テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
茈赫 R有
赫)痛っ、
また指切れちゃった。
俺が料理下手くそだからいつも切っちゃう
痛いこと嫌いなのに
茈)…ダメな子。( 叩
赫)ぃやっ
… でも、茈の手のひらは嫌いじゃない。
茈)…ん。沢山ぶってごめんな?
〃)好きだよ
赫)ぅん俺も好き、!
茈)可愛いね。今日は一緒に寝んの?
赫)…!
茈から言ってくれるの、嬉しい。珍しい。
赫)寝る…!
茈の言う言葉は全部全部甘く聞こえる。
全部全部大好き。
茈) 赫ッ!(蹴
赫)ん、っ、!
〃)ごめ、なさ …
茈)… 。もういい。俺出かけて来るから
赫)やぁ、!待っていかないで…!
茈は全然わかってない。わかってないよ。
俺がどれだけ茈のことが好きなのか
なんで。なんで。茈の腕にしがみついた。
赫)ぃ、茈、… 。ずっと、茈の言うこと、だけ聞くから…、!おいてかないで
茈)なんで?
赫)なんでって …
茈が好きだからに決まってんじゃんなんで聞くの
茈)理由言えてないから不合格。夜帰ってくるから。お留守番しててね。
赫)嫌だまって
扉が閉まった。またやっちゃった。
全部俺が悪い。
俺はこんなに茈が好きなのに。
もっと、もっと、俺が可愛くならなきゃ。
茈に好きになってもらわなきゃ
茈)ただいま
赫)茈ッ!おかえり
茈)今日はお出迎えできたんだ?♡いい子、
赫)俺いい子?
茈)いい子にできたね。偉い
赫)え、じゃぁ今日は
茈)ご褒美あげる。今週1回目ね
週二でくれる茈のご褒美
痛いのなんてわからなくなるくらい気持ちいい。茈のご褒美。大好き。もう嫌んなったって離されないように。ずっといい子にしてる。茈だけの猫でいるから。
赫)ッぁ … ♡
茈の選ぶ言葉
茈)赫、気持ちい?
赫)ッん ぉ゛ … 、!
戸惑う指先
茈)ッは …
かっこいい茈の横顔。俺しか知らない。茈のこんな顔。大好き。俺にだけ向けてる顔。
ご褒美が終わって起きて、茈が横にいて。
俺は幸せだけど。茈は幸せなのかな。
今日は、優しく撫でてくれるのかな 。
茈)赫、( 殴
赫)んゃ…ッ
でも、でも、茈のソレが耐えられるの、俺だけだよ。絶対に。茈がこれから会う誰よりも俺が1番愛してるよ。好きだよ。
絶対に
茈)聞いてんの?( 髪掴
赫)ぃたぃ゛ッ
カラダが
赫)ッゃ、離れない、で 、
茈)お前が離れられないんだろ
赫)ッん、?
茈)俺から離れられないよな?
赫)うんッ。だって、好き… !
茈)ん、だよな。俺しか見えてないもんな
赫)茈しか見えてない…っ。見えてないよ…
〃)だから、ご褒美、くださ、いっ
茈)… ッ、お願い出来て良い子 … ♡
赫)…ぁッ、?!
茈)大人しくして。
赫)ん、ん、茈好き…、ッ
今日も。大人しく。茈の膝の上。好き。この茈の膝の上。大好き。
茈)いい子はなんて言うんだっけ。
赫)… にゃ ッ… ♡
コメント
1件
うわ、これ…めちゃくちゃ心臓にくる話だった。タイトル「♡」だけってのがもう、読む前からそわそわさせるね。 赫の「痛いの嫌い」から始まって、でも茈の掌は嫌いじゃないっていう切り替え、あそこがもう既に歪んでて美しかった。この二人の間にある「ご褒美=痛み」っていう交換コード、外から見たら完全にアブノーマルだけど、赫にとってはそれが愛の証で、しかも「俺だけが耐えられる」っていう唯一性に酔ってるのが痛いくらい伝わってきた。 「にゃ」って鳴かされるシーン、あれは読んでて息が止まったよ。支配の完了と、それを受け入れる赫の悦びが一瞬で凝縮されてた。構造としてすごく綺麗。 この世界がどういう成り立ちで、この二人がどこで出会って、どうしてここまで依存し合うに至ったのか、めちゃくちゃ気になる。設定言語や世界観の裏側がもっと見たい…続きが待ち遠しいです。