苺王子団体さんの話です。
橙桃表現ありです。めっちゃイチャイチャしてます。他の子達は特にカップリングはございません。1部キャラ崩壊注意(特に桃くん。かっこいい桃くんはいません。)
何でも許せる人だけ見てください!
こちとらかっこいい桃くんを見に来たんじゃあ!!!って方、地雷だよって方、通報される方は見ないようにしてください。
年齢操作あり→高校生
苺王子団体さんたちがヤンキーです。
青side
ここは私立苺坂学園。この学園には昔からな組とる組という2つのヤンキーグループがおり、代々引き継がれていた。毎週水曜日は週に一度の喧嘩の日になっている。
今のところ50対50つまり100回戦ってきたわけだが、今回の戦いによってどちらがこの学園のトップか決まるというとても重要な日だ。
な組は組長の紫。どんな攻撃も華麗にかわす橙。そして組長の右腕の僕、青がトップとして率いており、紫の祖父、父も組長だったらしい。
相手のる組は組長の黄。組長の右腕の桃。そして弱いがすばしっこい赤がトップとなっている。
紫「今日こそ勝つよ。」
黄「望むところです。」
赤「ぎゃぁぁぁ!!青ちゃんこっち来ないでぇ!!」
青「逃がすかよっ」
何気に組長同士楽しく戦っているし、僕も喧嘩は好きだから別に不満はあまりない。
1つ不満があるとすれば
桃「はい橙。あーん♡」
橙「あーん♡」
あそこでイチャついてる2人について。
青「あんたたち敵同士でしょ。戦いなよ。」
桃「そんなの知らないもーん。ねぇ?橙?♡」
橙「そうやなぁ♡俺たちはそんな物騒なことせえへんもん。」
青「いやいや、橙くん昨日南高の奴ら殴り倒してたじゃん。」
橙「見間違いやろ。」
橙くんの言葉に呆れてる僕の肩にポンッと背後から手が置かれた。
黄「そんな奴らのことなんて放っておいて、僕と遊びましょ?」
青「黄くん…」
赤「やーい!ボコボコにしちゃって黄くーん!」
赤くん絶対に許さない。と思いながらいまだにイチャついて、桃くん特製のカップケーキを食べている2人から離れる。もうどっか違うところでイチャついてよ。
「オラァ!!!」「グハッ…」「なめてんじゃねぇぞ!!」
そんな言葉もだんだんと減り始め、喧嘩も終盤に差し掛かったころ…僕はボロボロになってきていた。黄くんも最初は紫ーくんと戦ってたからか体力が限界になってきているようだ。赤くんと紫ーくんも結構しんどそうだった。
少し休憩を…と思い近くの壁によりかかる。少し冷たい風が汗だくの身体には気持ちよく、どっと疲れが襲いかかってきた。
「いい加減にしてください!」
何かあったのだろうか。僕は壁の端に行き覗いてみた。
モブ1「いい加減戦ってくださいよ!あなた黄さんの右腕でしょう?!」
桃「うるさいなー。俺は橙と一緒にいたいの。」
モブ2「橙さんも!少しは戦ってください!」
橙「えー。そう言われてもなぁ」
ねー橙?♡ねー♡なんて。まだ甘ったるいことしてたのかよとまた呆れてしまう。
モブ1「ですからー」
モブ2「少しは」
モブ1、2「「戦ってください!!」」
桃「さっきからごちゃごちゃうるせぇんだよ。」
橙「少しは黙ってくれへん?」
橙くんはモブ1を、桃くんはモブ2を。
お互いの下っ端たちを殴る2人。
青「いや怖。」
やっぱ強いんだなと感心してしまう。
桃「橙ぃ手ぇかすれちゃったぁ(´;ω;`)」
橙「大丈夫か?綺麗な手なんだから大切にしぃ?ほら絆創膏貼ってあげるから。」
前言撤回。感心した僕がバカだった。
だいぶ辛くなってきた…これ、どっちが勝ちなの?
モブ3「青さん大変っす!」
青「なに…」
モブ3「こっちも向こうも残りの1人以外みんな戦えません!!」
青「残りの1人…?両方とも?」
モブ3「はい…しかもその2人が…
橙さんと桃さんなんです…。」
青「はぁ?!?!?!」
とゆうことはだ。あの2人が戦わないと決着がつかない。
青「あの2人はなしで考えたらいいじゃん。」
モブ3「紫さんが「決着は絶対につける。」っておっしゃってまして…。」
まじかよ…あいつらが戦うわけないじゃん。
モブ3「なんとか言ってきてもらえませんか?」
青「えぇ…なんで僕なの…」
モブ3「そこをなんとか…」
青「はぁ…。わかったよ」
青「あのさ、」
桃「何?」
僕は言われるがままに2人のもとに行き、話しかけた。橙くんが桃くんに膝枕してもらってることにはツッコまないようにしよう。
青「2人が戦わないと決着がつかないんですけどー」
桃「えーやだよー手ぇ痛いもぉん。ねー橙?♡」
橙「ねー♡」
何回聞けばいいのこの会話。
橙「てか、俺ら無しで決着ついてへんの?」
青「だから頼みに来てんでしょ。」
うーん…と何やら橙くんが考え始めた。早くしてよ。こっちはもうヘトヘトなんだから…。
橙「桃ちゃん。戦おっか」
桃「…橙がそう言うなら。」
何を言うかと思ったら戦おうとのこと。結構驚いてしまった。いや、こいつら一応ヤンキーだから戦うのが普通なんだけど。
橙「桃ちゃん。さきに殴ってええよ。」
桃「分かった。」
桃「おりゃ~」
トンッと軽く触るようなパンチをした桃くん。いやさっきのモブ2のとき思いっきり殴ってたじゃん。なんだよ「おりゃ~」って。
もっと本気でやれよと思った瞬間…。
橙「グハッ…参りました…!」
青「は?」
桃「やった〜!!勝った〜!!黄、赤、勝ったよ〜!!」
何これ。なんの茶番だよ。いまので決着がついたわけ?
青「ふざけんなよ!橙くん!ちゃんとして!」
橙「桃ちゃんには敵わへんよ〜」
青「はあ?」
黄「よくやりましたね!桃くん!」
赤「さっすが〜!」
紫「いやー負けちゃったね!」
いやいやいやいやいやいや負けちゃったね!って何だよ。え?ほんとに負けたの?
紫「と、ゆうことで…この学園のトップはる組だ〜!!!」
おおおおおおおおおお!!!!!!!
と歓声があがる。
黄「でも、やっぱり紫ーくん達とは仲良くしたいから、る組もな組もトップとゆうことで!!!」
その言葉にもまたより大きい歓声があがる。
何だよ。ハッピーエンドか。
桃「ごめんね、橙。痛かった?」
橙「全然痛くあらへんよ。むしろ桃ちゃんの愛が伝わった♡」
桃「もう!橙ったらぁ!♡」
なんかもうツッコむ気力もない…
紫「みんなでご飯行こー!!」
黄「いいですね!行きましょう!!」
赤「やった〜!!青ちゃん、ゴチになりまーす!!」
青「はあ?!なんでだよ!!」
まあ、こんなのも悪くないかな。
コメント
11件
連載ブクマ失礼します!
あ…遅刻コメですけど(?)終始にやけました……
尊いぃぃぃぃぃぃ!!!!!!! 死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!! 桃くん「おりゃ~」って!!!可愛いかよ!!!() 最高だったよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!✨