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「ただいま〜…」
「………」
良かった、今日は居ないんだ…。
「洗濯。」
「!!」
「洗濯は?」
「あ、ごめんなさい…今からします 」
ドン!!
「何その態度?あたしが責めてるみたいじゃんねえお母さん仕事して帰ってきて疲れてるのに洗濯までしろっていうの? あんたは学校行くだけでしょ?洗濯ぐらいあんたがしなさいよなにそれともあたしが洗濯しなきゃ行けないの?あたしがご飯も作ってお金も稼いで洗濯もして全部するんだ。お母さんが過労死してもいいってこと?ねえ。ねえ!!!」
「…ごめんなさいそんなつもりなくて」
「はぁ…いいからさっさと洗濯して」
「うん…」
私は…お母さんが苦手だ。お父さんは私が3歳の頃に居なくなったらしい。お母さんは私を気分で殴るし、テストでいい点を取らなくても殴るし蹴る。お母さんはいない日もあるけど…。いない日のほうが、ましだ。
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「はぁ…今日さむ…」
こんな日に外干しだし…。
風も吹いてきた…。
…ん?こんなすみっこにネズミの死骸だ。 寒そう…。
「…………」
なぜだかムカついた。羨ましくなった。自由に生きて自由に死んだ。それが身勝手ながらに恨めしかった。
「………」
グチャ。
2話おわり
こんにちは!作者です!最後まで読んでくれてありがとうございます!1話2話は同時に読んで欲しいので、一気に投稿することにしました!頑張るので、良かったら見てください!