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私「はぁーーーーーー…..」
陸「あははwずいぶん長いため息だねw」
私「うるさい!」
まったく朝からこの仙人は本当にうるさい。大体誰のせいでこうなってるとでも言うのよ…..
私は昨日、この仙人とこれからの一生の賭けをした。それが問題だった。
私「何で私まで仙人の修行しなきゃならないのよ!」
陸「まあまあまあ……」
私「まあまあ、じゃないわっ!!なんでよりによって私まで仙人なのよ!」
陸「言ったろ?」
陸「もしこの賭けで君が勝ったら君を」
「って、いったよね?だから、君を僕が仙人として君の人生を終わらせた。」
私「はぁ?!ふざけないでよ!」
私はそこらへんにあったハサミを見つけ自分の首に突き刺そうとした
チリンチリン……
「?」
一瞬だった。何が起こっているのかわからず頭が空白になった。
陸「オィ….」
陸の声はいつもとは想像もつかない程恐ろしく低い声だった….
ギチギチ….
手首を強く掴まれまともに対抗できない….
何より陸が怖い…..
私は少し泣きそうになる。
陸「生き物が自ら死んだらな…..どこにいくか知ってるか?」
私「….?」
陸は耳元で私にこう言った。
といった。私は陸の怖さでついに泣き出してしまった、いつも閉じている狐の目が翡翠色に暗闇の中で光る。
私「ううっ……」
陸「?!ごめんって!怒りすぎたって!」
その時いつもの陸に戻っていた。
陸「ああ!そうだ、じゃあ取り敢えず、川行こうか?ね?」
しばらく陸はからかってすらこなかった。
ただただ川に向かって二人で山を降りつつけた