作者が腹痛と戦っているので、苦しんでもらいましょう(((すいません
side.もとぅ
今日は朝からお腹が痛い。若井の家に遊びに来たんだけど、だんだん気持ち悪くもなってきたし、そろそろやばい。
痛み止めを7錠ぐらい一気に飲もうとしたら、2人に見つかった。
藤澤「元貴?!何してんの?!」
若井「…それ置いて、こっちおいで」
大森「ぁ、え、と」
藤澤「元貴。大丈夫だから、ね?」
2人の顔は、怒ってるっていうより心配してる。事情を話そうと思ったけど、腹痛が邪魔をして、呻き声しか出ない。結局、若井のところに行けずに、その場でうずくまった。
大森「ゔっ…ぁ」
若井「元貴?!大丈夫?!」
大森「ぁゔ…いっ…」
藤澤「若井、ベッドに運んで」
若井「了解」
若井に姫抱きされて、ベッドに連行された。体の中で爆弾が爆発したみたいな激痛で、涙が出てくる。ベッドにおろされて、若井が隣に座る、
若井の匂い。安心する。
若井「お腹痛かったんだね…ごめん、気づかなくて…」
大森「だ、じょぶ…ぃっ」
若井の方を向いて丸くなっていると、涼ちゃんがいろいろ持って入って来た。
藤澤「はい、おかゆ。これ食べたら、お薬飲もうね」
大森「ゔ、ん…おきる…」
若井「よしよし。ゆっくりでいいから」
藤澤「元貴、1人で頑張ったねえ〜」
若井にお腹をさすってくれて、涼ちゃんはおかゆを食べさせてくれた。おかゆをなんとか食べて、痛み止めを飲む。こんな、1錠じゃ効かない。
大森「もっと、お薬、」
若井「だめ。しんどいと思うけど、飲みすぎたら気持ち悪くなっちゃうよ?」
大森「いやぁ…効かないぃ…」
藤澤「元貴、頑張ろうね〜。ずっと横にいるから 」
2人は俺の傍にずっといてくれた。とりあえず痛くて、2人の手を握りしめていたら、抱きしめてくれる。頭を撫でてくれる。それに安心して、気づいたら寝ていたみたいで、起きたら3時間も経っていた。
大森「ん…?りょーちゃ?」
藤澤「おはよう。涼ちゃんだよ〜。体調どう?」
大森「大丈夫…おなか、すいた」
藤澤「良かった〜なんか作ってくるよ」
大森「ありがと、」
涼ちゃんが出て行って、そういえば若井がいないことに気づく。あいつ、一緒にいるって言ったくせに。
メガネを取ろうと反対を向いたら、若井が寝ていた。椅子に座って、俺の手を握りながらベッドに突っ伏している。
若井「元貴、りょーちゃ…好きぃ…」
大森「っ?寝言…?」
若井「…俺のだしぃ」
大森「ふは、なんだこいつ…笑」
その後涼ちゃんと、起きない若井を鑑賞しながらご飯を食べた。
若井「ん…?元貴、大丈夫…?」
起きた瞬間、俺の心配をしてくる。お前、ホントかっこいいな。
大森「大丈夫。ありがと。」
藤澤「若井はぐっすりだったねえ〜」
若井「ごめん…」
大森「んーん。こっちこそ、看病させちゃってごめん」
若井「全然。元気が1番だし…」
藤澤「元貴、元気になった事だし、ゲームでもする?」
大森「するっ! 」
その後いっぱいゲームして、一緒に眠った。
今日2人がいてくれなかったら、お腹の爆弾に殺されるところだった。ほんとに感謝しかない。
俺の恋人、やっぱかっこいい。
看病するのって最高級においしい。へへっ
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