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注意、えぐ不謹慎やし見てて気持ちの良いものではないと思います。
とりあえずだんだん気持ち悪くなるかグロくなるので何でも許せる方のみお進みください。
zm side
心底、死にたいと思ったことがある。
自分が何のために存在しているのだろう、と思ったことがある。
こいつのことが俺は、死ぬほど嫌いだったんだ、と思うんだ。
「…………俺は」
古くなった名前を捨て、生きることを決めた。
アイツから無造作に奪い取った大金を使って、黄緑色の目立つ瞳を隠すために目立たない灰色のカラコンを付けて、対して目立ちはしないだろうが、念のため髪はフードでかくす。
黒いフードにしようとは思っていたが、あまりにも変な方向に目立ちそうだったので、少し名残のあった黄緑色という名の少し目立つパーカーを買い、自分の存在を押し込むようにしてフードを深くかぶった。
「………ゾム、」
1番の問題は名前と目的、と思っていたが、名前の方はあっという間だった。
ゾムにしよう、と自分の前の名前から、語呂みたいだけどとってみた。
昔から、こういう難しいことを考えるのはなんだかんだ苦手なのだ。
「…どこに行こうか、」
とつぶやきつつ、先ほど店で買ったパンを、もさ、と咥えたまま歩き出す。
こんなところで立ち往生しても、めんどくさいことこの上ないだろう。
「………旅」
ぽつり、と漏れた言葉に少し頬が緩んだ。
訳、いいんじゃないか?という意味である。
解放された気分になれて、その言葉は俺にとっても素晴らしい響きだった。
適当に情勢を知るために新聞を一つ買って、軽く目を通す。
【犯人を取り逃がした上、判断を誤った政治家が終身刑、
軍事改革による軍拡、行方不明の我々国幹部──】
その途中で、俺は新聞を閉じる。
「…たいしたことないな」
今の世界は平和でええわ、と俺は人々の笑顔を軽く見渡すと、盛大に息を吐いた。
「もっと離れたとこまで、旅すっか……」
そこからが、新しい俺への第一歩。
もう誰にも捕まる気もないし、俺自身で動く。
「すみません、こちらの服はいかがですか?」
町をゆったりと歩いていると、近くにいた店員に問いかけられた。
なんだかんだこのパーカーは目につきやすいのかもしれない。
少し自分のセンスを後悔する。
すっとその商品に目を通してから、俺は静かに笑った。
「あ~…ごめん、俺青あんま好きじゃないんよね」
あんまっていうか、
死ぬほど。
はい、初めの原点!プロローグですね…!
これはすぐ完結すると思うし、
それと今一緒に連載しているお茶会の方を進めていきますね〜
とりあえず久々のるかの作品楽しんでってください。
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