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某年、7月某日―――


やあ読者諸君。

この第五二次創作学パロ小説の主人公、エドガー・ワルデンだよ。

今僕は走っている。

・・・うん。理由はね。

今日で三徹目(焦)。しかも午前3時頃に寝落ちをして現在絶賛遅刻ギリギリというとんでもない状況なんだよ。(オール無表情で話しております。)

「今何時だ・・・」

「今は7時56分だね。もうどれだけ急いでもギリアウトだと思うよ私は」

「学園まで後もう少しだぞ?確実に間に合――」

「ゑ?」

待って待って待って待って誰誰誰誰

え?待ってほんとに誰こわい

僕は信号待ち中だったので恐る恐る横を見た。

わー。もっと誰ー。

横に居たのは第五学園の制服を着た、茶色い髪を高い位置でポニテールにした男だった。

「え、待って誰ほんとに」

「あ、信号変わった。」

「ほんとだやっべ急がなきゃ」

僕はもう一度学園に向かって走り出した。

「私はr――」

「自己紹介は学園についてからでいい!!なんなら昼休みでいい!!とりあえず遅刻だけは避けさせろ!!!」

「分かったよ。任せて」

え?何を?

「近道こっち。」


誰かは分からんが、その生徒らしき人(というか生徒か)のお陰で遅刻は免れた。

さて・・・

「職員室って、どこ。」

遅刻してないのに遅刻しそう。

私立第五学園、生徒も先生もクセが強すぎた。

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