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深影 雪 🤍𐙚.
ඞ莉楓
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今回はかなぺんです!
ストグラの 文月なえ×伊藤ぺいん 無島かな×伊藤ぺいん
にしようか迷ったんですが、現実の叶さんとぺんさんで作りました…!
あまり自信は無いんですが……
どうぞ!
〈叶視点〉
叶は配信で誰と話していても、ぺいんとが相手だと叶の声は少しだけ柔らかくなる。
それを自覚しているからこそ、叶は自分の感情を押し殺すように、いつも淡々とした調子を保っていた。
ぺいんとは、そんな叶の内側など知らない。
無邪気で、素直で、誰にでも同じように笑いかける。
その“誰にでも”が、叶を苛立たせる。
コラボが終わったあと、叶はひとりでモニターを見つめていた。
ぺいんとが笑っていた。
誰かの冗談に肩を揺らしていた。
(……なんで、あんなに楽しそうに笑うの)
胸の奥がじわじわと熱くなる。
嫉妬というより、もっと濃くて重いもの。
“自分だけが知っていたい”という欲望に近い。
叶は気づいていた。
自分の感情は、もう普通の友情ではない。
その日、ぺいんとから通話が来た。
「かなかな、今日のコラボさ、めっちゃ面白かったな!」
「……そうだね」
叶の声は静かだが、内側では波が荒れている。
「またやろうぜ。かなかなと一緒だと安心するんだよ!」
その言葉。
その無自覚な優しさが、叶を一番苦しめる。
「……ぺんちゃんさ、どうしてそんなに僕に構うの」
「え?構ってるか?」
「構ってるよ。僕だけじゃなくて、誰にでも」
ぺいんとは少し戸惑ったように笑った。
「俺、そういう性格なんだよ。仲良い奴には普通に──」
「僕は、普通じゃない」
叶の声が、ぺいんとの言葉を遮った。
「……ぺんちゃんが誰にでも優しいの、嫌なんだ」
ぺいんとは息を呑んだ。
叶がこんなふうに感情を露わにするのは珍しい。
「かなかな……?」
「君が他の人と笑ってると、胸が痛くなる。僕だけに向けてほしいって……思ってしまう」
その告白は、静かで、重くて、逃げ場がない。
ぺいんとは、言葉を失った。
「……俺、そんなふうに思われてたんだ」
ぺいんとの声は震えていた。
拒絶ではない。
ただ、どう受け止めればいいのか分からない揺れ。
「ごめん。重いよね」
「嫌じゃないよ……」
その言葉に、叶の呼吸が止まる。
ぺいんとは、視線を落としながら続けた。
「俺、鈍いからさ。かなかながそんなに俺のこと見てるなんて思わなかった。でも……気づいたら、なんか……胸がざわついてる」
その“ざわつき”は、拒絶ではない。
むしろ、受け入れようとしている揺れだった。
「……ねぇ、ぺんちゃん」
叶が一歩、踏み込むように声を落とす。
「僕のこと……怖くないの?」
「怖いよ。でも……逃げたいとは思わない」
その返事は、叶の執着をさらに深く沈める。
「……じゃあ、僕から離れないで」
「……うん」
ぺいんとは、少し頬を赤くしてうなずいた。
その反応が、叶の胸の奥に甘い痛みを残す。
(そんな顔をするなら……もっと、僕だけを見てよ)
叶の執着は、静かに、確実に深まっていく。
通話が切れたあと、叶はゆっくりと目を閉じた。
ぺいんとは逃げなかった。
むしろ、叶の感情に触れて揺れてくれた。
(……大丈夫。君はもう、僕から離れられない)
その独占欲は、誰にも見せないまま、叶の胸の奥で静かに燃え続けていた。
〈ぺいんと視点〉
叶に「僕から離れないで」と言われた日からぺいんとはずっと胸の奥がざわついていた。
(……なんで、あんなに真剣に言うんだよ)
怖い。でも、嫌じゃない。
むしろ、叶の声が頭から離れない。
「僕だけに向けてほしい」
その言葉が、何度も何度も反芻される。
翌日、ぺいんとは自分でも驚くほど落ち着かず、気づけば叶のアイコンを何度も確認していた。
(オンラインになってない……何してんだろ)
自分でもおかしいと思う。
昨日まで、こんなふうに叶のことを気にしたことなんてなかった。
けれど、叶のあの声を聞いてしまったら――
もう、無関心ではいられなかった。
夕方、ようやく叶からメッセージが届く。
ただそれだけ。
なのに、胸がぎゅっと締めつけられる。
もっと話したい。もっと声が聞きたい。昨日の続きが知りたい。
そんな気持ちが、ぺいんとの中で膨らんでいく。
耐えきれず、ぺいんとは通話をかけた。
「……かなかな、今いい?」
「どうしたの、ぺんちゃん」
いつもより少し低い、落ち着いた声。
それだけで、ぺいんとの心臓が跳ねる。
「昨日の……あれ、さ。本気で言ってたの?」
「もちろん。本気じゃなきゃ言わないよ」
即答だった。
迷いが一切ない。
ぺいんとは息を呑む。
「……そんなふうに言われたら……気にするだろ」
「気にしてくれたの?」
「……するよ。だって……なんか、胸が変なんだよ」
その告白は、ぺいんとにとって勇気のいるものだった。
叶は静かに息を吸った。
「……ぺんちゃんがそんなふうに言うと、僕……期待しちゃうよ」
「期待って……何を」
「君が僕に、もっと依存してくれるんじゃないかって」
ぺいんとは一瞬、言葉を失った。
依存――
その言葉に、なぜか拒絶よりも甘い痛みが走る。
「……俺、そんな簡単に依存なんてしないぞ」
「じゃあ、どうして今日、僕に電話したの?」
「……それは……」
言えない。
“寂しかったから”なんて。
沈黙が答えになってしまう。
叶は、少しだけ優しく笑ったような声で言った。
「ぺんちゃんはもう、僕のことを気にしてる。それだけで十分だよ」
「……ずるい……」
「ずるくてもいいよ。ぺんちゃんが僕から離れないなら」
その言葉に、ぺいんとは胸の奥がじんと熱くなる。
(……離れたくないのかもしれない)
自分でも気づかないうちに、叶の執着に触れた場所が、甘く疼いていた。
通話を切ったあと、ぺいんとはベッドに倒れ込んだ。
(なんで俺……こんなにかなかなのこと考えてんだよ)
戸惑い、甘さ、そして――
叶に触れられたことで芽生えた、静かな依存。
それはまだ小さな芽だけれど、確実にぺいんとの心の中で根を張り始めていた。
最近、ぺいんとは自分でもおかしいと思うほど、叶のことを考えていた。
(また連絡来ないかな……)
以前はそんなこと思ったこともなかった。
けれど、叶に「僕から離れないで」と言われた日から、胸の奥がずっとざわついている。
怖い。
でも、あの声を思い出すと、どこか甘くて苦しい。
その日の夜、かなかなから短いメッセージが届いた。
ただそれだけなのに、ぺいんとは心臓が跳ねた。
通話をつなぐと、叶の落ち着いた声が耳に触れる。
「こんばんは、ぺんちゃん」
「……なに、急に呼ぶから……びっくりしたよ」
「呼んだら来てくれると思ったから」
その言い方があまりにも自然で、ぺいんとは一瞬、言葉を失った。
沈黙が落ちる。
けれど、切りたいとは思わない。
むしろ、叶の声をもっと聞きたい。
「ぺんちゃん、今日何してたの?」
「……別に。なんか……落ち着かなくて」
「僕のせい?」
「……そうだよ」
言ってから、ぺいんとは自分で驚いた。
こんな素直に言うつもりじゃなかったのに。
叶は少しだけ息を呑んだようだった。
「……嬉しいよ」
その一言が、ぺいんとの胸にじんと染みる。
「ねぇ、ぺんちゃん」
叶の声が少し低くなる。
「ぺんちゃんが僕のこと考えてくれてるって思うと……もっと、欲しくなる」
「ほ、欲しくって……何を…」
「ぺんちゃんの気持ち。僕だけに向けてほしい」
ぺいんとは耳まで熱くなる。
「……そんな簡単に向けられないだろ」
「でも、今は僕のこと考えてたんでしょ?」
「……それは……」
否定できない。
むしろ、叶に言われると胸が甘く疼く。
(なんで俺……こんなに弱くなるんだよ)
叶は静かに続けた。
「ぺんちゃん。君が僕に戸惑ってるの、分かるよ。でも……その戸惑いごと、僕に預けてほしい」
「……預けたら、どうなるの」
「僕が離さなくなる」
その言葉は、怖いはずなのに――
ぺいんとの胸は、なぜか温かくなった。
「……かなかな、ずるいよ。そんなふうに言われたら……」
「言われたら?」
「……離れられなくなる…」
その告白に、叶は静かに息を吸った。
「それでいいよ。僕も、ぺんちゃんから離れられないから」
通話を切ったあと、ぺいんとはベッドに倒れ込んだ。
(……俺、もう戻れないかもしれない)
戸惑いも不安もある。
でも、それ以上に――
叶の声が、言葉が、胸の奥に甘く残っている。
それは、依存の始まりだった。
いやぁ~
なんでか長くしちゃう…
前までそんなにだったのに……
なんでだ?
かなかなは相手をどんどん沼らせて最終的に共依存みたいになると思うんですよね~
綺麗な恋愛じゃなくてドロドロさせないといけない、かなかなは!!
かなぺんてぇてぇ!
なぜかなぺんが少ないんだ!!!
もっと増えてほしい…!
次はローレンさんとぺんさんのお話を書こうと思ってます!
ちょっと前ですけど、ローレンさんとなるちゃんとぺんさんのGTAすごくおもしろかったでしたね!
なるちゃんとぺんさんもすごくいいと思うんですけど、ここVtuder専用のところなので書けないんですよね~
でも、「ぺんさん受け短編集」のところで書こうと思ってるんで、そこもよろしくお願いします!!
なんか宣伝みたいなのしたんですが、今後ともよろしくします!