テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🌈ご本人様には関係ありません🕒
2361文字
『葛葉ただいまーー』
「おかえり」
『疲れたよおおお』
「おつかれ」
「もうメシあるから先食ったら?」
『なにUberしたの?』
「んーん作った」
『え!?どしたのお前珍しいじゃん』
「気分」
『ふふっ優しいねくずたん』
葛葉が作ってくれたご飯を1秒でも早く食べたくて、さっさと靴を脱ぎ着替えに行く。
「なんだその呼び方…笑」
『葛葉が作ることなんてあんまりないから楽しみだな』
「楽しみにしてるとこ申し訳ないけど期待外れだと思うわ」
「まあ一旦出すけど…」
目の前に出されたのは不格好なオムライスだった。
『いっただっきまーーす!』
オムライスの見た目はさておき、食べるとめちゃめちゃに美味しいのだ。
「お前…文句もなんも言わねーの?」
『逆になんで文句言わなくちゃいけないの?』
『葛葉が僕のために作ってくれたんでしょ?てか普通に美味いし』
「お前がそういう奴でよかったよ」
『葛葉食べないの??』
「俺もう食べた」
「これよりもっと酷いやつ…」
『なにそれ笑笑 見てみたかったんだけど!』
「嫌だわ笑笑 死んでもみせねえ笑」
『~でさー笑』
『ンゴちゃんはダンベルを~』
『でも樋口さんとレオスも~』
食後にちょっとしたデザートを食べながら今日の生徒会の話をしていた。
『まじでおもろいんだよねあの2人笑』
「へー…」
『どしたの葛葉? 』
『体調悪い?』
「いや別に」
「でその後どうなったんだよ」
なんか葛葉の機嫌が悪い?さっきから返事も素っ気ないしなんかしちゃったかな…?
でもまあ続きを聞かれているので特に気にせず話を進める。
『~こうなってー』
『てか毎回明那集合時間ギリギリアウトで許してーーって僕に抱きついてくるんだよ笑 別に遅刻ぐらいいいんだけどさー』
「はっ?」
葛葉がピクっと反応した。
『ん?何?』
「いやなんでもない…」
やっぱりさっきから様子がおかしい。
『ねえ葛葉、なんかあったなら言って?』
「いやなんもねえって」
『いや明らかに様子おかしいじゃん!僕なんかした?』
「…だよ」
『え?』
「なんでさっきからずっと生徒会の話しかしないんだよ!」
「更には当たり前のように抱きついてくるって…意味わかんねえよ」
顔をムスッとさせている葛葉の横顔を見ると、涙で目が少し潤んでいて耳まで赤くなっている。
ははーんさては…
『嫉妬?』
「うるせえ!」
『なにくーちゃん可愛いねえー?』
「くーちゃんって言うな!」
『いっぱい構ってあげるから〜』
『ベッドいこ?』
「はっ急にな」
『はーいもうごちゃごちゃ言わない!』
『強制連行ーー』
「お前ムードとかさあ…」
『んー?なにー?』
チュ
「っは、んぁ♥」
『葛葉ぁ、僕が生徒会の話ばっかするから妬いちゃったの?』
「も、しつこ、」
『ごめんね?こんなに可愛い葛葉がいるのに』
グチュ
「あっ!♥ 急に入れ、うぅ~ ♥ やめッさわんなぁあ゛っ」
前立腺を押すように刺激すると大きく跳ねる葛葉の体。ガクガクと小刻みに震えている。
グチュグチュ
「ん゛んっ ♥ あ゛〜っ」
「いやっ、やめっ」
ゴリッ
「あ゛っ、、やだあ゛っそこだめっ ♥ あ゛ぅん゛っ」
「だめっやばぁ゛っ ♥ いくいくいぐ」
『イッていいよ』
「あ゛ぁ゛っ〜〜~ ♥ い゛っ、、」
『もう挿れるよ?』
「まって、イッたばっ」
ドチュ
「あ゛あ゛あ゛っ」
イッたばかりの体にはあまりにも刺激が強かったのか、葛葉はすぐに絶頂に達した。
『挿れただけでイッちゃったねぇ?』
『でももう動くよ』
「あ゛ぅっひ ♥ あぁんん゛ぅ〜 ♥」
「かなえ、っあ゛♥ かなえっ」
葛葉がやけに名前を呼び、抱きついてくる。嫉妬からの寂しさなのか、それとも上書きでもしているのだろうか。
どちらにせよ頭を抱えるほど可愛い。
『葛葉』
『僕は葛葉だけだから安心して 』
『大好きだよ』
葛葉を強く抱きしめながら腰の動きを早める。奥へ奥へと葛葉のもっと近くに。
「あ゛あ゛ぅ ♥ い゛っ」
「ぁう゛」
グポッ
「〜〜~~っ!?♥」チカチカ
「あ゛ぁぁぁっ」
「あ゛へっ ♥ お゛っ」
『奥入っちゃったねぇ』
自分がイけるように葛葉の腰を掴みぐりぐりと奥に押し付ける。愛情が伝わるように丁寧に激しく抱く。
「お゛っお゛っ ♥」
「も、むり、」
『ごめんあとちょっと頑張ってね』
「あ゛あぅ」
「お゛ぉ ♥ いぐいぐいぐ」
『僕も』
『一緒にイこ?』
「ん゛ん゛ん゛〜〜~ ♥」
「あ゛っ、」
僕と一緒に果てたと同時に葛葉がぱたんと倒れ込む。
『葛葉、大丈夫?』
「ぅん、、かなえ」
葛葉はこちらを向いて両手を広げる。何をして欲しいかは分かっているが、わざと聞く。
『どうしたの葛葉?』
「おまえさあ…もう…」
「いいからぎゅーして!!」
ハグとかじゃなくぎゅー!?可愛いかよ
言い方は投げやりだが本当に可愛いやつだ。
『はいはい笑』
「何笑ってんだよ!」
「てか‘’はいはい‘’ってお前が原因だからな!簡単に他の人に抱きつかせやがって…」
『ほんとにごめんて』
『大好きだよ葛葉』
「…俺も」
僕たちは抱き合ったまま眠りについた。
ー後日ー
明那〈今日もギリギリーー!!!叶さん許し〉
『抱きつくな』
〈ええ…俺なんかした??😿〉
『葛葉が妬いちゃうから笑』
〈俺当て馬やん…〉
コメント
4件
表現が素敵すぎる!いい作品ありがとうございます♪
よすぎます!!!初見ですがめっちゃよかった…
楽しんでいただけたでしょうか?🙌🏻✨ リク&感想待ってます⸜❤︎⸝