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nmmn キャラ崩壊 モブ×🦅有(🔞) 通報×🙏🏻
🦅一般人 🦇俳優 色々と都合よく変えてます
︎ ︎
久々投稿が過去一駄作…
ㅤ
🦅 → 「」
🦇 → 『』
etc → []
 🦅 side
 テレビの画面から騒がしい音が聞こえる
 目を擦りながら画面を見れば、
そこには大好きな人が映っていた。
 テレビを付けっぱなしのまま眠ってしまったようで
テレビの音で目覚めると外から鳥の鳴き声が聞こえてきた。
 朝にやっているバラエティ番組が流れていた
 金髪の髪を靡かせて ぁははっ と笑う
俺の大好きな、大大大好きな人。
 と言っても性格とか知らないし顔だけなんだけど。
 「🦇…、」
 ほんっと、顔可愛いよなぁ。
 こんな見た目の人が職場にいたらどれだけ楽しいだろう。
妄想は止まることなく進み続ける。
 恋人がこんなだったら全人類に自慢しちゃうな。
 「まー、俺は無理よねー…」
 なんて言ったって俺は所謂ネコ役。
 この人がもし、もし仮に俺と同じ同性愛者だったとしても
きっとこの人はタチではなくネコだ。
 というか🦇も、過去に人気女優と熱愛報道されてた。
真剣交際だそうで事務所も認めている。
 破局報道もないし、異性愛者よね。
 こんな顔の人いないかな、付き合いたいな。
 「ぁ…やべ…」
 顔を見ただけ、少し考えただけ。
 生理現象とはいえこんなことで勃つとか…
雑魚すぎるな、ほんとに。寝起き一発の朝だよ?
 いつの間にか前を弄ってもイけなくなって
玩具を使って自慰するものの最近は玩具じゃ満足できない。
 最近愛用しているデリヘルでも使おう。
 🦇に似てる人でもいないかなー
 燦然と輝く日光が窓から部屋に侵入する。
眩い日差しが真っ黒な髪に当たる
 携帯画面と睨めっこしながら探す
 最悪名前が似てるとかでも…、いやぁ、でもなぁ…
 「この人なら…まぁ…」
 躊躇いながら予約する、どうやらすぐ来れるらしい。
未だズボンはテントを張っている。
 だめだ、落ち着かせなきゃ…
 _
 「ぁっ…、ん…う、…あっ、あぁっ…♡」
[どうだよ、気持ち良いか?]
 快楽が俺の身体を包み込む。
 この瞬間は大好きだけれど、結局気持ち良ければ
誰だっていいんだな と深く思う。
 この人は声も口調も全く🦇じゃないのに
これに満足してる自分がいる。
 🦇を求めたのに。
 _
 「どーなのよ、最近さ」
[なんだよ笑 まぁ、楽しくやってるけど。お前こそどうなの]
 久しく会えていなかった友人と久々に会った、
こいつにだけは俺のこと全部言ってる。
 「なぁんか俺は欲が埋まればなんでもいいのかなって…」
[欲が埋まる?]
「この間言ってたデリヘルー」
[あー、どんなやつなの?]
 友人宅のため人目も気にせず性事情について話す。
 外で飯食ってすぐ来たから
話したい欲がカンストしている。
 「そうそう、えっとこれなんだけど」
 ポケットに入れていた携帯を探る
 「あれ…」
 携帯が…ない?
 「俺のスマホ知ってる?」
[え、知らないけど…]
「あれぇ…?落としたのかな…」
[電話する?]
「ごめん、してもらっていい?」
 静寂な部屋に呼出音が響く、
どれだけ耳を澄ませど着信音は聞こえない。
 ほんとに外に落としちゃったのかな。
 そのとき呼出音が切れた
 「あ、切った?」
[いや…えっと…]
 [はい…もしもし?あの、その携帯って…]
 誰かと通話しているよう、もしかして拾ってくれた人?
 [あ、えっと待ってください]
 [はい、拾ってくれたって。代わって?]
 友人が携帯を差し出した、恐る恐る携帯を耳に当てる
 「はい…?」
 『あっ!この携帯の持ち主さんですか?』
「ぁ、はい。一応…。
︎ ︎ ︎ ︎ありがとうございます、拾っていただいて。」
『いえ、どうしましょう…どこかで渡したいんですけど
︎ ︎ ︎ ︎交番とかに届けた方がいいですか?』
 どこかで聞いたことのある声をしている、
胸につっかえる違和感に疑問を抱きながら話を進める
 「今ってどこですか?」
『えぇっと…××公園?ってところです』
「そこだと交番ちょっと遠いので俺がそこに行きます。
︎ ︎ ︎ ︎その間待って頂くことって可能ですか…?」
『あぁ、わかりました!待ってます。』
 「ありがとうございます…とりあえず切りますね?」
『はーい』
 とりあえず公園に向かわなければ
 「ごめん、ありがと。待っててくれるみたいだから
︎ ︎ ︎ ︎取り行ってくる!すぐ戻るから」
[ん、おけ。]
 適当に友人のサンダルを履いて、玄関を出た。
 「あー…ちょっと傘借りてもいい?」
[え?あぁ、いいよ。雨降ってんの?]
「結構降ってる」
[うわ、ほんとだ…。気を付けてな]
 そう言って差し出してきた
友人お気に入りのマーブル柄の傘。
 「ごめん、ありがと。」
 そう言って公園へ向かった
 公園へ向かう最中空を見上げると、
真っ黒な雲がどんどんこちらへ迫り来ていた。
 大雨になりそうな予感。
 「えっと…、あの…?」
 公園に着くと、東屋の下のベンチに座り
きょろきょろと周りを見渡す男性がいた。
 多分俺と同じくらいの背丈で、金髪で、…え?
 『あぁ!あの!この携帯の!』
 聞き慣れた声、胸につっかえた疑問が解けた。
 「ぁ、えっと…、携帯…取りに…来たんですけど、…」
『はいっ。ぁ、一応濡れてないので!!』
 携帯を取り戻した安堵を優に上回る
 「その…、違ったら申し訳ないんですけど…!
︎ ︎ ︎ ︎🦇さんですか…?」
 大好きな人、見間違えるはずもない。
 『え…、はい…!知ってくださってるんですか?』
 なんと愛想のいい…。
 空の雲はもう真っ黒に染まっているのに
晴れやかな笑顔が眩しい
 女性らしい顔立ちはテレビで見るより遥かに麗しい。
 「あの…めっちゃ…も、めっっちゃ好きで…!」
『えへ、笑 ありがとうございます…っ!』
 えへ????
あざといよ…あざといよ…!
 「…応援してます」
 熱中してしまったけれど、冷静になり我に返った。
応援 とか言っといて好きなのなんて顔だけじゃん
 結局この人のことなんか詳しく知らないし…
顔だけで好きとか軽々しく言っていいのかな
 「傘、持たれてますか?」
『あー、それが…途中で降り出したので持ってなくて…』
 『ほんとは今日撮影だったんですけど
︎ ︎ ︎ ︎大雨警報にもなりそうだから中止って連絡来て…』
「マネージャーさんとかって…」
『いや、車で来てるんですけどなんか渋滞してるみたいで…
︎ ︎ ︎ ︎小雨のになったタイミングでコンビニで傘買います、笑』
 俺の携帯持って待っててくれたからこうなったんだ
 「ごめんなさい…」
『なにがですか?』
 キョトンとした表情には、悪意なんて一つも存在しなかった。
相対的に胸が苦しくなるのは多分きっと俺のせい。
 『…今から予定とかってあるんですか?』
「え、いや…えっと、特には…」
 様々な感情が交錯している、
友人と遊んでいることさえ忘れてしまってすぐ頷いた。
 『小雨になるまで少しだけ、話しません?』
 「…俺で、いいなら。もちろん」
 この雨が小雨になるまでの間だけ共にいよう、と。
 永遠に、降っていればいいのに。
 _
 もちろん なんて返したものの話す内容もない。
話題を探っていると雨音に掻き消されそうな声で囁いた
 『最近、駄目駄目で』
 ふと横を見ると、
絵画にさえ思える美しい曲線を描いた横顔があった。
 何故、こんなにも悲しそうなんだろう。
 「…何かありました?」
『上手いこといかない、みたいな…
︎ ︎ ︎ ︎みんなあるじゃないですか、そういう時期。』
「…」
 何も言えない、なにか間違ったこと一つでも言ってしまえば
彼とずっと、離れてしまうのではないか。
 こんな絶好のチャンスもない。
 どうせ俺は、欲が埋まればなんでもいいんだから。
 『…なんて。ごめんなさい、
︎ ︎ ︎初対面なのにこんなこと言って…笑』
 誤魔化すように微笑っている。
 「…俺なんかそんなに良いやつじゃないですけど。
︎ ︎ ︎ ︎聞くくらいなら、俺でも出来ますよ」
 『…甘えてもいいですか?』
「はい」
 含羞んだ顔を、目一杯愛でた。
 
 『もう嫌になりますね。ほら、週刊誌とか。』
「あー…」
『最近は多くて。ずっとつけられてるっていうか。』
「それは…滅入りますね」
『この間の熱愛も…』
 『ぁあ、いや。なんでもないです』
 含みを持たせて話を切り上げた。
 『雨ってネガティブになるんですよね。
︎ ︎ ︎ ︎ありがとうございます、聞いていただいて』
「いえ…全然。」
 相変わらず雨が強くなっていく
 紛らわしたくて携帯の通知を見た。
一部地域に土砂災害による避難警報が出ているらしい。
 「避難警報出てるとこあるみたいです」
『えっ嘘…、そうなんですか?』
 「…コンビニまで着いていきます」
『え?』
「相合傘…って言うとカップルみたいですけど…笑」
『…いいんですか』
「ここも避難警報出たら大変なので…
︎ ︎ ︎ ︎コンビニ、そう遠くないですし。」
 諦める、なんて言葉は使いたくないけれど。
 『…じゃあ…お言葉に甘えて』
 『…お名前、なんて言うんですか』
「あっ、ぇ…自分ですか?」
『はい…っ』
「🦅です」
『🦅さん!連絡先交換しません?』
「え…」
 「えっ??」
 好きな人と、連絡先交換?
 「ぇ、あ、え…!はい!!もちろん!!」
 やばい、今日一嬉しいかもしれない。
 『色々お世話になったので…後日お礼させてください』
 この人、この程度のことでお礼とか
どれだけお人好しなんだろう。
 「大したことしてないですよ」
『人の温かさって久々に触れると結構嬉しいんです笑』
 ほくそ笑んだ顔は可愛らしく天使みたいな普段とは
打って変わって、まるで悪女みたいだった。
 _
 「男二人だと相合傘の意味ないですね…笑」
『お互いの肩ずぶ濡れ笑』
 連絡先を交換したあとコンビニ前まで着いた。
相合傘の意味はほぼなかった、余裕で肩が濡れた。
 『傘、買ってきます』
 あ、そっか。もう終わりか。
 「はい」
 入ってすぐ左にある傘を手に取ってレジへ持っていった。
なんだか名残惜しくて出てくるまで待っていた。
 『…それじゃあ、ありがとうございました…!』
「こちらこそ…携帯ありがとうございます。」
 「お気を付けてください」
 『ありがとうございます。雑談でもなんでも
︎ ︎ ︎ ︎何かあれば連絡、ください。待ってます。』
 「また、今度。」
 そう言って彼は俺と反対方向に歩き出す。
 僅かに軽快な足取りで、
俺から離れていく彼を見つめて目を離さない。
 ふわっと風に靡いた髪の隙間から耳が見えた。
 彼の右耳はきらりと光っていた。