胸が痛くなるの……」
不破の呼吸が止まった。
「なんでか分かんなくて……でも、苦しくて……今日ずっと……変で……」
涙が一粒、頬を伝う。
「ふわっちのこと考えると……胸がぎゅってして……これ……なんなの……?」
不破は息を呑んだ。
恋愛経験が多いはずなのに、こんな“本気の涙”を向けられたことはなかった。
「ぺんちゃん……」
不破はそっと手を伸ばし、
ぺいんとの頬に触れた。
「泣かないで……そんな顔されたら……俺……」
言葉が続かない。
続けたら、戻れなくなる気がした。
ぺいんとは涙を拭いながら、震える声で、最後の一言を絞り出す。
「……俺、ふわっちのこと……」
そこまで言って、言葉が喉で止まった。
“好き”と言えば、全部変わってしまう気がして。
不破はその続きを待っている。
でも、ぺいんとは言えない。
沈黙が落ちる。
二人の距離は、触れれば壊れそうなほど近い。
〈ぺいんと視点〉
不破が、逃げられない距離で見つめてくる。
「……言ってほしい。ぺんちゃんの口から」
その声は優しいのに、どこか必死で、震えていた。
(そんなふうに言われたら……もう、隠せないよ……)
胸が痛い。
でも、痛いのに、言いたくなる。
涙で滲む視界の中で、ふわっちの顔だけがはっきり見えた。
「……俺、ふわっちのこと……」
喉が震える。
でも、ふわっちは逃げない。
ただ、待ってくれている。
その“待つ”という優しさが、ぺいんとの背中を押した。
「……好きだよ」
言った瞬間、胸の奥がじん、と熱くなった。
怖かったはずなのに、言葉にしたら少しだけ楽になった。
「ふわっちのこと……ずっと、好きだった……でも気づかなくて……気づいたら苦しくて……」
涙がぽろぽろ落ちる。
「どうしたらいいか分かんなかった……でも……好きなんだよ……」
言い終えた瞬間、ぺいんとは顔を覆った。
(言っちゃった……終わった……嫌われたらどうしよう……)
震える肩。
止まらない涙。
〈不破湊視点〉
胸が熱くなる。息が詰まる。
恋愛経験は多かった。
でも、こんなふうに“本気の好き”を向けられたことなんて一度もない。
ぺいんとが泣きながら言った「好き」が、不破の心にまっすぐ刺さった。
(どうしよう……嬉しすぎて……苦しい)
気づいたら、ぺいんとの手をそっと包んでいた。
「……ぺんちゃん」
震える声で名前を呼ぶ。
「ありがとう」
ぺいんとは顔を上げる。
涙で濡れた瞳が、不破を映していた。
「嫌わないよ。むしろ……」
言いかけて、不破は言葉を飲み込む。 “好き”と言えば、もう戻れない。
でも、戻る気なんて最初からなかった。
「ぺんちゃんが言ってくれて……俺、すごい嬉しい」
ぺいんとの目がまた潤む。
不破はそっと、ぺいんとの頬に触れた。
「泣かないで。そんな顔されたら……俺、どうにかなりそう」
その声は、今まで誰にも向けたことのないほど優しかった。
本当にこの二人大好きなんですよね~
多分まだゆぐどらしる愛は冷めていない!!
自分ゆぐどらしるの亡霊すぎて、
ぺんさんとらっだぁさんのアーカイブや動画を一生見てしまっている…
むちゃくちゃ長く書いてしまった…
過去一かもしれない……
ふわぺんのお話を書いている人の作品がすごく面白くて自分がこんなにレベルの低いふわぺんを
出しちゃっていいのかなってびくびくしてます…
次回はかなかなとぺんさん書きたいな~って思ってます!!
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