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いつか、主好物な桃藐×赫の
なにかバースをやろうかと
考えておりる。
ピピピピピッ(⏰
月曜日の朝。憂鬱な身体を起こして、リビングに向かう。 朝はそこまでお腹が空かない。 リビングで適当に髪を結んでいる。
『 今、問題とされてる 少子高齢化 _ 』
母「こーゆうのって、同性愛者が居るからだもんね?赫」
赫「ぇ、…うん」
とくに親に言えることは無く、俺は学校へと向かった。
赫「 … 」
窓の外を見つめる。とくにこれいった景色はない。ただ、空がきれいで。鳥が飛んでて。
それくらい。
ノート提出もあるからノートはきちんと書かなきゃいけないけど、ノート提出が無い教科は、毎回こうやってぼーっとしている。
変化の無い空だけを見つめる。
次は憂鬱な体育だ。
今日は外だとかなんとか。
当然、めんどくさいので俺は本日もサボりという流れに行かさせてもらう。
とりあえず更衣室でジャージだけ着て、またあの空き教室で…
藐「 さぼんなよ ? 」
赫 「 は … ? 」
更衣室のドア開けると、其奴が居た。
壁によし懸かり、俺の方を見下ろす形で、見ている。もしかして…
赫「 お前… 待ち伏せ ? 」
藐「 藐な。待ち伏せ つーか 、さぼらないか しっかり 監視 してる 感じ ? 」
赫「 … 、」
藐「 おい 、そっち 方向 じゃないぞ 。」
赫「 保健室 です ~ 、体調 悪いんで 。」
藐「 …… 」
そう言うと 藐 は俺に無言で近づいてくる。俺は、後ろから吸い込まれるかのように壁に追いやられてしまう。
赫「 な 、何 ? 」
藐「 ん 、」
藐 は、自分のおでこと俺のおでこをぴたっとくっ付けてきた。
赫「 ッ !? ⸝⸝ 」
藐「 熱 は 無さそう だけど … 怪我 ? 」
赫「 ッ、そ 、そうだよ ッ ! ⸝⸝ 」
俺 は 藐 を 押しのけて 、あの 空き教室 に向かった。
藐「 … 走ってんじゃん 。」
タッタッタッタッタッ、
赫「 はぁっ、はぁ 」
俺は必死に廊下を走った。
あんなんで顔なんか真っ赤になって、こんな自分が嫌いだ。だから…早くッ、!
「ストップッッ!」
赫「 !? 」
突然、後ろから手をぐいっと引っ張られる。
そのまま、おそらく俺の腕を引っ張った奴の方にバランスを崩した。
赫「 あぶな。お前なにして…… 」
赫「 は ? 、… なんで 来たん ?」
後ろを振り向くと、藐が居た。
藐「 今すぐ、授業 参加 しろ !」
俺は藐の掴んだ手を払って。
赫「 無理 。体育 なんて つまんねぇ だろ。 」
藐「 … なんで 、そう 思う ? 」
赫「 っ、… 俺 体力 ねぇんだもん 」
ゞ「 走っても 皆 には 追いつけないし 、いっつもビリで すぐ 転けるし … 楽しくない 」
藐「 … 俺 も 最初 は 好き じゃなかった … けど 、今は 沢山 身体 動かせるし 、それに」
赫「 ぅ”るさい ッッ !!!! 」
ゞ「 ……… ぁ、」
思わず大きな声を出してしまった。
ヒソヒソ… ヒソヒソ …
周りの視線は俺へと行く。
その視線がただ、怖くて…怖くて。
赫「 ッ、… 」
藐「 ぁ、おいっ!」
俺はその場を逃げ出した。
赫「 もうやだ …… 」
空き教室に入ると俺は、力が抜けたのかその場で座り込んだ。
目からの涙が溢れる。
抑えることが出来ない涙を必死に手で抑える。
赫「 ぅ”っ、…ひくっ、ぅ… 」
赫「 家に帰りたい … 」
藐「 だーめ … 」
赫「 ! 」
ゞ「 ぃ、… 藐 っ 」
見ないで…今の俺…見ないでッ
藐「 ほら、教室 行こ ? 」
赫「 やだ… 」
藐「 …… だよな 」
どうして、俺に構うんだよ。
こんな問題児放っとけよ。
藐「 ごめんな、嫌なもん 押し付けて 」
赫「 …… 」
藐「 こつこつ 頑張ろ ?な? 」
赫「 … なんで、俺なんか 構うの?」
藐「 ぇっ、」
ほら、目逸らした。
どうせ偽善の言葉。分かってた。最初から。
藐「 それは … なんつーか 、俺もこれから 先生 として やっていく かも しんない 。だからこーゆう 問題児 とは 面と面で 話し合うのが1番かな?って」
赫「 … は ?」
何こいつ、そこら辺の教師より教師じゃん …
赫「 バカみたい っ、なにそれ 」 笑
藐「 … 笑った 」
赫「 ? 」
藐「 いや、なんでも … 」
コメント
1件
うわー好きかm((